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小さな星と聖杯の秘密(0次魔法シリーズ②)  作者: sisousi.kenta


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魔法のない時代①

某年某月某日 

世界は絶望の時代だった。世界を席巻していた魔法使いはもういない。世界に100人に満たない実力の劣る魔法使いでは世界を守り切れない。魔族からも獣や魔物の特徴は失われ、人族との区別はなくなった。救いといえば魔物と獣、も精霊や妖精などほかの生き物も自然発生しなくなったことだろう。

2.5次魔法、いわゆる魔術はどこが2.5かはっきりするわけもなく、2よりであろうと3よりであろうと2.5次魔法とばれるが、2よりの2.5次魔法ではなく3よりの2.5次魔法ばかりになり下がったことがわかる。100年前「天使様、どうか大魔境を閉じて下さい。」一人の少女の願いにより、大魔境は閉じられた。より強いものが大魔境を超えてくれば、人族にはもう対抗できない。大昔に戻るだけといえるかもしれないが。魔法と幸福をしってしまっ人族には強い存在におびえ続ける生活に耐えられなかった。

上位世界からの魔力の流入がなくなり、魔法は失われる。1万人に1人といわれた魔法使いは今や数百万人に1人生まれるのみとなった、人口自体も減ったこともあり200年で魔法使いは1000人を切っている




「魔法使いという事を悟られてはいけない。」兄はわたしにそういう。

魔物との戦いに向かわされる。世界中で魔法を教えられるが、魔法使いは増えない。

200年前大魔境を閉じる様に願った少女の死因は自殺だった。

勝手な事をと、皆に責められる。なぜばれたのだろうか。あの時代そんな人はたくさんいただろう。


通常の世界であれば多少は耐えられる。森に入らない。森の木を伐りすぎない。そうすれば巨人と獣と魔物におそわれるリスクは減る。ドラゴンに生贄を捧げる。ドラゴンも残り10体をきっている。精霊や妖精の主にお供えをする。しかし地獄はそうはいかない。もともと人族が魔法を使い他の種族を追いやり、繁栄を極めた時代に人族から追われた者たちの国。本物の別世界ではないが魔力の高いものの作った疑似的な世界。

大魔境ではなく、人族の自業自得によりできた地であり、元の世界の一部でもあるため天使様は入り口を閉じなかった。1000年怒りをためた者たちの世界が口を開けている。

中でも人族と決して相いれなかった人食い鬼は今か今かと侵略の時を待っている。

魔法使いが残っているうちに人食い鬼や地獄の住人の数を大幅に減らすか地獄の口を閉じることができねば人類は滅びるのだ。

それを避けるために魔法使いは勝ち目のない戦いに向かわされる。兄はそれを心配している。

ここから本編です。順番変えようかな?

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