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7人の魔法使い

「あれ、君はクラスメイトの」

ハンナはクラスメイトのエリクに話しかける。道具屋の娘だけれど、店番に立つことはほとんどない。魔道具を作る家など、自分で店番につくまでもなく左うちわ、殿様商売。従業員が休んだら店を閉めても何の支障もない。本当にたまたま店に出た。特にうちは商売っ気がなく小さな店だ。私自身はまだ学生の身、学校を出て修行に出て、家を継いだり、その他自分に合う仕事を見つけなければならない。

私は探検家になりたかったけれど、危ないからと両親には反対されている。

学校では一応優等生で通っているので、売り物の魔道具を見て、まぁ勉強しているといえなくもない。ただ客なんてそうそう来ないし。元値のほとんどかからないような魔道具が安いもの1個でも売れれば一般的な家庭の月収程度の値で売れる。売れなくても国に卸す。魔法で何でも作れるため特に魔法使いにはお金は有名無実化している。魔法使いでないものにも物余り気味でなんでも安く手に入る。儲ける必要もない。そんな魔道具屋に誰がなりたいと思うのか。

「ハンナさん、ここハンナさん家のやってる店なんですね。」店番をしているとは思わなかったのだろう。少しだらだら仕事をしすぎたかもしれない。

きれいな顔をしていて、誰にでも物腰が柔らかく、笑顔を絶やさない。私と違って皆に好かれている。私は思ったことをすぐ口に出してしまうことろや、力づくで物事を解決しようとする所がありその力づくの力がクラスで一番強かったりとちょっと怖がられているので正直嫉妬してしまう。だから彼の生活態度や授業での無気力な態度が気にいらないと思っていたが最近は頑張り始めた、同じくクラスメイトのニアさんなど、彼に気があると思しき子によく授業の復習をしてもらっている。「そうよ、私がつくったのもあるから買っていきなよ」と詰め寄る。別にニアさんにやきもちを焼いているわけではない。エリクくんは皆に向けるような笑顔を私にも向ける。そして彼は

「太陽石を探しているんです。」といった。

私は大冒険の予感がしている。

後の錬金狂エリク、大魔道具師ハンナのであいであった


「これがいわゆる世界の暗闇を晴らした3人の魔法使い3大救世主いのうち二人の出会いの話。彼らは後に別世界からやってきた天使長カティアとともに魔法使いの気持ち一つで簡単にそうでない人が死んでいく世界を変えていく。」

この星には8人しか人間はいない。これは私たちの祖先や私たちが子供の頃に住んでいた世界の話。

2体の天使による世界滅亡の予言。本当に滅亡が確定しているなら天使は啓示を与えない。

皆それぞれの手で生き残りにかける。我々7人だけが別の世界に逃げ伸びたのだ。世界を超える一瞬だけ天使の姿をみたかもしれない。

けれど宇宙を渡る船はこの星についたのち星に飲まれた。7人以外すべての乗組員を載せたまま。

後の1人はこの星には元からいた者。少しの会話を聞くだけで我々の言葉を覚え、話しかけてくる。


「その話は欠かせないよね。人々の世界の英雄の話、それに、この星には人しかいないから、魔物や獣その他の生き物の話も残せたらいいと思う。」とリーナが私の話を聞き語り掛ける。

彼女は前の世界では教育者であり、私も僧侶というある種の教育者であるため歴史を残すことに特に乗り気であった。

この星がどうなるにしても僕たちは1000年先の未来のために残せるものは残していかなければならない。


いろいろがんばりましたが、同じスタイルに落ち着きました。約1000年後の世界です。

徐々に知ってる人が出なくなります。

魔法使い衰退の1000年。

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