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腕試し

ゴブリンと仲間になった次の日の朝。


リアドは初めて家族のいない朝を迎え、悲しい気持ちになった。

しかし、復讐のために力を手に入れると気持ちを切り替えすぐ近くにあった川で顔を洗う。


元の場所に戻るとゴブリンはまだ寝ていた。

「スイも起きろよ」

スイというのがこのゴブリンの名前だ。

昨晩のうちに名付けた。

「・・・おはようゴブ」

「おはよう。寝起きで悪いけどもう出発するからな」

「ゴブ! ところで今日はどこへ行くゴブ?」

「拠点を決めようと思ってな。どっか落ち着ける洞窟とか知らないか?」

スイは少し考えてからリアドの質問に答えた。

「知って・・・ないゴブ」

「その間は何だ?」

「そんな間あったゴブ? とりあえず知らないゴブ」

「そうか。じゃあとりあえず川の上流でも行こうか」

「ゴブ!」


そういってしばらく川沿いを歩いていると1匹のスライムが現れた。

「スラ―」

リアドはスイに声をかける。

「そういえばスイの実力を良く知らないからスライムと戦ってみてよ」

「ゴ、ゴブ!」

スイは棍棒を上段に構え、スライムに襲い掛かる。

しかし、攻撃するスピードが遅いためスライムにかわされてしまった。

「スライムに攻撃を与えることも難しいのか・・・」

「ゴブ・・・」


そういえば仲間になったらステータスを視れるようになるんだったよな。

視てみるか。


#######

種族:ゴブリン

レベル:2

スキル:

#######


うーん。比較対象が俺しかないから強いのかどうかわからないな。

ちなみに俺は...


#######

種族:人族

職業:テイマー

レベル:1

スキル:言語理解

仲間:ゴブリン×1

#######


言語理解は魔物や動物とも話すことができるというものだ。

レベルに関しては仲間にした数になっている。

スイと仲間になる前のレベルは0だったからな。

一般的にはレベルを上げることでスキルが強力になったり数が増えたりするそうだ。


「とりあえずスライムくらいは倒せるようになろうな。スイ」

「ゴブ!」

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