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初の仲間

ルセーリア王国を抜け出したリアドは、近くの森で身を隠していた。


俺が何をしたっていうんだ。ただ、職業が【テイマー】ってだけだろう!

それなのに父さんと母さんも殺されて...。

こんな国なら...。

こんな国なら...。

こんな国なら滅ぼした方がいい!

いままで職業を隠すために力を使ってこなかったけど、もうばれているなら関係ない。

【テイマー】の力を使いまくってやる!


すると近くの草むらからゴブリンが飛び出してきた。

「ゴブッ! お、お前・・・よ、弱そうだから食べてやるゴブ」


ちょうどいいな。あいつを仲間にできるかな。


「他のゴブリンはどうした? ゴブリンは群れで行動すると思うんだけど」

「そ、それは...。うわあーーーん!」

ゴブリンがいきなり泣き始めてしまった。

「おい、どうしたんだよ」

「僕が弱いから、みんな一緒に行動してくれなかったんだゴブ!」

ゴブリンは普通、群れで行動し集団を作って行動する。大きな群れになるとゴブリンリーダーなどの上位種族がいたりする。

「そうかそうか。それは悲しかったな。だったら一緒に旅でもするか?」

「ゴブ? 人間なのにいいのかゴブ?」

「ああ、いいんだよ。人間なんか嫌いだしな」

「そうなのか! じゃあ,ぜひお願いするゴブ!」


こうして最初の仲間ができたのだった。

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