夢オチ 〜まどろみに沈む思考〜
【IDECCHI51さん主催、冬ホラーフェスへの参加作品です。 PV999】
「我々は夢を見ているか、悪魔に騙されているのかもしれない」デカルト
§§§
真紅の赤が色の無い世界を満たして行く。
それは殺人鬼に無残にも殺害され亡骸だけが残る自分自身の姿だった。
大学に通う理系女子のマリは起床して悪夢から目覚めると、現実の平穏な日常を再確認する。
春は脳科学研究所のバイト。
夏は彼氏とのデート。
秋は気分が落ち込み憂鬱な生活。
冬は――――凄惨な事件。
就寝すれぱ悪夢を見て目覚めれば現実に戻る。
リアルな悪夢は次第にマリの現実に侵食し、見た物、手で触れた物が消え失せ、殺人鬼がつきまとい、存在がありえないクリーチャーが彼女の日常を支配する。
ついには宇宙や神を巻き込んだ悪夢にまで広がっていく。
「我々は夢を見ているか、悪魔に騙されているのかもしれない」デカルト
§§§
真紅の赤が色の無い世界を満たして行く。
それは殺人鬼に無残にも殺害され亡骸だけが残る自分自身の姿だった。
大学に通う理系女子のマリは起床して悪夢から目覚めると、現実の平穏な日常を再確認する。
春は脳科学研究所のバイト。
夏は彼氏とのデート。
秋は気分が落ち込み憂鬱な生活。
冬は――――凄惨な事件。
就寝すれぱ悪夢を見て目覚めれば現実に戻る。
リアルな悪夢は次第にマリの現実に侵食し、見た物、手で触れた物が消え失せ、殺人鬼がつきまとい、存在がありえないクリーチャーが彼女の日常を支配する。
ついには宇宙や神を巻き込んだ悪夢にまで広がっていく。
【四季】 「人間は完全に自由でない限り夜ごと夢を見続けるだろう」フランス人小説家ポール・ニザン
覚醒
2020/12/16 00:00
(改)
【春】 「人生はゆっくり好転し急速に悪くなる。はっきり見えるのは大惨事だけである」原子物理学者エドワード・テラー
春(1) 首切り
2020/12/17 21:00
(改)
春(2) 思考実験
2020/12/18 23:00
(改)
春(3) デート
2020/12/19 20:00
(改)
【夏】 「残忍な人間は皆、自分は正直者だという」 アメリカ人劇作家テネシー・ウィリアムズ
夏(1) 恋の魔法
2020/12/20 20:00
(改)
夏(2) Mary's Room
2020/12/22 21:29
(改)
夏(3) 道理の逆説
2020/12/25 23:00
(改)
夏(4) 殺人鬼
2020/12/26 20:00
(改)
【秋】 「怪物と戦う者は怪物にならぬよう心せよ。深淵を覗けば深淵も覗き返す」 哲学者フリードリヒ・ヴィルヘルム・ニーチェ
秋(1) 白昼夢
2020/12/27 20:00
(改)
秋(2) 水槽の脳
2020/12/29 20:00
(改)
秋(3) 生きるべきか死ぬべきか
2020/12/30 20:00
(改)
秋(4) ブラッディマリー
2020/12/31 20:00
(改)
秋(5) 新種の悪魔
2021/01/01 20:00
(改)
【冬】 「我々は夢を見ているか、悪魔に騙されているのかもしれない」哲学者ルネ・デカルト
冬(1) ニンゲン
2021/01/02 20:00
(改)
冬(2) ホログラフィック宇宙論
2021/01/03 20:00
(改)
冬(3) 人身御供
2021/01/04 20:00
冬(4) マウスの首
2021/01/05 20:00
(改)
【夢】 「人間五十年 化天(下天)のうちを比ぶれば 夢幻の如くなり」 織田信長
夢 まどろみ
2021/01/06 20:00