OAって知ってる?
※内容は興味ある方無い方、極端になると思います。
本日のエッセイはですね、現在も携わっていたり、現役だったりする方には分かる話で、興味のない方又は今まで全く接点がない方には響く事は無い……かもしれないお話になります。
いつもこの位の時期になると出てくっる話題なんですよ。
そう4年に一度開かれるオリンピックですね。
既にその予選が行われたりしていますが、次回のオリンピックはフランス・パリ大会ですね。
そして私が感じているモノというのが、本日の作品名になっているOAです。
このOAってなんぞや? と思いの方おられるでしょう。そして私のしてきた事などをご存じの方なら、ひょっとすると浮かんでくるかもしれません。
そう、OAとはオーバーエイジの略です。
簡単に説明すると、年齢制限がある競技で、その年齢制限を越えている者を起用する事ですね。オーバーエイジ枠との名称でも呼ばれたりします。枠とついているのでわかる通り、その年齢制限を超えているモノを起用できる人数にも制限が有るのですけど、以前から思ってたんですよね……オリンピックで必要なのかと……。
私は小さい頃からサッカーをしてきましたけど、小さい頃は今の様にプロサッカーリーグ(日本プロサッカーリーグ・Jリーグ)は存在していませんでした。
国内サッカーの最高峰は、当時JSLという名称で、日本サッカーリーグ。これはプロ選手が在籍(後に個人で契約する選手は出現するが)していない社会人(働きながらサッカーをしていた)の方々が所属していたリーグ戦です。
今では人気のアントラーズやレッズなど、元々は企業内のクラブチームで、その企業チームとして参加・所属していたのが日本サッカーリーグです。
当時の最高峰タイトルといえば、お正月に行われる天皇杯・日本選手権でした。
そして高校サッカーでは、これもお正月の風物詩となった全国高等学校サッカー選手権(国立競技場)ですよね。お正月に高校サッカーを見たことが有る方もいらっしゃると思います。
どちらもとても歴史のある大会なので、ご興味あればお調べになってみてください。
オリンピックの話に戻りますけど、オリンピックっていつからプロの選手たちの為の大会の様な体になったんですかね?
まぁ年齢制限もついているとはいえ、現状ではプロの選手が出ていますよね?
私達の年代ですと、野球もそうですけど、サッカーも元々はノンプロの社会人の方々や学生などが出ていたんですよね。つまりそこに年齢制限は無かったわけです。
U-23とか、U-19とか今では聞き慣れましたけど、Jリーグが始まると同時位に聞かれるようになって、今ではその戦力で戦うのが当たり前。
あ!! 誤解の無いように明記しておきますけど、サッカーに関してですがこの年齢制限の付いた方々の参加がどのようにしてなって行ったのかは理解しています。
知らないのに語っているわけではないんですよ。そこだけは誤解なさらないでくださいね。
何を語りたいのかというとここからですね。
一昔前は社会人や学生が主に出場していたので、そこに人数制限を掛けた『プロ』選手を加入するというのは納得できるかどうかは別にして、理解はある程度することが出来ます。しかも出ている方々は年齢制限がない訳ですし、若い選手や実績ある方が加入するとかいろいろと考えることが出来ますよね。
しかし今は出場する資格のある年齢が制限されている大会に、その『年齢以上の選手』を加入させる。しかもプロばかり……。
う~ん。これってメリットもあるしデメリットもありますよね。実績ある選手なら活躍も期待できるけど、いきなりチームになじむとは限らないですし……。
加入させることに否定はしませんけど、たださせる『必要』が有るのかな? とは思います。
同じく加入させるなら、同年代でプロにはなっていないけど実績のある選手を加入させるとかできないのかな? と……。例えばですけど大学生の選手とか、若いなら高校生とかでもいいかもしれませんよね。共に実力が有るのでしたら。
いや、世間の注目度が有って、実績が大事といわれるようになって久しいオリンピックという舞台ですから、難しいのは分かるんですよね。
ただどうもこのOA枠に関してはいまいち自分自身が納得できないというか……。
同じような感覚の方おられますかね?
そんな事をオリンピックの予選が始まり、本選が近づくと毎回思ってしまうんですよね。
因みにですけど、釜本氏などが銅メダルを獲得した当時は、もちろん年齢制限のない企業戦士たちが出場して獲得したものです。
競技人口が増えて、競技者の技術も、指導する側の技術も上がって、当時と同じ条件でないのは分かっているのですけど、何となくもやもやするんですよね。歳を重ねてしまったので仕方ないところなのかもしれません。
今回のお話しはOA枠に関してでした。
最後まで御付き合い頂きありがとうございました。
ではまた。
お読み頂いた皆様に感謝を!!