書くこと=ストレス発散、だったのに。
書くことがストレス発散だった。
小説を1日に7千字書いていたのだって、今こうやって身にもならないエッセイを書いているのだって、ストレス発散のためだ。
だけど、ここ何年か、ストレスは発散しきれずに、モヤモヤとしたものが溜まり続けている。
何年か前まで、ストレス発散方法は、他にもあった。
サッカー観戦、美術館に行く、空を見る。
本当は新しくライブに行く、というのも追加予定だった。
気が付けば、そのどれもやらなくなっていた。
やれなかった、というのはもちろんあった。
だけど、見上げればいい空ですら、ほとんど眺めなくなった。
眺める気がなくなった。
あのワクワクする感じを、この数年思い出せない。
他のストレス発散をやれなくなってから、バランスが崩れたのかもしれない。
特に、サッカー観戦の影響は強いかな、と思っている。
年に数回しか行かないけど、その数回が私自身のワクワクを湧き出させるには、大事な作業だったのだと思う。
因みに、サッカーを見るより、応援を楽しむのがメイン。
チャントを歌えなくなったのがここまで影響するとは思わなかった。
今年こそ行こうと思ったけど、行きたいカードの日にちが都合が悪かったので断念した。
……行かない理由ばかり思いつくのも、ある意味あの数年間の後遺症かも。
書いていてもワクワクしないから、書けないのかもしれない。