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『日本ならではの要素も入れた本格的なファンタジーの大作』って例えばこれじゃないの?

作者: 楽市

 あ、なろうとかWeb小説の話じゃないです。

 冒頭から『この話は脱線前提です宣言』申し訳ない。はんぺんです。


 さてTwitter創作界隈で話題になっている『例のコラム』を読みました。

 『本格ファンターが云々』、『ファンタジーの主軸がどうこう』言うとりましたな。


 それについて詳細は触れません。

 各自で確認していただければ幸いですわ。


 ただ、そこでちょっと気になったことがございましてですね?

 別の方のエッセイにもありましたけど、このコラム、ゲームを多分に引用しておりますな。エルデンリングだとか、そういったモノを割と引き合いに出しておられる。


 まぁ、エルデンリングについては別の方のエッセイで触れてたのでこっちでは割愛。

 つか私、アクション鬼門すぎてフロムゲーはいつも詰んで終わりっすわ……。


 で、とりあえずコラムの方に触れるとですね、

 まず『ファンタジーの主軸』なるものが取り上げられておりまして、


 それは何かというと、私個人の解釈となりますが、

 壮大なる世界観を有する、揺るぐことなきファンタジー世界の精髄。かなって。

 例のコラムが挙げていた作品を見ると、まぁ、そんな印象を受けます。


 『ゲーム・オブ・スローンズ』

 『ウィッチャー』

 『ロード・オブ・ザ・リング: 力の指輪』


 挙げられていたのはこれらなので、私の解釈は大きくは外れてないと思う。

 思うけどさー、


 『ゲーム・オブ・スローンズ』と『ロード・オブ・ザ・リング: 力の指輪』。


 ドラマと映画だが?

 何故、原作小説の『氷と炎の歌』と『指輪物語』の名前で言わんのだ?


 『ウィッチャー』も原作小説とドラマ・ゲームで題名違ってたらどうなってたか。

 まぁ、重箱の隅をつついてる自覚はありますけどね。


 そういえば『例のコラム』、ハリー・ポッターに触れてなかったね。

 あれはどういう扱いになるんだろうね。


 相当、本格的なファンタジーに思えるんですけどね、はんぺんからすると。

 最近レガシーも出たし、あれこそ今触れるべき大作ファンタジーな気ィすっけど。


 舞台が現代だからいかんのか?

 いや、ハリポタはバッチリファンタジーだと思うけど。どーなんだろーねー?


 さて本題。

 この『例のコラム』の後半を読むと感じられるのが、


 今の日本では『世界に通用するレベルの壮大なファンタジー』は生まれようがない。

 この『今の日本』ってのは『ライトノベル云々』と『web小説云々』辺り。


 それについては私はどうこうは言いませんよ。

 最初に書きましたけど、このエッセイは小説の外の話で『脱線前提』なのです。


 まぁ、コラムで例に挙げられていた『エルデンリング』、小説じゃないけどなッ!

 日本のライトノベルとWeb小説の話題でゲームを持ち出してくるのは何でだよ。


 コラムの中では『メディアミックスの原資となりうる作品が』とか言ってたけど、

 だったらゲームを持ち出すにしても、せめて原作があるゲームを持ってきなさいよ。


 って思うんだけど、私おかしいですかね?


 で、このコラムの中では後半から終わりにかけて、

 『日本ならではの要素も入れた本格的なファンタジーの大作』なるものについて書かれておりまして、これについての定義らしきものとしては、


・現代世界とは異なる世界で、壮大な広がりと奥行きを持つ。

・『我々が直面している多くの現実的な問題への比喩と、それらへの解』を持つ。

・『神様は喧嘩をしない』などの日本的な概念を巨大な世界の中で表現している。


 という感じでしょうか。大体のところとして。

 さて、そういった『日本ならではの要素も入れた本格的なファンタジーの大作』。



 つまり『ポケモン』じゃね?



 現代世界とは異なる、壮大な広がりと奥行き持つ世界が舞台ですね!

 独自の世界で、ポケモンとの共存という独自文化を持ち、独自の文字もあります!


 我々が直面している多くの現実的な問題への比喩がバッチリされてますね!

 ポケモンやってるとわかりますが、結構エグいぞ! 子供向けと侮ると火傷するぞ!


 例えば『八百万』とか『付喪神』みたいな和風概念もきっちり表現されてます!

 だってポケモンは1000種類オーバー、鍵もゴミもヘドロだっています!


 コラムで語られていた必須条件は満たされてると思うんですよねー。

 なお、どれだけ『ポケモン』が世界で通用しているかは、語るまでもありますまい。


 ま、ゲームですけどね。

 しかも初出も30年近く前ですし『今の作品』とは呼べないでしょうけどね。

 それでも『日本発の世界的なファンタジー作品』であることは確かではないかなと。


 別にいいじゃんね。

 小説界隈の話のはずなのにゲームを例に挙げてくるんだから。


 だったら異論を唱える際にゲームを持ち出しても構わんではないか。

 と、ゆーワケで益体もないエッセイでした。


 最初に断った通り、小説の話ではありませんでした。

 コラム読んで『ポケモンはちゃうんか?』って思ったから書いただけです! 以上!


 堂々完結!

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― 新着の感想 ―
[一言] ポケモン。ハリポタ。 共通点。 どちらも子ども向けに創作されたが、大人も楽しめるところ。 本格ファンタジーって、広範囲に受け入れられるってことかも。 ありえないものが、ありえると思えて、…
[一言] 目から鱗なんてものじゃなかった… ポケモン…お前確かにファンタジーだな…今まで気づかなくてごめんな…
[一言] 『日本ならではの要素も入れた本格的なファンタジーの大作』の“日本ならでは”が何かによりますが(本文中の判断としては『八百万』、つまりは多種多様な一群ですが)、日本人的な描き方、感性と言う面で…
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