18話 炸裂
俺のスペックをなめるなよ!俺はあの女みたいに特殊能力は使えねえが、戦闘力は白の5倍はある。誰も俺には勝てない・・・そう、勝てないんだよ!あっはははははははっ!!
黒「さあ、続きを始めようか。」
俺もこのミッションに早く慣れねえとな。そして、恨みの数だけ人を殺す。俺はそう決めたんだ。
(・・・)
【かしこまりました。それでは次のステージに移ります。難易度は、EASYです】
黒「思ったんだが、何を基準に難易度って選ばれるんだ?」
殺戮ちゃん「んー♡主に、死ぬときの苦しさとかそれまでの過程かな♡あとは、私の気分とかさじ加減とか♡」
黒「真面目にやれや。」
殺戮ちゃん「私は、1割型真面目だからいいの!!♡」
(こいつの人生が知りたくなった瞬間であった。)
【今回のミッションは爆死です】
黒「あっはははははははっ!!俺にぴったりじゃねえか!!」
(今回も、嫌な予感しかしないんだが・・・)
【フィールドを生成し、転送を開始します】
黒「あっはははははははっ!!」
ここは・・・どこかのテントか?そして、上はタンクトップを着て下は迷彩柄のズボンを履いている。今のうちに時計を見とくか。
黒「制限時間は20時間。24歳軍人。日本からやってきて、英語を熟知している。テロ撲滅を心から願う青年である。なるほど、俺はテロ撲滅以前にどちらか言えば、人間撲滅なんだよ。」
隊長「setーーーー!!」
set?あー、集合ってことか。って俺、なんでわかったんだ?これが白の言っていた、"この世界の俺"ってやつか。取り敢えず、集まれとのことだ。集まるか。
隊長「Take care!!」
俺は周りと合わせて礼をする。こいつら、殺してやろうか?
(やめとけ黒。こいつらのがたい見てわからないのか?)
何がだよ?
(いくらお前でも、勝てる相手じゃない。それに、俺が言えたことじゃないが、もっと命を大切にだな・・・)
ここは戦場だ。そうこう言ってられねえだろ。
(・・・)
隊長「We will arrive at the operation from now. This operation is the recapture of the city. First, group A is a charge unit! ! B group is ...」
英語のオンパレードかよ・・・俺の翻訳曰く、今回の作戦の通達をしているらしい。その作戦の最大の目標とやらは、街の奪還。そして、俺はAグループで突撃部隊とのことだ。まてよ、この作戦簡単に人が殺せる・・・!あっははははははは!!
(もう今回は殺すのは好きにしろ。だが、今回のミッションは爆死だからな!これだけは忘れるな!俺の命がかかってるんだからな!!)
わかってるって!!そのための、ある秘策がある。俺の本気、見せてやるぜ・・・
ここが目的地か・・・街が食い尽くされてやがる。ここが戦場となるわけだが、俺の装備は、厚着の上にアサルトライフルやら手榴弾を腰につけている。防御には達しず、素早い動きに特化したスタイルである。
隊員A「leader!!」
リーダー?俺のことか?俺はこの部隊を仕切るリーダーってわけか。
隊員A「Instructions!!」
黒「ああ、お前たちは帰っていいよ。」
隊員A「Huh!?」
黒「お前たちにも家族がいる。相手は10人ほど。勝てる見込みがあるかと言われたら、絶対とは答えれない。だが俺一人なら、動きやすい。犠牲は最小に減らしたい。だから帰るんだ。それと、向かい入らない。俺はここで朽ち果てるのさ・・・」
まあ、カッコつけてるが、人を殺したい欲求が治らなさすぎて、一人で全員を仕留めたいってだけなんだがな。
隊員A「Well, but ...」
黒「それとも俺のストレス発散のために今から死ぬか!?あぁ!?」
隊員A「will go back!!Everyone, withdrawal!!」
翻訳ができる奴がいてよかったー。トラックとともに、俺以外の隊員は撤退していった。敵のアジトはわかっている。そこを狙えば、俺の勝ちだ。人間は9割以上がクズだが、今回の奴らはクズオブクズだ。だから、死んで当然の人間を今から殺すんだ・・・!!
黒「血祭りの始まりだ・・・」
バコーンッ
バコーンッ
バコーンッ
黒「あっははははははは!!死ね!!死ね!!死ねーーー!!」
敵A「What!?」
アジトの穴という穴に手榴弾を投げ込む。これで、鈍い4人は死んだ。
そして俺は、建物の壁に隠れ、敵が出てくるのを待つ。
敵B「Where is the enemy!?」
黒「ここだぜ。」
敵B「・・・っ!?」
バババババンッ
5人目撃破。
敵B「Ory!!」
バババババンッ
6人目。後ろから狙ったって無理だっつーの!
バンッ
スナイパーか。だが、そんな弾俺のスペックの前じゃ、無に等しい。
黒「消えな・・・」
バババババンッ
7人目っと。楽勝だぜ。この調子でいけば・・・!!
敵C「It is up to there!!」
ガチャッ
ガチャッ
ガチャッ
黒「・・・っ!?」
囲まれたか・・・3つの銃が俺を囲う。だが、こんなところでは終わらない。これで俺もお前らも最後だ!!
黒「あっはははははははっ!!ぶぁーか!!」
俺は厚着していた服を全て脱ぎ・・・
敵C「・・・っ!?」
黒「この手榴弾の数が見えるか!?お前らは今から死ぬんだよ!」
俺の服の下には、大量の手榴弾が巻かれていた。
黒「死になクズども!!」
カチッ
バコーーーンッ
俺はそいつらを巻き添いにし、ミッションを達成した。ついでに作戦もな。
【ミッションクリア。クリアタイム16:47。これより転送を開始します】
【爆死:爆弾などの爆発物の爆発によって死ぬこと。特に爆発物特有の爆圧や熱による爆傷で死ぬこと(第一次爆傷)。破片による裂傷などで死に至ることも多い(第二次爆傷)】
(おい!)
黒「うるせえなあ、疲れてるから大声出すなよ。」
(今回のミッションは爆死!難易度は、EASY!そして、用意されていた爆弾!この意味がわからんわけではないだろ!!)
黒「ようするに、すぐ死ねただろってことがいいたいんだろ?だが、すぐに死んだら、人を殺さなかったストレスで死にそうだぜ・・・」
(ふざけんな!それに、防弾チョッキを着ずに、突撃する馬鹿がいたとは!!下手すりゃ、死んでたんだぞ!!)
黒「はいはい・・・」
殺戮ちゃん「あのー、お取り込み中申し訳ないのですが、次はEXTRAでございます♡で、黒くんEXTRAもやるの?♡」
黒「もちろんだ!最高のECSTASYを俺に!!あっはははははははは!!」
待ってろよ、EXTRA!俺に突破できないミッションはないということを証明してやるよ!!
どうも、今からあなたは死んでくださいの作者ゆいたんです!今回の黒くんは、悪を倒したって感じがあって少しかっこよかったですね!ちなみに、戦闘力は、作中で2番目に強いキャラです!これまたちなみにですけど、1番は殺戮ちゃんです!彼女には勝てないですからねwそれでは、ぐっぱい!!