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14話 痛覚

うおーー!俺をなめるなよ!毒殺銃殺刺殺撲殺なんでもこいだ!なに?今回のミッションはあれだと・・・俺の予想の斜め上をいったが、どんなミッションもこなしてみせるぜ!‬

【それでは次のステージに移ります。難易度は、NORMALです】

 白「おう!」

【今回のミッションは呪死です】

 白「かかってこいやーーー!!」

 殺戮ちゃん「あんた、呪死の意味わかってる?♡」

 白「わからん!漢字でなんとかやってやるぜ!」

 殺戮ちゃん「気持ち悪いほど暑苦しいわね・・・どこぞの熱血教師かしら♡」

【フィールドを生成し、転送を開始します】

 白「うおーーー!!」


 ふっはははははは!!覚醒した俺の力を見よ!制限時間は10時間だ?余裕すぎて、反吐がでるぜ!おっと、誤解されちゃ困るが今の俺は黒ではない・・・そう、覚醒白だ!!・・・悪ノリはここまでにして、やるか・・・あーあ、また、黒歴史ができちまったぜ・・・呪死・・・パッと思いつくのは、藁人形。まずは、それを作るための材料集めだ。とりあえず、ホームセンターに行きますかね・・・


 輪ゴム、藁、釘、ハンマー・・・一式買ったはいいが、作りたくねえな・・・おっと、覚醒白はこんなところでつまづかねえんだよな。

 白「うおーーー!根性だ!根性!」


 者の数時間で白くんは藁人形を完成させました。完成したはいいがこういうのって髪の毛入れるんだよな?


 ブチッ


 ブチッ


 ブチッ


 白「痛い痛い痛い!!」

 髪の毛を3本抜いて、藁人形に入れる。まずは、家の柱にくっつけるところからだが・・・物は試しだ。痛みを感じるかどうかってのも兼ねて、心臓に刺すか。持っていた釘を心臓部分にハンマーで叩いた。


 カンッカンッカンッ


 白「やっぱり、失敗か?」

 流石に非科学的な方法で死ねるわけが・・・


 ドクンッ


 白「あっ・・・!!」

 心臓が圧迫されていくこの感覚・・・成功だ・・・そして、藁人形は壁に釘を刺され、くっついた。

 白「次はどこ刺すか・・・流石に手を刺したら、釘が打てなくなるから片足だ。」


 カンッカンッカンッ


 ブチッ


 白「うはっ・・・!!」

 筋肉の筋が切れる音がした。俺は片足立ちでトドメに顔の部分を藁人形に釘を打ち込んだ。


 カンッカンッカンッ


 白「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 頭痛、めまい、五感の消失を感じ取れた。


【ミッションクリア。クリアタイム08:24。これより転送を開始します】


【呪殺:相手に呪いを掛け、その効果によって殺す、死に至る呪いを掛ける】

 白「まあ、俺の場合自分を殺してるだけなんだがな。」

 殺戮ちゃん「確かにそうね♡」

 白「世の中には非科学的なことも存在するんだな。」

 殺戮ちゃん「今更かしら?♡ここに、魔法少女がいるのに♡」

 魔法少女?

 白「誰のことだ?」

 殺戮ちゃん「私よ!♡私!!♡」

 白「ふーん。魔法少女だったんだな。」

 殺戮ちゃん「反応薄っす♡ていうか、言ってなかったかしら?♡」

 白「言ってねえよ。じゃあ、魔法も使えるのか?」

 殺戮ちゃん「もちろん!♡」

 そういうと、いつのまにか俺の目の前にはケーキが置いてあった。

 白「まじで使えるのかよ・・・」

 殺戮「そう言ってるじゃない♡」

 白「てか、魔法少女なのに殺戮ちゃんって名前だろ?魔法少女は世界を救うのが世の偏見ってやつなんじゃないのか?」

 殺戮ちゃん「そんなことないわよ♡最近では、敵キャラの魔法少女だっているんだから♡まあ、私は敵かどうかはご想像におまかせしますが♡」

 白「いや、敵だろ・・・」

 このデスゲームを作り出したのもこいつ・・・この空間を作ったのもこいつ・・・なおかつ、魔法まで使える・・・本当にこいつは何者なんだ?

どうも、今からあなたは死んでくださいの作者ゆいたんです!白くんの最初のテンションにびっくりした人もいるんじゃないのでしょうか?wきっと、前回のことから何かをつかんだのでしょうね。まあ、次回以降は、普通のテンションに戻ると思うのでご安心をww

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