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この星が一つとは限らない!

作者: 七瀬



僕の住んでいる星は、 『ビビタル星』だ!

小さな星でね、、、!


僕はこの星の王子さまなんだよ! 

本当に小さな星だから、、、!


自家用ジェット機があれば、1日で一周出来るんだ、、、!



でも、、、?

僕はこの星の王子さまに本当に相応しいのかな、、、?


その事を僕のお父様に言うと、、、?


『マルゼン! お前は確かに、この星の王子さまには相応しくない!

お前は、優し過ぎるのじゃ~それにいずれは、、、ワシの後を継がな

くてはいけない! 分かるな! この星の王様にいつか、お前がなら

なくてはいけないのだ! 全てはお前にかかってくる! その自覚を

お前は持たなくてはいけない! だから、マルゼンよ! お前は明日から

【バチット星】に行って勉強してくるがいい! バチット星のライ王には

ワシから言っておく! いいな! マルゼン!』

『はい! お父様分かりました!』

『よし! お前が帰って来たときには、一人前の王子さまになって

いるだろう~楽しみに待っているぞ!』

『はい!』



僕はこうして、【バチット星】に行く事になった、、、!


バチット星に着くと、、、?

ライ王が僕を出迎えてくれた!


そして、、、ライ王の横には僕と同じぐらいの歳の女の子がいた!


『遠いところから、わざわざ来てくれてありがとう! お前の父親とは

昔からの付き合いでな~! ここには好きなだけいなさい! お前を

歓迎するぞ! マルゼン! そして、ワタシの横にいるこの子がワタシの

娘のリラーナーだよ! 何かあればリラーナーに何でも言いなさい!』

『よろしくね! マルゼン!』

『こちらこそよろしく! リラーナー!』




この日から、僕とリラーナーは毎日一緒にいるようになった、、、!


『ねえ? リラーナー! 君もいつかこの星の女王さまになるんだよね?

何か努力している事はあるの、、、?』

『・・・・・・うーん、特別なにかしている事はないわ!』

『そうなんだ~! 僕は僕の星の王子さまとして相応しくないと思っててね!

その事を、僕のお父様に話したら、、、? ここに来れば、僕が何か変われる

と思っているんだ! いずれは僕があの星の王様にと、、、!』

『あら? マルゼンは大変ね! 私は自由にさせてもらっているわよ! 私の

お父様は、私に何も言わないから! それよりお母様の方が怖いわね!』

『・・・・・・僕は僕が産まれた時に、お母様が亡くなっているから、、、?

母親の温もりをしらないんだ! でも、僕の母親代わりのリスは、とっても

僕に優しいよ~!』

『そうなの? ごめんねマルゼン! 貴方のお母様の事知らなくて! でも

貴方の母親代わりのリスは、貴方の事を本当の息子のように想っているのね!』

『あぁ! 僕もリスを本当の母親だと想っているよ!』

『なんて! 素敵な話なの? 貴方は既にたくさんの人達に愛されているわ!』

『リラーナー! ありがとう! 君はとってもステキな女性だね!』

『・・・・・・そんな風に言われたら? 恥ずかしいわ~!』

『照れた顔も可愛いよ~!』

『もぉ~マルゼンたら!』



リラーナーと一緒にいると時間を忘れてしまう、、、!

僕にとって、リラーナーが少しずつ特別な人に変わっていく、、、!




その頃、、、?

ライ王が、リラーナーに相応しい殿方を探していた!

そして、ライ王が娘であるリラーナーにこう言った、、、!


『リラーナーよ! もうそろそろお前を嫁に出そうと思う! 相手も

決まっている! ジュベンサーだ! アイツならいずれはこの星の王様に

相応しい! 明日にでもジュベンサーと【お見合い】をしろ!』

『・・・・・・そ.そんな、私はマルゼンの事が、、、!?』

『お前の言う事も分かるが、あの子はいずれ自分の星に帰るのだ! そして

自分の星の王様になるだろう! でも、この星の王様は誰がなる、、、?

分かってくれ! リラーナー!』

『・・・・・・お父様、』




その事を、直ぐにマルゼンにリラーナーは話した、、、!


『マルゼン! 私、お見合いさせられそうなの、、、?』

『それって? どういう事なの、、、?』

『お父様がいずれは、この星の王様に私の【結婚相手】を考えているのよ、、、!』

『・・・・・・でも、僕はリラーナーを、、、!!!』

『分かってる! でもいずれは貴方は自分の星の王様になるからって! お父様が』

『・・・・・・ねえ? リラーナー! 僕と別の星に行かないかい?』

『えぇ!?』

『僕はもう、王様になんかならなくていい! 君といつまでも一緒に居たいんだ!』

『・・・・・・マルゼン! 分かった! そうしましょ!』

『じゃ~今夜の11時にここで待ってるよ!』

『・・・・・・ううん!』




そして、夜11時にマルゼンとリラーナーは、マルゼンの自家用ジェット機で

別の星に向かった、、、!


『・・・・・・本当にこれで良かったのかな、、、?』

『今更なによ! マルゼン、ビビってるの、、、?』

『僕が、、、!? そんな訳ないだろう! 僕はどんな事があっても

リラーナーとこうなった事を後悔しないよ!』

『私もよ! マルゼン!』





そして二人が着いた星は、、、?

荒れ果てた、何もない星だった、、、!


『二人で一からはじめましょう! 二人でなら大丈夫よ!』

『そうだね! リラーナー! 君となら何処でだってやって行けるよ!』

『ううん!』




その頃、、、?

マルゼンのお父様とリラーナーのお父様(ライ王)が二人を心配していました!


『マルジェラ-よ! そっちにマルゼンとリラーナーは行ってないか?』

『どうした? ライ王! 何か二人にあったのか、、、?』

『我が娘を、別の男とお見合いさせようとしたら、、、? 二人とも何処かに

行ってしまった!』

『・・・・・・ライ王! 二人はまだ若いが自分の考えをちゃんと持っておる!

今はただただ二人を見守ろう! それとワシは息子を王様にするのをやめる!』

『・・・どうしてだ!? そしたら? お前の星の跡取りはいなくなるんだぞ!』

『仕方あるまい! それも【運命】なのだ!』

『・・・・・・運命?』

『ライ王よ! お前も運命に従うんだ、、、!』

『あぁ、そうだな! そうするしかない!』

『あぁ、そうだ!』




マルゼンとリラーナーは、この荒れ果てた星を9年と言う歳月をかけて

よみがえらせる事に成功しました!


そうすると、、、?

少しずつ、この星の事を知った者たちがこの星に集まり住み始めました!


二人は、この星の王様と女王様になりました、、、!


みんなは二人を慕い、この星の住民はどんどん増えていっています!


二人が決めたこの星の名前は 『Happy星』今ではみんなが幸せに暮らしています。


『リラーナー! これからもずっと僕の傍に居ておくれ!』

『私もずっと、マルゼンの傍にいたい!』

『うん。』





その頃、、、?

マルゼンの父親、リラーナーの父親は、跡取りの為に養子を取りました!


マルジェラーは、オオイと言う少年!

ライ王は、ゴローナーと言う少年です!


彼らは、王子さまになれるように、日々勉強中なのです。





最後までお読みいただきありがとうございます。

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