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(番外編)プラチナガール登場
門の前に、1人のプラチナブロンドの少女が立っていた。少女は私に気づくと、こちらに向かって歩いてきた。
「へぇーあなた新入生ねー…うふふ、か・わ・い・い♡」少女は言った。
「えっ、わ、私がかわいい!?そんなバ7?」
「とーーってもかわいいよ!」少女は顔の前で両手を組んで言った。「ところで、わたしの妹知らない?」
「えっ、わ、私に聞かれても……その妹ってどんな子なの?」
「すっごくかわいい子だよっ!」
どうやら彼女は誰に対しても「かわいい」と言うようだ。
「見つけたらわたしに言ってね~5年生のクラスにいるから!じゃあまた会おうね~!」
そう言って少女は門の中へと入っていった。一体あの子は…とりあえず私も行こう。