カッツェルト
今回めっちゃ短いです、ハイ。
「すまない、自己紹介が遅れたな。私はエンフィリア王国陸軍第18地方防衛隊のガリア・エイラードだ」
馬車の中。
騎兵隊……もといガリア達に街まで案内されることになった俺たちは、物資運搬用の物を無理やり客車に仕立てた馬車に乗っていた。
……口には出さないけど、乗り心地はお世辞にも良いとは言えず、サスペンションも無いから振動がダイレクトに響いて、痛い。
「俺はトーヤだ。今は旅をしてる」
「トーヤの恋び……今はパートナーのリナです」
お互いに自己紹介を済ます。リナに関しては今は無視だ。
「早速なんだが……トーヤ殿はどうやってドラゴンを倒したんだ?言っては何だが、ドラゴンであのサイズともなると、一国が本気で相手しなきゃそうそう倒せるもんじゃ無いぞ」
俺たちも覚悟決めて来たからな。と付け足すガリア。
……本当に早速核心に触れてきたな。
もちろん、現代兵器の事を全部話すつもりは無い。
だが、隠すつもりも無い。現代兵器の力は存分に見せつけるつもりだ。
「俺の能力は特殊でな。ドラゴンの攻撃範囲外から攻撃し続けただけだよ」
「ふむ……トーヤ殿の能力が遠距離攻撃ならば、ドラゴンのスピードから逃げ続けたのはあの車輪のついた箱のようなものか」
そのハンヴィーも俺の能力なんだがな。と、心の中で注釈を入れておく。
その後は特に重要な話はせずに、他愛も無い話をしてる内に、どうやら時間は過ぎたようだ。
「さぁ到着だ。改めて歓迎しよう!ようこそカッツェルトへ」
そう言って開かれた巨大な扉の先には、活気にあふれた中世ヨーロッパの街並みが広がっていた。
名前は英語風、地名はドイツ風にして行こうと思います。
ちなみに、この街の名前の初期案は、王国東方総監自治区第18都市とかいう面倒くさそうな名前でした……こっちの方が良いって人はいるのだろうか。




