2話
「まだ、学校ないにはミノタウルスしか入り込んでないみたいだな」
「あのゾンビみたいなやつらも入ってきたらパニックになってる。」
「あの人達はなんであんな風になっちゃったの?」
「多分漫画やアニメと同じならモンスターに襲われた人達はなんらかのウイルスであんな風になったんじゃないか・・・」
「ありえるかもな」
でも、わからないことが多いから決めつけるのはやめておこう。
「よし、あと1階下に降りれば職員室だ。」
「1階にはさっきのバケモノがいるんじゃないの?」
「そうだなここからは慎重に行こう。もしかしたら職員室に人が残ってるかもしれないし人がいたら助けていこう!」
「ああそうだな!」
「ええ」
俺たちは周りを確認しながら職員室に向かった。
幸い職員室に辿り着くまでにモンスターとは鉢合わせにならずに着くことができた。
「よし、入ろう!」
ドアに手おかけ開けようと試みるが鍵がかかっていて開かない。
「おい嘘だろ・・・」
「おい!中にいるんだろ開けてくれ!」
「お願い!開けて‼︎」
「剣奴達か⁉︎生きてたんだな!」
「修也!頼む開けてくれ!」
「ああ!今開ける‼︎」
ドアが開き中には数名の生徒がいた。
「なぁこれどうなってんだ!」
「わからない・・・空にできた黒い穴からモンスターが降り注いでいる。」
「なんだよそれ・・・」
「俺たちはここから逃げる!」
「逃げるってどうやって⁉︎」
「先生の車を借りてここから離れる!」
「マジかお前ら・・・」
「一緒に来るか?」
「嫌よ!外に出たくない‼︎」
「すまない剣奴俺はここに残る。見捨てていけない・・・」
「中にはミノタウルスもいるしもしかしたら外にいる奴らも入ってくるかもしれない‼︎」
「ああ、わかってる・・・いざって時は俺たちもここから逃げる!」
「わかった・・俺達は先に行かせてもらうよ」
「おう!また何処かで会おうぜ」
「ああ、約束だからな」
「剣奴準備できたよ!」
真斗と咲が鍵を見つけたらしく近くに来た。
「剣奴これ武器に使えるから持っていこう‼︎」
「居合刀か‼︎」
「私はいらない・・・」
「じゃあ修也これいざって時に使ってくれ」
「サンキュー!気をつけて行けよ」
「ああ‼︎」
俺達は職員室を後にして、裏の駐車場を目指した。
「待って!足音がする・・・」
「そこの教室に入ろう!」
俺達は教室に入り足音の主が通り過ぎるのを待った。しかし、そいつは教室の前で足を止め中を覗こうとしていた。
(おいおい嘘だろ・・・)
(早く行って・・・)
(やばいくしゃみでそう)
(はぁ⁉︎我慢しろ馬鹿!)
「・・・・クシュン‼︎」
「オーーーーーーー‼︎」
足音の主が気づき扉に突進している。
「真斗の馬鹿!」
「アホ!」
「仕方ないだろ!」
「とりあえず逃げるぞ!咲は俺と真斗の後についてきて‼︎」
俺達はそいつが突進している扉と逆の扉を蹴り破り廊下に出た。
「二人とも駐車場に向かって走れ!」
扉に突進していたやつはさっきのミノタウルスだった。
奴は俺たちに気づくとこちらに体を向き直し突進しようとしてくる。
「走れ!!」
俺たちは全力で走った。
「そこの角を右に曲がって窓から出れば駐車場だ!」
「足が・・・」
「もう少しだ頑張れ!」
振り返ると奴がすぐそこまで来ていた。
「うわーーーーーーー!」
「まにあえーーーーーーー!」
「いやーーーーー‼︎」
俺たちはまたギリギリでミノタウルスの攻撃をかわした。
ミノタウルスは壁に突っ込み頭を強打していた。
「今のうちに車を!」
「ああ!」
俺たちは窓から外に出て車まで向かった。