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いつかお姫様と  作者: 清水 秋葉
2/10

監禁

-せまい-


僕は女を監禁した。

僕の家ではなく、女の家に監禁した。

はたしてこれは監禁なのだろうか、と思ったが

別にいいのだ。僕が監禁と思ったのだから監禁だ。

僕が女を監禁した経緯は単純だ。

女が僕を家に呼んだのだ。連行したのだ。手をつかんで、家に連れて行かれた。

僕はとても興奮した。女の子に手を握られることに興奮したのではない。

頑なに無視をし続けた僕に、女は何をするのだろうかと

予想のできない展開に興奮したのだ。

今までの大学生活では味わえなかった興奮だ。

だから僕は女に恋をした。

だから僕は女を監禁したのだ。

女は自分の家に着くなりこう言った。

「私の家で、ご飯を食べて行って」と

僕は理解できなかった。

この女は何を企んでいるのか、わからなかった。

しかし、興奮が、好奇心が僕を狂わせた。

僕は女の作った料理を、拝むことになったのだ。

女の料理は美味しかった。普通な美味しさではない、どこか懐かしい味だ。

それは、おふくろの味と言われるのだろうか

とても、心が落ち着く味だった。

僕がすべてと思っていた頃に食べていた味だ。

涙がこぼれる

この優しさに、僕は涙が止まらない。

一生、この感覚を味わっていたい

この食事を毎日味わいたいと感じた。


だから僕は監禁したのだ。

僕は女に恋をした。僕はこの女の料理に恋をしたのだ。

女はどうでもよかった、料理さえあれば。

しかし、女がいなければ料理が出来ない。だから、女にも恋をすることにした。


女は無言だ。

勿論、暴力などは振るっていない。

無論、縛ってもいない。

監禁と言えるかどうかわからない、というのは

同棲を申し込んだからだ。

女の部屋に僕が住み、女を僕から逃がさない。逃がさせない。

そう考え、同棲という言葉で監禁した。

いや、まだ返事がないから監禁予定である。

しかし確実に出来るだろう。確信している。

僕はするといったことは必ずするのだ。

どんな手を使ってでもだ。


しばらくすると女は口を開いた。

女は勿論、拒否をする。想定内だと格好つけるまでもない。当たり前のことだ。

しかし、女は続ける。

条件がある、というのだ。

いいだろう。条件なんて適当に頷いておけばよいのだ。

本当にかなえる必要などない。だが、条件は簡単なものだった。

僕の家でならば良い、とのことだ。

何故だろう。なぜ僕の家なのか

急に気持ちが悪くなった。

なんなのだ、この女は

どんな考え方をすればそうなるのだ

人格が破たんした、狂った人間なのではないか

そう考え始めたら止まらない。怖い、恐ろしい、気味が悪い。

だから僕は逃げたのだ。

僕は逃げることしか出来なかった。

逃げることが最善だとしか思えなかった。


次の日、僕は監禁された。

ごめんなさい

殴り書きなので、意味が分からないところがあるかも知れません。

思いつきでしか書いてないので、今後どうするとかは考えていません

ごめんなさい

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