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飛べない魔女と、可愛くない執事くん  作者: ユユ
時給七百円には見合わない仕事
15/44

14話


――セルビア・ノヴィ=サド 依頼人宅




「何かあったんだろうか」


 英次は眉間にしわを寄せて呟くと、電話をダイニングテーブルの上に置いた。

 悲鳴が聞こえた少しあと、彼はリンに「通信を終了する」と言われて電話を切った。

 その後、いくらかけ直しても相手が出ることはない。あの緊迫した様子から、何か非常事態が起きたのだと分かる。電話に出ていられないほどの悪い事態が……。

 やきもきしていた彼だったが、ふと閃いた。


「そうか、ハルの仕業か」


 屋敷は今日も変わらないな。と笑みをこぼして、英次は出された茶をすすった。



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