300『初詣』
掲載日:2014/12/31
「すみません」
雪の降るクリスマスに告白して、玉砕してからちょうど一週間。
わざわざ、先輩にお願いして仕事を変わってもらったのに、こんな結果になってしまった。
彼女とはよく、二人で昼ごはんや夜ご飯を食べていた。
なんだかんだでうまくいくんじゃないかとか甘いことを考えていた。
その後はどこかギクシャクしてしまい後日の忘年会でも、彼女とは話せないまま時間が過ぎてしまった。
今日は会社の同期のみんなで初詣。彼女ももちろん来る。
年明けになって仕事が始まればまた彼女と会うことになるのだし、振られたからといっていつまでもメソメソするわけにもいかない。
みんなの待つ駅についたらなんて言おうか。




