表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
9/9

4月30日放送分です!

み『クリームがはみ出ているシュークリームってありますよね』

ゆ「うん、凄い美味しいよね」

み『あれって、どうしてクリームがはみ出ているのですか?』


ゆ「そりゃサービス精神だよ。お客さんに美味しいシュークリームを食べさせたいってね」

み『食べづらくありませんか?』


ゆ「たっ、食べづらくはあるけど、美味しいしなぁ……」

み『ゆのみ、思いませんか』


ゆ「なっ、なにを?」

み『どうして生地をデカくしないのかと』


ゆ「そっ――、それだ!」


オープニング


み『いいですか、そもそもクリームをはみ出すぐらいサービス精神があるならば、生地を大きくするというサービス精神はないのですか?』

ゆ「よっ、待ってました!」

み『私は思います! 彼らは履き違えたサービスをしていると!』


ゆ「そうだ、もっとサービスしろ!」

み『はみ出したクリーム……? 食べにくいじゃありませんか。ほっぺたにクリームついたら恥ずかしいじゃないですか!』


ゆ「異議あり!」

み『なっ、なんですか』


ゆ「ほっぺたについたクリーム、それは乙女の可愛らしいチャームポイント。つまりマイナスポイントにはならないよ!」

み『異議あり! それはドジっ子乙女というジャンルのみに通じるスキルです。普通の女性にとっては、アホ面の他ならない!』


ゆ「なっ……」

み『そのうえクリームを拭う紙を持っていないときは悲惨なことになります!舌を伸ばして拭うしかないのですから!』


ゆ「はっ、はっ、はぁぁ」

み『つまり、はみ出したクリームはサービスどころか、迷惑なのです!』


ゆ「うぎゃあああああ!」

み『そこで私は提案します。サービス精神豊富ならば、生地を大きくするべきだと』


ゆ「お代官様~」

み『いいや、もっとクリーム事故を防ぐために、ここはシュークリームの形から見直すのです』


ゆ「かたち?」

み『まあるい形はもう古い。いっそスティックタイプにするべきだ! そうすれば食べやすくなり、クリーム事故を完全に無くすことが可能です!』


ゆ「もっ、もはやシュークリームじゃない!」

み『そうシュークリームはもう古い、ここに革命を起こします!』


ゆ「なっ、なにィィィ!」

み『明日に続きます!』


ゆ「もう疲れたんだね」

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ