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君の幸せ≠俺の幸せ

作者: 詩音

「好きな人、できたの!」

嬉しそうに友達に話すあなたを

俺は遠くから見ていた。


もちろんそんな話聞きたくないし、嬉しそうな顔も見たくない。


でも想像する。

もしその相手が俺なら、そんな顔させている理由が俺なら―。


悲しい妄想。


「3組のね」

はい、この時点でアウトー。俺は2組。

思わず机に伏せた。泣きたい。

学校じゃなかったら泣いてる確実に。


そんなやつより俺にしとけよ。

なんて言えない。3組の大津君って人より俺が優れてるとは思えない。

大津君って人の顔も知らないけど。

でも確実に言えるのは、

大津ってやつより君のこと好きってこと。


悪いけどその自信だけはある。


でもね、そんな自信だけではどうにもならない。

君が振り向いてくれるわけでもないし、俺に告白できる勇気も生まれない。


あと少しの間、この片思いに苦しみ、生きてる間ずっと伝えなかったことに後悔することだろう。


君が幸せならそれでいい、なんて言えるほど残念ながら俺は大人じゃないんだ。

ごめんね。

よく、好きな人が幸せなら云々と言う人いますよね

見る度大人だなぁって思います


うちなら絶対その理由が自分でいたいです

こんな歳になってガキだなぁと思いつつ

幸せにしたいししてほしいです



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