アーサー家にて
少し卑猥です^^
そして、今アーサー家では、フランクの執務室ではなく、都市協議会室でフランクの開始の合図を待っている。
その待っている数が結構すごい、俺の後ろにはスノウとシリルがいるのは当たり前だが、4個椅子がある場所に、それぞれ、各貴族(この都市に居る代表だが)が護衛を一人つけて座っている。
まず、公爵家からは、長男のダンテさん。
侯爵家からは、長女のノーラさん。
男爵家からは、長男のトイさん。 トイ・キャバン男爵は剣の名家で今回の防衛戦では結界を挟んでの魔法の打ち合い(魔物は結界もろとも破壊しようとしてたけど)なので、もしもの為のお留守番。
よって、俺がしたことが解ってないようで、それに加えて旅の者という事もあってさっきから睨んでる。・・・全然怖くないけど^^。・・・だって、まだ10代だぜ?そんな経験で俺を威圧できるなんてマネ誰が出来るっての?
子爵家からは、長女レンさん。 レン・バルト子爵も若い!ノーラさんよりも3つ4つくらい若い。ノーラさんは23.4だけど、レンさんは20位、背も170位と高くスラっとしてこの人も剣の凄腕で剣だけなら都市で1.2を争うとか。それで、剣姫と呼ばれるらしい。髪も目も水色で肩口まで長さ垂れ目で運動とは一見縁のなさそうな見た目だ。・・・そのレンさんが俺が見ていると微笑んだ。なんだろう、この感じ。
言い忘れていたが、この都市には各爵位の一番規模の大きい貴族が一家代表で来ていて他は各地で自領を経営している。・・・まー、伯爵家だけは別のとこが代わりに来るらしいが。
そして、王都からはなんと、姫さんが来ていた。フランクの話ではどうやら、王様が今後の俺との会議の訓練という事で後ろに宰相を控えさせ真っ直ぐに俺を見て微笑んでいる。
商家からは俺の後ろのスノウとシリルがキャロル家との繋ぎ役だ。
そして、フランクという計13人が長机を囲っている。
そして、フランクが司会を始めた。
「あー、今回皆に集まってもらったのは、そこにいる少年立花裕也の持ってきた空飛ぶ魔動飛行器具飛行機なるものを開発するにあたって、各領地に事前に空を飛ぶので魔物と間違えて攻撃しないようにするのと、その際備え付けられた防御魔法が反射的に魔物を落とす用にする予定らしく、姿を確認するまで魔法など遠距離の攻撃は控えるようにして欲しいという連絡を通達をして欲しいためだ。詳しくは後から裕也に説明して貰うが今は、もう一つの商業都市オロンでこちらの元伯爵ドレイクが色んなルートで奴隷の首輪を買ったこと、そして、あちらの商人の交易履歴を見ると大量に購入し、さらに、既に売りに出されている事がわかっ・・・」
「な、それはほんとうのことですか?」
と、フランクの言葉の途中で姫さんが口を挟んだ。
まー、気持ちはわかるな。もし女性が奴隷にされたら未来が目に見えてる。・・・ま、俺なら例えスノウやシリルさんがドレイにされても会えさえすれば奴隷契約を解除できるんだけど。
「ああ・・残念だが事実だ、だから姫と宰相にも来てもらった。そして、裕也なら色々と規格外なので浚われて奴隷となった者を解放する事が出来るかも知れんからな。・・・どうだ?裕也」
いわれて、フランクを見ると他の視線を感じた。・・・うわー、見事に分かれたな。
期待の視線。疑いの視線。蔑みの視線。
一呼吸ののち、俺は口を開こうとして「どうせ出来ないんだから嘘をつくなよ?」
と、トイの餓鬼(18で俺より年上だけど)が見下すように言った。
それを聞いて物凄い視線をトイに向けるスノウたち。・・・はあ、これから、実験体を誰にするかで揉めるのにこんなとこで揉めるなよ。
「確かに、俺なら出来る・・・「だから!解るうそを言うなと言ってるだろうが!」・・・が、少し段階を踏まないといけない。方法は今か・・・「おい!無視するな!何を言おうとしてるんだ?」ら説明するけど、さっきから五月蠅いこいつをつまみ出してくんない?多分ほう・・「な・・誰に言ってんだ!根無し草の分際でいい気になるなよ?」・・・はー、・・・なあ、こいつ殺していいか?」
もう説明も面倒になってきた。さっさと終わらして次行きたいのに。・・・と思ってると。
「すみません、立花様方法と言うのを伺ってもよろ・・「な・・姫様、こんな奴のいう事を・・「おい!誰か!トイ男爵をつまみ出せ」・・「はっ!」」・・よろしいでしょうか?」
うーん、クールだねー。それに美人だし、できれば実験はこの子が良いな。この世界で珍しい黒髪黒目でおっとりした雰囲気で背中に半分ほど垂らした髪がサラサラでいい感じだ背も160ある無だから無理なく見えるし。
「あーあ、あのまま行けば殺す理由になってたのに余計なことしちゃってさー。」
と冗談交じりに言うと、宰相が
「それは失礼した。しかし、明らかに君機嫌が悪くなってると解ったのでな。ここにいる全員を巻き込まれても困るので、君には悪いがこちらで始末を付けることにした。君は知らないだろうがこの国では王族の話に途中で割り込むのはかなりの越権行為になる。たかが男爵がして良いことではない。」
俺は「へー、そうなのか」と呟き
「まー、話の続きになるんだけど方法は俺なら簡単だけど、皆が納得するかは疑わしいものだ。その方法とは、所謂男版房注術、交配だ。女性の場合膣に俺の体液(魔力を凝縮した物)を注いで中の首輪の魔力で刻まれた魔法陣を上書きすること。奴隷紋の場合はそれプラス心臓と乳首の一直線上にこの魔法陣が刻まれている針を刺しながら詠唱すること。因みに男のするのは遠慮したいけど、首輪の場合睾丸にこの針刺すのと。奴隷紋だとそれプラス同じように心臓に刺しながら詠唱すること。因みに詠唱は、我この者を束縛から解放するものなり。必要条件は圧倒的魔力、まー、理由は解ると思うけどね?他に聞きたいことある?」
と俺が聞くと姫さんが
「あのー、なんで、その方法なんでしょうか?」
と聞いてきた。まー、聞くわな、普通。
「さっきも言ったけど、理由は解ると思うんだけどね?奴隷の特性と役割考えれば。まず、女性も男性も性器に何かするってのは、首輪や紋章の魔力で女性には性処理の役割を与えるのに妊娠したらいけないってことで生殖機能が封印される。男性には同じ理由でこっちは女性が主になったら奴隷に妊娠させられないようにと言う理由。女性も溜まるときは溜まるから綺麗でカッコイイ男の奴隷が欲しくなる時もあるんでしょ、その時にうっかりで孕まされたら世間体が悪いからそういう方法なの。因みにこれはある男からの情報で過去に何回か行われているらしいよ?それ程の魔力を持った者がいないからじきに忘れ去られたんだと思うけど。で、性器に魔力を注いで上書きしたら首輪は魔力の反応が無くなって役割を終えて砕ける。紋章の場合は消える。・・・で、他に聞きたいことは?」
うーん、皆唸ってんな。ま、この話がほんと-なのか疑ってるってとこだな。・・・そんじゃ、誘導タイム行きますか。^^
「で?信じるかどうかが解んないから実験体が欲しいんだけど、誰がする?勿論解除は俺がするわけだから実験体は女の子が良いよ?それも、魔力の弱そうな人。理由はあまりに強いと後で俺に適当に攻撃して貰うときに首輪でも紋章でも抑制できなくなる場合があるから。それと、俺に明確な敵対行動が出来ない人、だから。今回はスノウとシリルさんは除外ね、後で家で存分にしてあげるから。・・・でここまで話して自分がやるという人いる?」
と3人の女性に目を向ける。ノーラさん、レンさん、姫さん。
誰でも好みだから俺は構わない。
すると、なんとアッサリ姫さんが名乗り出た。・・・意外とビッチなのか?それならやだな・・。
「色々な場合を考え私が実験体になるのが一番でしょう。もし、私を奴隷にして解除できないとなればお父様が激怒するでしょうから。幸い、ここにいる人は話の分かる人ばかりのようですので私が一時期でも奴隷になったと吹聴する人は居ないでしょう。そして、立花様も一国の姫を玩具にするのですから何かと後々国のために役に立つことをしてくれるでしょうから。」
へー、意外と考えてんのな?・・・後ろの宰相が感心やら意外やら複雑な表情だが、これ以上の案がないのか黙ってる。・・・他の面々も似た表情だ。
「じゃー、フランク。さっきの話だと一個くらいは奴隷の首輪持ってんだろ?それを姫に付けて・・・「アリーです、アリー・デ・タクハナ。タクハナ王国次女、歳は16です。・・・初めてなので、優しくお願いします」・・解った。アリーに付けて、主人はフランクお前でいいや、俺が主人になっても意味ないしこれは他人の奴隷を解放する実験だから。お前は魔力も相当高いし奴隷の首輪との魔力が重なって相当高い魔力になると思う、これで、解除出来たら魔力が高ければ解放できる証明になるだろ?」
そういってフランクに納得させ、フランクが「おい!首輪をここへ!」と言って持ってこさせる。
「では、付けますよ?姫」
「はい。」
そういって、 ガチャ と首輪が姫の首に付けられる。
「それでは、今から契約の血を付けます。少し苦しいですが我慢を願います。」
といって、血を付ける。 そのとき「・・ケホ・・」と少し姫が咳込んだ。
「では、アリーに俺を攻撃するように言ってくれ。首輪の魔力が働いてるか確認の意味で。」
それを聞いて皆なんで?と言う表情。・・・あれ?知らないの?
「首輪には主と奴隷の力関係がかなりおかしくない限り命令を強制させる力がある。だから、仮にその首輪が偽物ならば命令は実行されない。これは、大量に売りに出されたという首輪の鑑定法でもある。かなり精巧に作られているから契約までは通常と変わらないが、本物と偽物の違いは命令を順守させられるかどうかだ。主に危害を加えられないとか、守りきれなければ主と共に死ぬ、なんてのはちょっと細工したら魔道具に詳しい才能ある魔具士ならだれでも作れる。因みに俺でもな?けど、本物は奴隷に命令を意志に関係なくしかも、意識を保ったままで聞かせられる物だ。」
そこまで言っていると皆一層顔を青ざめさせた。
そして、フランクが
「それは、魔物にも可能か?」
と聞くので俺は頷いた。
「・・・厄介なことになりそうだな。」
というので、俺も「全くだ」と返す。
「では・・・アリー、裕也を殺せ。」
「えっ!?ちょっとまって!?ええっ!?」
といいながら、スパークを無詠唱で放ってきた。結構すごいな・・・。ま、いいけどな?
「<<闇よ>>」
と言って、俺はかき消した。
それを見て、何名かは驚いたがここからが本題だ。
「じゃ、本物と確認できたところで。アリー、一応確認だけど本当はここで実際に儀式をして皆に納得してほしいんだけど、恥ずかしいなら宰相とフランクだけ連れて別室でやってもいいぞ?」
俺の意見にアリーは
「嬉しい申し出ですが、今の魔法でどうにかしたんじゃないかと疑われる可能性も出来たので、ここでしてください、出来るのなら、貴方なら簡単にその方法を提示していると思うので何か理由があるのでしょう。」
「解った。あ、言っとくけど、姫さんの痴態をみたくない人は出てくれよ?その時は勿論ホントに俺の言った方法だったのかと言う意見も言わせないがね?」
そういってるうちにアリーは、服を皆の前で丁寧に脱ぎ、畳むと俺の前の来て、「宜しくお願いします」
と言って先ず奉仕を始めた。 「・・・ん・・・」と言う嬌声を聞いて俺も興奮しすぐに準備が整い「では、始めるね?」と言って、アリーを抱き始める。
「----------」
と部屋中にアリーの声が響き渡った。
次は少し間があきます。読んでくれている人は少々お待ちください^^