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犬達と暮らすということ(短歌)


犬二匹

人間一人で

暮らす日々

多数決では

時々、負けます


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公式企画「俳人・歌人になろう!2023」参加作品です。


▼小説家になろう 公式企画サイト

https://syosetu.com/event/haikutanka2023/

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よくよく考えて犬達の主張の方が正しければ、私が考えを改めるのです。

はじまりは、初代ポメラニアンに「今日のおやつ、チーズとボーロどっちにする?」と冗談半分で質問したことでした。


突然の質問に戸惑う彼女を前に、どうせなら食べたいものを食べさせたいなと常々思っていた私は、どうにかして答えさせたいと、ふと思いついて「チーズが食べたかったら、お座り」と質問を指示に切り替えてみました。


そんなおやつタイムを繰り返すうちに、食べたいものを言われたときにお座りをすれば好きなものが食べられると理解した彼女は、彼女が食べたいと思ったものの名前を言ったときにお座りをするようになったのです。


やがて飼い主に似て食い意地の張った彼女は、チーズでもボーロでもお座りをせず、第三の選択肢であるジャーキーを飼い主から引き出すことに成功したりと、私の質問能力と彼女のお返事能力とが会話が可能なくらいに進化していきます。


私にとって、あらゆる場面で可能な限り彼女の意見を尊重することが当たり前になっていきました。


私が一人暮らしをはじめたときにも、一緒に行くと言ってついてきてくれた彼女とは、終生を共に過ごすことができました。


そして、そんな飼い主に育てられた、初代を凌ぐほどのお返事能力を備えたポメと、犬とは思えないほどの意思表示能力を備えたチワワ……ときに結託しては己の意思を貫こうとする彼らを相手に、飼い主は度々、数の暴力的な理不尽な目に合いながらも、毎日楽しく暮らしているのです。

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