試合を終えたら….
ご指摘で、誤字を発見しましたので編集しました 読まれた方申し訳ございません
今日も学校が終わり、風紀委員の仕事を終えた後、俺は家に帰宅した…
「ただいま〜」
「「おかえり〜」」
ん? 何か今、妹の花蓮以外にも聞き覚えのある声がしたような気がしたぞ…?
よく見ると玄関に花蓮の履いてる中学の革靴以外にも、もう一つ女性用の革靴があった……
母親はまだ、この時間は仕事に行ってる為、母親の靴では無い事がわかる……となれば…
「お兄 おかえり〜」
「蓮ちゃん おかえりなさい」
俺が靴を脱いで、リビングのドアを開けると花蓮以外にも結衣が居た……
「ただいま〜 って結衣…何で居るんだよ」
「私が家に呼んだんだよ 結衣姉ちゃんと遊びたいな〜って思ってさ」
「そうそう 家の前で偶然会ったんだよね それで一緒に遊ぼうってなったの」
結衣はこうして、たまに妹の花蓮と遊ぶ為に俺の家に来る 結衣は花蓮とも仲が良い……
「まぁ…遊ぶのは良いけど、俺の部屋に来てアニメ鑑賞の邪魔はしないでくれよな」
「あっ… 私思いっきり、この後蓮ちゃんの部屋にお邪魔しようとしてたんだった」
「いや、何で俺の部屋に邪魔するんだ?」
「うん キッシーが強豪校との、試合に勝ったら何か私とモモちゃんと蓮ちゃんで、お祝いしようかなと思ったんだけど、どうかな?」
そうだった… 確か真也の試合、俺も見に行くって約束したんだよな……
「え? お兄 また友達絡みで、どこか行くの? どちらかと言うと1人好きなお兄が結衣姉ちゃんと他の友達と遊びに行くの? それってはっきり言って気持ち悪いんだけど」
「おい、花蓮…それは俺に向かって失礼だぞ 俺だって友達と遊ぶ年頃なんだよ」
「え〜何か、いつものお兄じゃ無いな〜 はっ…!! まさか偽物!?」
くっ…!! 全く酷い妹だ 実の兄に向かってそんな事言うかね? 普通
「フフ… それで蓮ちゃん、キッシーのお祝いどうしようか?」
結衣が俺達のやり取りに愛想笑いをしながら聞いてきた
「その事なんだけど…こう言うのは俺を呼ぶんじゃ無くて、いつものあの絡んでるメンバーで真也を祝えば良いんじゃ無いか?」
「それだと…何か蓮ちゃんだけ仲間外れにしてる見たいで悪いなって思って… それに最近、この4人のメンバーで遊ぶ事も増えて来たし、やりやすいかなって思って 私とモモちゃん以外のメンバーは、また別で何かする見たいだよ」
「なるほどな… でも真也が試合に負けた時はどうするんだ?」
結衣は考える仕草をする…
「ん〜 試合お疲れ様でした会って言うのは?」
「何かベタだな…」
「む〜 文句あるなら、蓮ちゃんは何かあるの?」
結衣が俺にジト目で聞いてくる…
「いや、ありません すいません」
「お兄 おもしろい〜!!」
妹の花蓮が笑ってる…… 妹に笑われてしまった…
「それで、キッシーが試合に勝ったとしても、負けたとしても、何をしようか? モモちゃんとも、また相談するけど……場を盛り上げるものが良いよね」
「なら、カラオケだな カラオケの方が俺は良いと思う」
「でも、お兄… 歌うの下手くそじゃん 大丈夫なの?」
「そうだったね…最近は一緒にカラオケ行って無いから私は、わからないけど蓮ちゃん昔は音痴だったよね 大丈夫?」
そう…俺は音痴だ……カラオケの採点テストをすると68点代取る程の音痴さだ…でもだからこそ…
「だからこそ俺が歌って、音痴と言う事を認知して貰って場を盛り上げさせるんだよ」
どうだ…!!俺のこの考え……
「なるほど…」
「流石…お兄……!!」
「モモちゃん、歌うの好きだし、キッシーも歌うの好きだったから、きっと盛り上がるよ〜 カラオケで決まりだね!!」
やった!! 俺策士!!
「試合に勝ったとしても負けたとしても楽しみだね」
こうして、真也のお祝い、試合お疲れ様でした会の内容が決まった……
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誤字指摘して下さった方ありがとうございました




