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友達と幼馴染と遊園地④

主人公、西谷蓮也視点に戻っています

 俺は田所さんと東西南北レンジャーのステージショーを見た後、真也と結衣に連絡を入れて4人で、また遊園地を楽しむ事になった…


「蓮ちゃん…もう大丈夫なの?」


「大丈夫なのか? 蓮」


真也と結衣が心配そうな顔で聞いてくる…


「あぁ もう大丈夫だ ごめんな2人共…心配掛けて」


「西谷君なら大丈夫ですよ 2人で東西南北レンジャーのステージショーを見たんですから」


「東西南北レンジャーって、アニメのやつか?」


「ま…そんな所だ」


「東西南北レンジャー面白いですよ!! キッシーと結衣も見たら絶対面白いって言いますよ〜」


「俺は機会があれば見てみるわ」


「私も今度見てみるね」


あ…多分これ真也と結衣のやつ一生見ないやつだな


そんなこんなで4人で再び合流した後、遊園地で昼ご飯を食べたり、乗り物に乗ってまた俺が酔ったりなどしたが、4人で何とか楽しめた…


 そして時は経ち夕方になっていた…


「もう日も暮れてきたね」


「そうだな〜 楽しい時は時間経つの早いな〜 蓮は酔ったりしてたから地獄だったかも知れないけど…」


「あぁ 酔いすぎて俺も酔いには慣れてきた…」


「プ… 西谷君、それ何ですか? 酔いって慣れるんですか?」


確かにそうだな…酔いに慣れるってどう言う意味だ?


「ねぇねぇ…もう時間も時間だし最後はあれに乗ろうよ」


俺が自分にツッコミを入れてると結衣がそう言って来た…


「観覧車か〜 良いな、乗ろう!!」


「私も別に良いですよ」


「蓮ちゃんは?」


「俺も別に良いよ」


観覧車では流石に酔わないだろ…


4人で観覧車乗り場に向かう… もう夕方なので人が少なかった… 観覧車にもすぐ乗れそうだ


「なぁ皆… 人少ないしさ……… 男女2人に分けて別々に乗らないか? その方がムードも出るくね? 」


観覧車乗り場に向かおうとすると真也がそんな事を言ってきた…


「まぁ…別に良いぜ」


俺が答えると結衣と田所さんも頷く。


 また同じ人とペアになっても面白く無いと言う事で今度は俺と結衣、真也と田所さんペアで別れた…


 まずは俺と結衣ペアから2人で観覧車に乗った…後ろの観覧車で真也と田所さんも乗る……


「男女2人だけで観覧車ってキッシーの言う通り何かムード感あるね…」


観覧車で、俺と結衣は向かい合って窓の景色を見ていた…


「そうか?」


「そうだよ! 夕焼けも綺麗だし、何かロマンチックじゃん」


「結衣が言うんだったら、そうなんだろうな」


「うんうん わかればよろしい!! ねぇ…ところで2人で休んでた時、モモちゃんと何話してたの?」


「ん〜 別に…何か田所さんに幼馴染がいるのって羨ましいって言われた」


「へ〜 モモちゃんと、そんな話してたんだ〜」


「羨ましいものなのかね?」


「う〜ん… まぁ…羨ましい人は羨ましいんじゃ無い? モモちゃん、恋愛アニメとかも結構好きだし…そう言うので憧れてるのかも」


「なるほどな… 恋愛系は幼馴染が出てくる事多いもんな…」


「そうそう 私も昔は少女マンガとかよく読んでて、そこに出てくる幼馴染の存在って結構でかいな〜っていつも思ってたよ」


 幼馴染と幼馴染について語り合うって何か面白いな…


俺が結衣と喋っていると、観覧車はいつのまにかあと、もう少しでテッペン…と言う所まで来ていた


「ねぇねぇ…蓮ちゃんせっかくだし写真撮ろうよ」


「え? 写真?」


「そうそう 最近、2人だけの写真撮って無かったでしょ? 昔はよく撮ってたのに」


「そうかも知れないけど…別に撮らなくても良いだろ」


 高校生にもなって幼馴染と2人っきりの写真って何か恥ずいし…


「む〜 良いじゃん良いじゃん!! 夕焼けも綺麗だし撮ろうよ!! きっと良い写真になるよ」


「まぁ…別に撮っても良いけど 光が反射して顔写りにくいんじゃ無いか?」


「フフフ… 蓮ちゃん私を舐めて貰っちゃ困るよ そこは私が上手く撮るよ」


何か結衣が張り切ってるので、ここは任せる事にしよう… 何かコツがあるのだろう…


「じゃあ 結衣に任せるわ」


「うん 任せて!! 私がそっちに行くね」


そう言うと結衣が向かいの席から俺の隣へとやって来た…


「は〜い蓮ちゃん、もうちょっとこっちに寄って」


 結衣がスマホの画面をこちらに写しながら、顔を寄せてくる…


やっぱり結衣は美人だな… 幼馴染の俺でさえもそう思う… スタイルも良いし、性格も良い…世の男子が結衣に惚れる理由がわかる…


結衣に好かれてる奴は幸せものだな…


「は〜い… 蓮ちゃん撮るよ〜 はいっチ〜ズ!!」


結衣はスマホの画面をこっちに写しながら写真を撮った…


俺はスマホの画面をずっと見続けてるのも何か恥ずかしいのでスマホから目線を外して、窓の景色を見ていた… だからどんな感じに写ったのか分からない…


「あ〜蓮ちゃんの視線ズレちゃってるけど….まぁ蓮ちゃん写真撮り直すのも嫌がるだろうし… これで良いかな」


「満足したか?」


「うん 綺麗に撮れたよ また蓮ちゃんに送るね」


「いや、俺は要らねぇよ」


「ダ〜メ! 私が勝手に送ります」


「拒否っても無駄か…….ま、勝手にやってくれ」


「消しちゃダメだからね? 消したってわかったらまた送るからね」


「プッ…どんなだよ…」


それからも俺と結衣の喋り声が観覧車の中で響き渡る…



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