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それぞれのイベント


赤い蝙蝠は普通に強かった。

切れば分裂して襲いかかってくるし魔法耐性も高い。

HPもそこらの魔物より多くて倒すのにはとっても苦労させられた。

ただ、攻撃方法が体当たりや、赤い液体を固めたものを射出してくる程度のものしかなかったから苦労する相手ではなかった。


分裂にも限りがあるらしく5センチ以下まで小さくなったものには普通に斬撃が通ったしね。

だからあの戦いで一番苦労したことは何か、と問われればそれはもちろん「ヒメカが私の目隠しになっていたこと」だろう。

戦闘中、肩車をされるように頭にしがみついていたヒメカが反転してマスクのように覆いかぶさってきたのだ。


元に戻そうにもガッチリとホールドされていてビクともしない。

仕方なくその状態で戦う羽目になった。


ちなみに、ボスを倒したら「プリンセスバットの血液」というアイテムをドロップした上に宝箱が発生した。

中に入っていたのは「真っ白布」というアイテムだったためそれは【裁縫】持ちの私がもらうことにした。

いつかこれで何か作ろうと思う。


そんなこんなで1つ目のダンジョンを攻略した私たちはその勢いのまま数日、色々なところを渡り歩いた。

しかし特にこれといっていい収穫は無し。

強いて言うならレベルが9まで上がった。


そしてついにイベント開始の日がやってきた。


『真夏のトレジャーハンター』

例のごとく公式サイトを弟に見せてもらって確認したところ本当にダンジョンに潜ってお宝をゲットするイベントみたいだ。

今回は前回と違いイベントエリアの入場回数制限は無し。

今日から一週間、いつでも好きな時に入れるようになっている。


「ついにこの日がやってきましたね」

「あれ?姉ちゃんすんごい乗り気なんだけど何か欲しいものでもあるの?」

「ええ、今日の日のために色々用意していますよ。ロープとか、カンテラとか、非常食とか」

「姉ちゃんの種族人形だから後ろ2つはいらないけどな」

「あなたたちに必要になるかもしれないでしょう」

「それもそうだな」


カンテラさんは前回の鉱山探索で全くといっていいほど役に立たなかったからね。

今回のイベントではいっぱい活躍してもらうつもりだ。

後、お宝探しといえばロープ。

定番のやつを街で購入しておいた。それとそれっぽい服の自作。

今日の私は前回のドレス姿ではなく探検家っぽい服にズボンだ。

ヒラヒラしたものはどこかで引っかかって命取りになるからね。


「おー、メーフラちゃん気合入ってるね〜」

「私、実はトレジャーハンターって微妙に憧れていたのですよね」

「そうなの?」

「ええ、危険の先にあるお宝、ちょっと憧れません?なんというか、困難を超えてこその達成感といいますか………」

「あー、わかるかも」

「と言うことでガト、早く行きましょう?」

「そうだな。えーっと、ちゃんと両方パーティに入っているよな?なら行くぞ」


ガトがそう言って手元で何かを操作する。

彼の話によれば今回のイベントはUIから転送を押すとパーティごと飛ばされるらしい。

ガトが私たちに確認するように視線を飛ばす。本当にいいのか?と聞いてきているようだった。


それに対して私たちは頷きで返す。


問題は何もない。

ただ、ひとつ気になることがあるとするなら………

「………あれ、リンさんですよね?どうしたのでしょうあんな場所で物欲しそうな目でこちらを見て………」

「よーし、転送」


私は少し不思議に思い離れた場所でこちらを凝視しているリンさんを見ていたが突然視界が切り替わってリンさんが見えなくなる。

そして次の瞬間に私の視界に入ってきたのはこれでもかと言うくらいのジャングルだった。


「おー、いいねいいね。なんかそれっぽいよ!!」

「そうですね、ジャングルでお宝といえば………洞窟ですか?それとも遺跡ですか?」

「さて、情報によれば初回転送時はエリア内にランダムに飛ばされるらしい。だから今は自分たちの場所すらわからない状態だな」

「それならどっちに行きます?棒でも倒しますか?」

「そうだね〜行くあてもないしね〜」

「く〜〜〜〜〜ん、くぅん」

「おや?ヒメカ?どうかしましたか?」


私たちが行き先を決めかねているとヒメカが遠くを指差して私にそちらを見るようにと促してくる。

私は指示に従うようにそちらの方に目をやる。

するとその方向にどこか見覚えのある顔ぶれがいた。


「うきゃー、ぱぱ、もっとはやくはしるのー!!」

「よし、父さん頑張るからな」

「ちょっとぉ!!?これ以上速度上げるなんて正気ですか!?木の根に足ひっかけそうで怖いんですけど!?」

「お前はまだ人形だからいいだろうが! この凸凹道を這って動かなきゃならねえ俺のみにもなりやがれ!!」



…………人形s withスライムだ。

グラロさんがレーナちゃんを肩車して疾走、それについていくエターシャさんとドゲザさん。

エターシャさんはなんとかついていくことができているがドゲザさんは速度を上げたグラロさんについていけなくなり始めて少しずつ距離が開いている。

ドゲザさん……不憫だ。

そんな彼らだったが進行方向はどうやらこちら側だったみたいでどんどん近づいてくる。



「あー!!おねーちゃんなの!!」

「お久しぶりですレーナちゃん」

「そしてくまさんなの!!」

「ええ、ヒメカちゃんですよ」

「ひめか?くまさんじゃないの?」

「くまさんで、名前がヒメカって言うんです。レーナちゃんも人間で、名前がレーナでしょう?」

「そうなの?」

「そうなのです」

「じゃあおねーちゃんは、くまさんのぱぱなの?」

「いいえ、違いますがそれはまたどうして…?」

「だってぱぱはかたぐるまするけど、ままはしないの」

「お母さんも言えばしてくれるでしょう?」

「ううん、しないの。ままにやってっていったらぱぱにっていうの」

「そうですか〜、でも私はくまさんのお父さんじゃありませんからね〜」

「じゃあままなの?」

「それも違います」


ちっさい子供はかわいいな〜

この、なんていうか会話が成立しないけど癒される感じ。

同じ会話が成立しないでも自分の主張を押し通すだけの馬鹿な人たちとは違ってこちらには可愛さがあるんだよね。

こっちの言葉はちゃんと聞いてくれているみたいだし。


私たちがそうやって会話をしているとグラロさんの少し後ろから疲れたような声が聞こえてきた。

「はぁ、はぁ、ボスの嬢ちゃん助かったぜ。ちっさい嬢ちゃんがもっと速くもっと速くを繰り返してちときつかったんだ」

「お久しぶりメーフラさん!そっちの人たちは?」

「ああ、こっちのはガトとフセン、私のお友達たちですね」

「あ、ガトといいます。よろしくお願いします」

「どうもご丁寧に〜、私はエターシャ」

「メーフラちゃんの友達のフセンです!」


ガトとフセンが軽く頭を下げる。

エターシャさんはサービス開始直後に人族に襲われた事実があるのだが、彼女は人族である2人を見ても私たちと変わらず接していた。

多分、ちゃんといい人と悪い人を住み分けできているのだろう。


「それにしてもドゲザさん、お疲れのようですね。飲み物でも飲みますか?」

「はぁ、はぁ、助かる」


私はインベントリ内に入っていた瓶を一つ取り出してドゲザさんにあげた。

彼は楕円形の体の一部を触手のように伸ばして受け取りそれを口に運ぶ。


「ごくっ、ごくっ、………ってこれ前の毒じゃねえか」

「あなたなら問題なく飲めるでしょう?」

「あ、そのことなんだがな、人形族もこの毒は飲んで大丈夫らしいぜ」

「そうなんですか?説明文には毒耐性大までなら貫通するらしいのですが?」

「それなんだがな、それは毒である前に薬品扱いだから【人形の体】の薬品無効が先に働くみたいだ」

「それはいいことを聞きました」

「だが」

「ん?」

「俺が能力で複製した瞬間薬品ではなくただの「毒物」扱いになるせいか普通に効くようになったから、割とそこら辺シビアっぽいぞ」


そうなんだ。

今の話をまとめると私の体はどんなものでも「薬品」である限り無効化するけどそれが「薬品」という属性を失った瞬間に有効になると。


で、毒物スライムのスキルによって作られたその毒が薬品扱いではないのはそれがスキルによる攻撃、つまり魔法とかそこらへんとかとおんなじもの扱いだかららしい。

それを聞いた感想としては

ふ〜ん………結構細かく分けてあるんだね。


ってところだ。

正直覚えるのが面倒程度にしか思わない。


「というかドゲザさんはどこでこの情報を?」

「ああ、そこのアホにぶっかけて試した」

「あほって!!この人いまあほって言いましたね!!?」

「お前なんかあほで十分だ!!」

「にゃにおぅ!!?」


エターシャさんがドゲザさんに摑みかかる。

だがそこはスライム。

腕が埋もれるだけだ。特にダメージが入っている様子はない。

腕を体に突っ込まれている本人は「ハハハハハ」と笑いながら踏ん反り返っている………ように見える(正直紫色の大福が少し上を向いているようにしか見えない)


「ぱぱ、そろそろいくの!」

「ああ、そうだな。レーナ、どっちに行く?」

「まっすぐなの!おとこのひとはまげないのがかっこいいのよぉ!!」

「母さんの言葉だな」

「そうなの!」

「あ、というわけで私たちはもう行きます。メーフラさん、また今度!!」

「くっ、もう出発か。ボスの嬢ちゃん、今度手伝って欲しいことがあるから頼むぜ」

「ふっふっふ、おねーちゃんはこのさきにいってもむだなの!!このさきのおたからはれーながぜんぶいただいちゃうの!」


こうして人形sたちは去っていった。

私たちはその後ろ姿をただただ眺めている。

速度を上げて走るグラロさんに対して必死にこけないようについていくエターシャさん。

そしてもうついていくのがしんどいのか置いていかれないようにとエターシャさんの足にしがみつくドゲザさん………頑張れ!


4人が見えなくなった後、私たちは少し脱力したように話し始める。


「なんか……嵐のような人たちだったな」

「フセンちゃんが増えたみたいでしたね」

「えっ!?」

「エターシャさんかな?」

「そうですね。雰囲気が似ています」

「メーフラちゃんには私があんな風に見えてるの!?」


はい、見えています。

明るくて笑顔が似合う女性………そういう意味では同じでは?


私はそう思いはしたが口には出さなかった。

フセンちゃんはあんまり褒めると調子に乗って失敗するタイプだからね。


「さて、あの人たちが通ってくれたおかげで私たちが進むべき道が見えましたね」

「あれ?そうかな?」

「はい。あの人たちは私たちの前から来て後ろへ行きました。つまり私たちの前には何もなく、後ろは彼らが宣言通りお宝を持っていくでしょう。ということで私たちが進むべき道は………」

「こっち向いて右か左かどっちかってことになるわけだな」

「そういうわけです」

「じゃあどっちにする?」

「せっかくですので右に行きましょう」

「何がせっかくなんだ……?」


私たちは深い森の中を進み続けた。

その道中で知り合いに遭遇するなどというイベントはなかった。

まぁ、あの人たちに会えたこと自体が奇跡的な確率だろうから当然だね。


そしてある程度進んだところでようやくそれらしきものを発見することできた。



「これは…… 」

「洞窟、ですね」

「お宝あるかな〜?」

「結構深そうです。もしかしたら何かあるかもしれませんし覗いて見るだけ覗いてみましょう」

「だな」


私たちが見つけたのは縦方向にぽっかりと開いた大きな穴。

日の光は差し込んでいるはずなのに一番下まで見えないということはそれなりに深い場所であるだろうと予想ができた。

そしてその深い穴を降りるときに役に立つのが〜


「てっててーん、ロープー!」

「め、メーフラちゃんいきなりどうしたの??」

「やっぱり用意しておいて正解でしたね。これを木にくくりつけて穴に投げ落としましょう」

「………まさか姉ちゃんの準備が本当に役立つとは」

「ちょっとガト、どういう意味ですかそれ」

「いやぁ、だって、ねぇ?」

「はい。姉ちゃんですものね」


………むぅ、何か2人が通じ合っている。

2人が何を考えているのかが正確に読み取れず蚊帳の外の私はちょっとだけさみしいと思った。

だがそんなことはどうでもいい。


ロープ、投下!!


「そもそも、私がロープ持ってきてなかったらどうやって下に降りるつもりだったのですか?」

「え?それはいつものようにダメージ覚悟で?」

「魔法でなんとか?」

「ガト、底の見えない穴に落ちて生き残れるほど人は頑丈ではありませんよ?」

「冗談だよ。盾をうまく使って降りるつもりだよ」


盾をどうやったらこの穴を降りれるようになるのか不思議でならないがそこはおいておこう。

私は一度投下したロープを引っ張り上げる。

そして2本目のロープを取り出した。


「あれ?メーフラちゃんどうしたの?」

「長さが足りませんでした」

「っていうか一本だけじゃなかったんだな持ってきたの」


ロープは使用用と観賞用と保存用と予備と布教用で5本持ってきている。

スタックできるタイプのアイテムだったのでインベントリをひと枠しか消費しないという超便利アイテムだ。

ちなみに、カンテラはスタックできないので2つだけだ。


私はロープの端にロープをくくりつけた。

そして一つ、やってみたかったことを思い出したのでアイテムインベントリから聖銀鉱石を取り出した。


そしてそれを穴の中に投げ入れる。


ひゅーーーーーーーーーーーーーーーーーコツン


「一応底はあるみたいですね」

「なぁ、姉ちゃん今の石ってなんでインベントリに入ってたんだ?そんなに枠空いてんの?」

「ああ、今のは聖銀鉱石というアイテムですね。まだ余ってて他にいいものがなかったので投げました」

「聖銀鉱石!!?ちょっ、なんでそんな貴重なもんをあんなゴミみたいに!?」

「あれ?貴重なんですか?」

「当たり前だろ!ミスリルだぞ!?ファンタジー定番の優良金属だぞ!?」

「まぁ、採掘地に行けばいくらでも取れますから、気にしなくてもいいのではないでしょうか?」

「いくらでもって、情報サイトでは【採掘】のスキル持ちが低確率で掘ることができるって書いてあったぞ?」

「まぁ、産地が違うのでしょうね。いいえ、この場合は産地のレベル帯ですか?」



私は未だにあの赤い蟻さんより強い魔物をこの世界で見ていない。

赤い蝙蝠はレベルこそ高かったが行動パターンが読みやすかったし逃げながら遠距離攻撃とかもやってこなかったからね。

今思えばあのボス、実はかなり強い相手だったのではないのかと思っている。


しかしそれでも倒せないということはないだろう。

あの時はまだ私しか突破できずに鉱脈独り占め状態だったが今行けばその独占も崩れているかもね。

その場合はもう一段下に潜ってみようと思っている。



あ、ロープにカンテラの輪っかの部分通してあかりも落としてみよう。

もしかしたら穴の横壁に何かあるかもしれないしね。

そしてカンテラが落ちて壊れないようにロープの端っこは大きめに結んでっと………


私は再びロープを落とし始める。


「う〜ん、念のためもう一本追加した方が手間がかからなくてよかったかもしれませんね」


今度はカンテラを吊るしているため慎重におろしながら私はそうこぼした。

だがその不安を払拭してくれたのは意外にもフセンだった。


「きっと大丈夫だよ。どうやらこの穴、100メートルはないらしいしさ」

「その根拠はどこからですか?」

「さっきの落下するまでの秒数かな?大体80メートルくらいだと思う」

「よくわかりますね」

「あれ?メーフラちゃんわかんないの?こういうの結構鋭く聞き分けられそうと思ったんだけど」


たしかにそれに近いことはできるが、私が音を聞いてものの居場所を正確に判断できるのは精々5メートル前後だと思う。

私は剣が届く範囲に感覚を研ぎ澄ませるように訓練してきたため、それ以上の距離になると曖昧になってしまう。

ちな、5メートルは私の一度の踏み込みを含めた攻撃範囲だ。

私を中心とした半径5メートル以内なら一応射程範囲ってことだね。

その中に隙だらけで入ってきたら切るよ?



ロープの長さは1本50メートル。

ゲームなので重さや耐久度はあまり考慮されていない。

そういうアイテムだと考えるのが1番だ。


カンテラが暗闇を照らしながら進み、遠くの方でコツンと小さくぶつかる音がした。

いちばん下までついたみたいだ。


「よーし、じゃあ早速降りようぜ」

「あ、ガトくんは最後ね!」

「え゛っなんで?」

「だってほら、ねえ?」

「そうですね。私はいいですけど、フセンちゃんはローブですからね」



降りている最中に見上げたらローブの中見えちゃいそうだ。

まぁ、これも準備を怠って探検服を用意しなかったフセンが悪いんだけどね。

今日は私は勝ち組だよ。


ということでまず1番最初に降りるのは何かが起こっても死ななさそうという理由で私になった。

私はお宝の気配に胸を躍らせながらロープで少しずつ降りていったのだった。













一方その頃


「さて、イベントエリアに来たはいいがメーフラ様は何処へ?」


リンは砂漠エリアに転送された。

ものすごい日照りで影系の魔族であるリンのステータスは半減以下になっているが彼女はそんなことは気にしない。

リンは少しの間考えた後、結論を出した。



「よし、森だ。多分メーフラ様は森にいる。そう私の勘が囁いている。ということで森を探そう!」


同性愛者はその異常な鋭さで的確に目的の人物の居場所を言い当てた。

彼女は近くに見えている遺跡のような建物には脇目も振らずに森を探し始めた。
















「さて、せっかくだからとイベントエリアに来たけど………どうする?」

「米っち、こういうときは適当に歩き回るのがいいんだよ。ということでアスっち、好きな方向に歩いていいよ」

「………そうか。ならこっちだな」


俺は好きに歩いていいと言われたので目の前に広がっているジャングルに入ることにした。

根拠はないがこの先に神がいる気がする。



皆様にお知らせ。

キャラのステータスのHPの部分、1桁増やさせてもらいます。


理由といたしましては、MOH内のダメージ計算式を作った時に…………ちょっとね?桁が少ないと不都合があったからね?

内容に変更はないので「あーそうなんだ」程度に思っておいてください。


Q、ピエロが歌っていた歌について

A、みなさんが感想で書いていたやつが元ネタであっています


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