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裁縫はやっている方は楽しいけど見ているだけは退屈だよね


「姉ちゃん姉ちゃん」

金曜日、学校から帰ると弟の堅護が興奮したように私に近づいてきた。

彼の手には電源が付いたまま何かの情報を映し出しているタブレットが握られている。


「どうかしたのですか?」

「うん! 初の公式イベントの情報が出たんだ」

「あぁ、8月入ったらやるとか言っていたやつですね。それで、どんなイベントをやるんですか?」

「えぇっと、公式サイトによると今回は小規模な攻城戦みたいな感じだって」

「攻城戦ですか?」

「うん。魔族と人族に分かれてお互い砦を奪い合うんだ。詳しくはこれを見てくれよ」


堅護はそう言って私にタブレットを手渡してきた。私はそこに書かれていることを上から順に読んでいく。


『第1回イベント:人魔攻城戦


8月1日の正午から第1回イベントである人魔攻城戦を開催します。

参加するプレイヤーは当日、UIに追加されるイベントの項目からイベント限定エリアに転移することができます。

正午前にイベントエリアに入ることは可能です。


今回のイベントのルール。


イベントエリアでは人族と魔族の2つに分かれて戦います。

それぞれの陣営ごとに砦と城が用意されており、相手方の施設に時間内にどれだけ損害を与えたかによって勝敗を決します。


しかし時間内であっても城の損傷率が一定値を割り込んだ場合その陣営は問答無用で敗北となります。


砦が多く残っていればそれだけ城の耐久性能が上がります。

逆に砦を減らすことができれば相手の城の防衛力を落とすことができます。


イベントエリア内では他陣営のプレイヤーとパーティを組むことはできません。

イベントには途中参加が可能です。

しかし2度以上イベントエリアから出たプレイヤーはイベントエリアに入ることができなくなるので注意してください。


イベント参加者には勝敗問わずに参加賞が配られます。

また、勝利陣営かつイベント参加者にはさらに報酬が与えられます。

加えて各陣営でより貢献したものにも追加報酬が存在しますので奮ってご参加ください。』


「ふむ、はじめのイベントにしてはそれなりに複雑な戦いになりそうですね」

「多分世界観を先に示したかったとかじゃないかな? 人族と魔族は普段協力することもあるけど基本的には敵同士って感じだろうし」

「ですかねぇ。でもまぁ、初めてのイベント、私たちは負けませんよ」

「俺だって負けるつもりはないからな。姉ちゃんは強いかもしれないけどこれは集団戦、1人の力だけじゃどうにもならないってことを教えてやるからな!!」

「それは楽しみです。…………そういえば気になっていたのですがこれって人数比とか大丈夫でしょうか?」

「人数比?」

「ぶっちゃけていえば人族と魔族ってどっちのプレイヤーの方が多いんですか?」

「えっと、ちょっと待ってね。確か公式データーベースにグラフがあったと思うから……」


「え〜っと、今のところ人族が7魔族が3ってところだな。正確には65対35くらいだ」

「それって戦いになるんですか?」

「う〜ん、そこらへんはどう考えているんだろう? 俺は運営の人じゃないからよくわからないな」

「それにしてもどうしてそんなに魔族プレイヤーが少ないのでしょうか? 普段なれない姿になれるというのは結構魅力的だと思いましたが?」

「それはやっぱり人外になりすぎるからじゃないかな? それに、エルフとかドワーフとかのメジャー種族が結構人族だったりするしな。人型じゃなくなるっていうのも大きいんじゃないか?」

「いうほど人型じゃない人は見ない気がしますけどね」


それに、今はまだ人型じゃなくても進化次第では人型になる可能性もあるだろう。

人族はメインクラスやステータス振りで個性を出すのに対して魔族は進化の多様性がある。

私は一度進化を経験したがはじめの進化でもそれなりの選択肢はあった。まぁ、それも人殺しが得意そうだったけど……


「あ、そうだ姉ちゃんもう1つ情報があったんだった」

「もう1つですか?」

「うん。こっちは修正パッチの話」

「修正? 何か不具合でも見つかりましたか?」

「不具合ってほどじゃないけどPKに対してだな。今までは街中とかのセーフティエリア内にいても普通にPKされてたけどそれができなくなったって感じらしい」

「あぁ、サービス開始時のアレが問題になったのですかね??」

「かもしれないね」

「そもそも誰ですか? 人形狩りなんて推奨した人は。アレのせいかはわかりませんが私街で歩いていてもお仲間さんを見ないんですよ」

「えーっと確かジャーグルとかいう槍使いの人だったかな?」

「ジャーグルですね。わかりました。それらしき人を見つけたら私の考案したボス殺法をお見舞いしてあげましょう」

「お、おう? まあ相手陣営でも新規プレイヤーをリスキルするようなやつだし1発痛い目見たほうがいいのかな?」


堅護の許可も得たしそれらしい槍使いを見つけたら私考案の見た目だけはえげつない殺法、通称「ボス殺法」の技をかけてあげよう。

おめでとう。君がこの技を受ける初めての人間に選ばれたぞ。



あ、でも肝心の槍使いをどうやって見つければいいかわからないや。


「ねぇ堅護、相手の名前がわかるようになるスキルとかないんですか?」

「えーっと【鑑定】とかがそれに該当するね」

「成る程、それは私でも習得できますか?」

「スキルスクロールを使えば問題なく習得できると思うよ。魔族の街にも売っていたはずだ」

「教えてくれてありがとうございます。早速試してみますね」

「が、頑張れ。じゃあ俺はそろそろログインするよ」

「では私はご飯の用意をしているので時間になったら自分で降りてくるんですよ。もし自分で降りてこなかったら……」

「降りてこなかったらなんだよ」

「堅護の体にいたずらします」

「具体的には?」

「それを言ったら面白くありません。じゃあ、頑張ってくださいね。あ、ちなみに今日のお夕飯は堅護の好きなお魚料理を用意しておきますよ」


堅護はいたずらと聞いて渋い顔をしていたがその言葉で表情を少し明るくした。

彼は肉より魚派だ。きっと前世は猫だったのだろう。だからこんなに可愛いのだ。

私がブラコンだから可愛く見えているわけではない。


彼はそのまま二階の自分の部屋に行ってしまった。1人になって静かになったリビングで私は夕飯の準備を始める。

宣言通り魚料理。堅護は揚げたりするよりも焼いたほうが、そして生の方が好きだ。


だから刺身にしてあげたいが残念ながら刺身にして見栄えがするだけの種類はない。

だから普通に焼くことにした。彼は魚なら焼いて塩でも振っていれば笑顔でかじりつく男だ。

メインは決まったから後はそれに合うものを添え物としていくつか作ってそれをその日の夕飯とした。







堅護はちゃんと自分で降りてきた。

私は夕飯と家事、そして入浴を済ませてから今日の分のログインをする。

といっても今日は特にやることが思い浮かばなかった。

明日には製作依頼していたものが完成するらしくそこから先の予定はあるのだが………あ、そういえばスキルスクロールなるものを買いに行こうとしていたのだった。


UIを開いて今日はもうログアウトしようかなと思った時にそれを思い出す。

そうと決まればすぐにでも行動だ。スキルスクロールがどこに売っているかは知らなかったが、街の人に聞いたらすぐに教えてもらえた。


教えてくれたのは善良な空飛ぶ魔本のNPCだ。彼はどこから声を出していたのだろう?

私は教えてもらった店に行きそこで【鑑定】のスキルスクロールを購入。


そしてそのまま使用した。スキル欄に【鑑定】が追加されているのを確認した。

覚えたてのためLV1だ。このままではアイテムや人物の名前しかわからない上に対象のレベルが自分より上だと名前すらわからないことがあるらしい。


【鑑定】を習得した後私はその店の中を見て回った。

何か他に有用なスキルが見つかるかもしれないと思ったからだ。

【鑑定】のスキルスクロールは一本1万リアもした。

同じ値段のものを後一本買えば私の財布は空っぽだ。しかし私のインベントリには割とお金になりそうな鉱石類が眠っているので金銭のことはあまり気にしていなかった。


「ふむ、魔法を覚えられるアイテムもあるのですね。ですが属性ごとに分かれていて使用するのにもステータスを要求するみたいです」

私は魔法系のスキルスクロールの1つである【土魔法】のものを見ながら呟いた。

そこには使用条件としてINT40以上と記載されていた。


そういえば、今私のステータスってどうなっているのだろう?

私はちょっとした興味本位からUIを起動してステータスを確認した。



――――――――――――――――


PN:メーフラ

種族 壊れかけの無慈悲な人形Type Ancient

裁縫士


LV 26 (進化可能)


HP 12517

MP 956

STR 141

VIT 99

INT 80

MND 90

DEX 102

AGI 85

LUK 32

SP ー


――――――――――――――――


あれ?いつのまにか進化が可能になっている?

というか最後に見た時と比べてステータス高くない? 進化してレベル上がったにしても上昇値がすごい気がする。

まさかBOSSプレイヤーになったから? それしか考えられない。このステータスがどれくらい高いかは同レベルの人のステータスを見たことないからわからないけど、感覚的にそれなりに高そうと思った。


だって進化前と比べてHPが6倍近くあるんだもの。

STRも3倍だし。

さ〜て、次の進化先は………あ、ひとつだけ。【無慈悲な人形】だけか。

壊れかけがなくなって真の力を解放してくれそうだ。

特にためらう必要もないので私はパパッと進化をすませてしまうことにする。

進化をすることを渋る必要なんてどこにもないだろう。

ちなみに説明文はこんな感じ。

――――――――――――――――

【無慈悲な人形】

自分の目的のために立ちふさがるものを問答無用で斬りふせる人形。

味方に優しく敵に厳しくがモットー。

この人形に目をつけられたが最後、破滅をもたらすまで止まらない。


進化解放条件:種族が【壊れかけの無慈悲な人形】である。

――――――――――――――――


うん、壊れかけの部分の説明文が無くなって最後の文章がちょっと変わっただけだね。

じゃあ進化、いってみよー!


『進化を開始します。』

『個体名メーフラは【壊れかけの無慈悲な人形】から【無慈悲な人形】へ進化します。』

『成功しました』

『進化に伴いステータスが変化しました。』

『進化に伴いスキルを習得します。』

『スキル【慈悲無き宣告】を習得しました。』

『スキル【無情の裁き】を習得しました。』

『スキル【無情の剣圧】を習得しました。』

『スキル【ギアアップ】を習得しました。』

『全ての傷を修復します。完了しました。』

『進化が完了しました。お疲れ様です。』



進化したら例のごとくいろいろなスキルを習得することができた。

これもひとつひとつ効果を確認しなきゃだね。


私はUIのスキル欄から新しく増えたスキルを確認する。

――――――――――――――――

【鑑定】

詳細な情報を手に入れる。

LVが上がればより詳しい情報をえることができる。


――――――――――――――――

【慈悲無き宣告】

次の獲物は貴様だ。

対象に【慈悲無き紋章】を付与する。

この紋章が付与された者が受けるダメージは倍になる。

しかしこの能力の発動中紋章の付いていない敵へのダメージが20%減少する。

消費MP36

同時付与可能数 3

――――――――――――――――

【無情の裁き】

その印を持つものは私にとっての罪人だ。よってそれを持つ貴様に裁きを下す。

【慈悲無き紋章】を付与されている対象に自身のHPの減少分のダメージ。

このスキルの発動後【慈悲無き紋章】は破壊される。

消費MP 66

リキャストタイム666秒

――――――――――――――――

【無情の剣圧】

冷たき刃に畏れ戦け。

剣系統の武器の攻撃がクリティカルヒットした時対象のスキルを2秒間使用不能にする。

――――――――――――――――

【ギアアップ】

私を止められるのは戦闘の終結のみだ。

戦闘中少しずつステータスが上昇し続ける。

――――――――――――――――


うわ〜いろいろすごいスキルだな〜(小並感)

このスキルたちは私をどんなボスに仕立て上げようとしているのだろうかね?

何か新しいスキルを覚えるためにスキルスクロールを購入しようと思ったけどもしかしてそんなもの必要ないくらい強力なスキルを覚えた?


パッと説明を読んだ感じでは【慈悲無き宣告】は狙うと決めた相手を確実に倒すためのスキル。

【無情の裁き】はピンチをチャンスにするスキル。

【無情の剣圧】は相手の手を狂わせるスキル。

【ギアアップ】は戦いが終わるまで小さな自己強化をし続けるスキルだ。


多分今の私は一瞬でHPを削りきらないと危険なボスとなっていると思われる。

ただ、何気に前の進化で【頑強】とかの防御スキルももらってたしHPも普通の人たちよりは高い。

まさにボスの一角と呼ぶにふさわしい感じになってきたんじゃないかな?


進化に満足した私は今日はこのくらいにしてログアウトすることにした。



そして土曜日、今日は休日だから午前中からログインできるよ。やったね。

私はログインしてすぐに武器屋に向かう。目的はいうまでもなくアレの回収だ。


私が武器屋に入るといつものゴブリンが出てきて出迎えてくれた。

「おう、できてるぜ」

「ありがとうございます。えっと?」

「これだ。聖銀製の蛇腹剣が4本、それと聖銀製の裁縫セットだ。全く、未だかつてこんなに豪華な裁縫針を作ったことはなかったぜ」


ゴブリンはニカっと笑ってできた武器とついでに製作依頼しておいた裁縫セットを手渡してくれる。

これは私が一昨日ふと思いついたので頼んでおいたものだ。

何気に気になっていたのだ。私の裁縫士のサブ職が泣いていることが。


私は蛇腹剣は軽く見るだけにとどめてすぐにインベントリに入れる。

これは多分大丈夫だろう。それよりも裁縫セットだ!!


私は1つ1つ覚えたての【鑑定】を使って確認していく。


――――――――――――――――

聖銀の裁縫針 レア度:希少レア


純ミスリル製の裁縫針。

アルミ板くらいなら普通に縫えるぞ。

――――――――――――――――

聖銀の裁ちバサミ レア度:希少レア


持ち手まで純ミスリルで作られた裁ちバサミ。

断てぬ布など多分ない。

――――――――――――――――

聖銀の針入れ レア度:希少レア


裁縫針を入れるための箱。純ミスリル製。

これに入れておけばどんな時でも中の針が折れることはない。

――――――――――――――――

聖銀糸 レア度:特有ユニーク

ミスリルを糸のように細く長く伸ばしたもの。

こんなことに貴重なミスリルを使う意味がわからない。

かなり丈夫でこれを使って戦うのもアリかも?

――――――――――――――――


ほう、【鑑定】のお陰かレア度なる項目が追加されている。

聖銀ミスリルというのはかなりいい素材みたいで全てが希少レア以上のレア度だ。

ヘルプを参照する限り特有ユニークは希少のひとつ上のレアリティらしいよ。


………それにしても聖銀の針ですか。


これがあればきっと暴走した魔物森とともに石化した兄貴分とか、迫り来る壁を止めるために自ら石になった双子とか助けられそうですね。


「完璧です。ありがとうございました!」

「何、こっちも聖銀なんてものでものを作る経験をさせてもらったんだ。お互い様ってやつだよ。」

「そう言ってもらえると助かりますね。また何か作るときはお願いします」

「おう、また何か作ってほしいものがあったら言ってくれ!」


私はゴブリンに向かってお辞儀をしてから武器屋を出た。

今日は裁縫の日だ。というか今日から?

蛇腹剣の試運転は後にして今はとにかく裁縫だ。

そもそも私は今までずっと初期装備のパッとしない麻の服のまま過ごしてきたのだ。

私も女の子。

ゲームの中であってもオシャレがしたいのだ。


そのためには妥協しない。例え聖銀を使った裁縫針でも使えるものはなんでも使う!!

私は街の生産所という生産をおこなうプレイヤーが借りられる個室を借りて全力を以って裁縫に取り掛かった。


布は道中で買った。


そして全力で裁縫に取り組むこの世界初めてのボスプレイヤーの姿は………。



チクチクチクチクチクチクチクチクチクチクチクチクチクチクチクチクチクチクチクチクチクチク

チクチクチクチクチクチクチクチクチクチクチクチクチクチクチクチクチクチクチクチクチクチク

チクチクチクチクチクチクチクチクチクチクチクチクチクチクチクチクチクチクチクチクチクチク


チクチクチクチクチクチクチクチクチクチクチクチクチクチクチクチクチクチクチクチクチクチク

チクチクチクチクチクチクチクチクチクチクチクチクチクチクチクチクチクチクチクチクチクチク

チクチクチクチクチクチクチクチクチクチクチクチクチクチクチクチクチクチクチクチクチクチク


………想像以上に地味だった。

まぁ、裁縫ってこんなものだしね? 私はこの世界ではミシンは持ってないし、全て手作業だから延々布をチクチクしてるだけなのは許してね?



QLV99で進化したらLV1に戻るの?それだと最終ステータスにかなり差が出ない?

A戻ります、が進化のたびにステータスは再構築されているので最終ステータスに差が出るとしたら別の進化先を選んだ場合のみです。

進化可能レベルになってもさらにレベルが上げられるのは一定レベル以上でのみ進化可能なやつもいる、、、と言う設定があったりなかったりするからです。

後、レベルが上げられるのは進化可能レベル×2までです。


Qやっぱ下層で剣帝級は強すぎない?上層が良くて騎士級でしょ?

Aいや、雑魚とボス比べられても……

この世界にはステータスの概念があるのである程度鍛えてガンメタ決めれば12人(2パーティ)もいれば安定して倒せるはずです。


Q人形族って人形系の魔物出なかったら同族をPKしないとパーツが出ない?

スタート地点の森にいたのかな?


A人形系のモブは出ませんが地面を掘っていると動かなくなった人形が埋まっていることがあります。そこから部位の採取ができますよ。


……人形プレイヤーが誰かのせいで激減してかつあの森に近づく人形がいないから誰も気づいていませんが。

後、錬金術で作れます。


Q〜級ってステータスも加味している?

A割とそこらへんはふわっと決めていますがあのボスアリなら剣豪の世界の剣帝が2人いれば確実に狩られますね。

剣豪の人たちを人と思ってはいけない。あれは人の形をしているだけで人外生物だから。


Qま、まさか裁縫道具をミスリルで!!?

Aそうなりましたね。


作者からの質問


そろそろクリスマスとか正月が近づいてきましたが季節ネタとかいりますかね?

気が向いたら書こうかな〜なんて思ってたり?


これからもブックマーク、pt評価、それと出来るだけ暖かい感想を待ってます。


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お姉ちゃんの頑張りが書籍化しました。
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