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勇者召喚前述録

読者の皆様がたあけましておめでとうございます!!

読者の方々が今年一年良い年であるよう微力ながら願います!


時を少し遡る…

勇者ユーリスブレイバーを人外魔境へと強制的に転移させたリュカを含めた面々はふと一息入れつつ王国の使者それはこの場でのうまい言い回しに過ぎず、実際の彼の事を知る者は彼が王国…エストニアの国王の腹心そして王国が誇る六大公爵が1人ナスカという人物だと誰もが知っていた。


ただ1人ユーリスを除き誰もが知っている周知の事実だった。


皆理由は知っていた…彼ユーリスが勇者としての素質が皆無だった為、彼に対して最小限の情報しか教えてなかったから他なかったから。


また、転移直前に魔毒素を大量に魔法陣に練りこました事を知っているのは、リュカを含め国王六大公爵しか知らない極秘の内容だった。


そして、ユーリスに国王に次六大公爵の権威を教えなかったのは、六大公爵の中には彼ユーリスを庇護するであろう面々が少なからずいたからである。


では何故、ユーリスの情報を最大限伏せたのかといえば、過去にも勇者と冠する者が国王派の一派に使えないと打診更にはその勇者を散々な扱いの上、殺害しているそして公には遠征中に凶悪なモンスターに運悪く討たれたと説明した。


事実国王一派の理不尽な物言いにより更に国の為はたまた世界のために尽くすはずの勇者を使えないという一言で糾弾し事実上の抹殺命令を出していた。このことは、庇護派の貴族達も知っていたが、行動に移す力ながった、何故といえば、国王一派による無茶苦茶な理由をつけ処刑を実行したため、庇護派の貴族達は静観しかできなくなった。


また、庇護派の貴族達は勇者及び国防関連の情報を大幅に削られた状態で伝えられたため、今回のような事態を後から知るといったことが多かった。


では何故庇護派の貴族達が国王一派の情報統制されているのに匹敵するほどの情報を得ているのかというと。

ユーリスの三代前の勇者の時に遡る。

この時の勇者は、生命力を消費することで莫大な力を得ることができるといった勇者だ。


この時の王は彼の人柄力共に賛美を送ったそして彼を含め魔王倒すための遠征が始まった。


それと同時に、彼の力の根底である生命力変換という力を非難する者が現れる。そう、ナスカである、事あるごとに勇者の欠点を過大に吹聴し国王に虚偽とわかっていながらも何度もした。


そして、ナスカはあろうかとか、その勇者の悪行の数々をでっち上げ更には、他にも力があるだろうと打診した。この時中立派の貴族もいたため、この情報は、庇護派の貴族達の耳にも入ったのはいうまでもなかった。


それから、数日が経ち悲劇が起こった。


ナスカの話を他貴族に回したとし、その貴族を公の場で当主を処刑したと全貴族に周知された。そしてその貴族の家族は麻痺毒を盛られユーリスと同様幻魔森林同様の魔境へと転送された。後者の事実を知るのは、国王しか知らない。


その後国王からの公表にてこの貴族の当主以外の家族等が流刑となった事を知った。そしてその意味を庇護派貴族中立派貴族は知っていた…知っていたが故に国王を否それに属する者達を敵に回すということは、死以外なかった。


こういったことは、過去散々あった…あった故に庇護派共に中立派の貴族は自身に害が及ばないよう身なりを潜めていた他なかった。


しかし、今回に関してそれは違った国王派に属するナスカの策略により瀕死の状態に陥った勇者を中立派の貴族が出張で他国にいたため、その帰りに発見したため、その勇者は生きながらえていたことに、その貴族の粛清が終わった後に国王派が後に知った。


後に、今件の情報は各国に知れ渡ることになったのは、国王を含め次代の勇者が発掘された後であった。


その批判の嵐は過去最大とばかりの規模となり、存命の勇者を始末するのはなしとなり、その吉報を聞き庇護派共に中立派貴族は胸をなでおろした。


国王一派はこの件にに関しては納得がいかずむしろしてやられたために…だがバレるわけにはいかないため、他国の異端審問が介入してきたため、見つかればこれに関与した者の末路は皆知っていったために、汚職の数々の書類をそれを知るもの介入前に揉み消した。


異端審問の捜査により身の潔白が立証されたため解放されることが分かり国王一派は歓喜の声を上げた、その声は下卑ていたと、後に彼等の中に潜り込んでいた異端審問官から証言を得れそれを元に悪虐の限りを尽くした国王一派を断罪するのはもっと後だ…


そうする中新たな勇者が発掘され上記のような事柄が何度も繰り返されそしてその矢面が立ったのはユーリスだったというわけだ。


そして国王一派の力が段々と強くなる中で中立派庇護派の貴族達は国王一派の圧力によりほぼ全ての政治的関与に圧力をかけられはたまた年金をも削られるといった状態になったため、生きていくので精一杯の状態に陥り他人を気遣う余裕もなくなってしまった。


そうするな、国王一派の横暴は限りを尽かさず国民にもその牙を向けたのは秒だった。


王国の腐敗は往来する商人はたまた、地方の冒険者の証言により各国に知れ渡るのはそうかからなかった。


更に他国の政治的介入を避けるため法令を新たに敷いたため、各国の首脳は自国領の領主達に王国側からの人的要請を拒むように法令を敷いた。


この法令が効力を発揮したのはユーリスを排出した後だった。


後にユーリスの母国領は領主の一括により軍総出で探し回った。



各国の新法令により勇者の発掘が滞ったため、国王一派の1人サンチェスは異界からの召喚を打診する。


そう、過去には異界から優秀な勇者を召喚していた事実はあるものの、それは現国王の更に前初代国王の時代に使われていた、現在では再現不可能な程の技術だった為、失われた技術ロストテクノロジーとなっていた。


ユーリスを始末するタイミングでこの技術の解読まで至っていた。そして、彼を魔境へと飛ばした


そして近年中には召喚の儀が行われると国内に発表されていた。



後に暴かれる王国の汚職事件に宗教国の姫が関わっていると異端審問会は公に発表した。

そして姫は召喚の儀にて死亡していたと発表されているそして彼女姫は王国側の雇う裏稼業の冒険者により拉致されていたと公表される。


そして、ユーリスを殺害した面々は何事もなかったように王国に帰っていくのであった。









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