プロローグ
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僕の名前は、ユーリスブレイバー、そして国王より勇者の称号を授かった者だ。
そんな僕は、打倒魔王の為、日夜訓練に勤しんでいる。
そして、つい先日王都より北に位置し、徒歩で1カ月くらいで着く辺境としトリトン魔窟というダンジョンを攻略したばかりだ、今は国王より労いで休養中だ、だが僕はその期間にでも鍛錬を怠ることなかった。
今いるところは、王都より南東に3日程度の位置ある、長閑な村の村はずれにある訓練場に今はいる。
そんな俺のもとに、王都から使者が現れた。
そして使者から王様からの書簡を渡された。
内容は勇者称号の剥奪そして国外追放と記されていた。
僕は使者の後ろにいる人たちに心当たりがあった。
何を隠そう僕の勇者パーティの面々だった。
僕は使者に対し抗議した。
使者は難しい顔をしてこの勅命は覆らないと伝えた。
そこで僕は、使者の後ろにいる面々に助けを求めるが、面々は我関せずといった風な態度をとり僕を捨てた。
すると使者が、僕の代わりに勇者を招き入れたといい、更には僕よりも有能で益々魔王討伐に拍車がかかると説明してくれた。
僕は抗議の姿勢をとる、なんせ僕の力でトリトン魔窟ほかのダンジョンを攻略の足掛かりになったのは、半分以上僕のおかげだ。
なのに、僕より優れていると言うだけで、僕を左遷させるとか意味がわからなかった。
すると、勇者パーティので一人魔道士のリュカが僕に対し辛辣な意見を浴びせほかのメンバーも頷いていた。
更に抵抗するようであれば、この場で公務妨害で斬り伏せると使者に言われた。
僕は渋々、この勅命を聞き入れるしかなかった。
僕は、トボトボと荷物をまとめ今までお世話になったこの訓練場を後にしようとすると、使者が剣と宝具を置いていくよ命令した。
僕は反論した
「この道具一式は僕が汗水垂らしてダンジョンから入手したものだ置いていくなど出来ない!」
「その道具一式は次の勇者に授与される、其方に見合った代物ではない置いていけ、さもなくばこの場で処す」
「な、何をいっているんだ、僕が勇者になった際その道中で手に入った物品に関してはユーリスブレイバーの所持品とみなし如何なる場合があろうと、徴収しないと取り決めたではないか!」
僕はその証明の書類所謂王と個人の契約書を僕は出した。
使者は舌打ちをした。
そして右手を挙げた。
そして一瞬の間に俺は眩い光に包まれた
「う、僕は生きてあるのか、ここは…」
僕は今の現状を理解して愕然とした。
手荷物一式なかった、持てるものは自分の身そして僕の周りは木、木、木…
僕はここがどこなのか一瞬のうちに理解でき、何故ここにいるのかもわかった。
僕の元パーティメンバーの1人魔道士のリュカが得意とする強制転移魔法だそしてこの場所は魔族領と人族領の分岐場所それらを紐解く導き出されたのは魔幻森林というわけだ、
僕は現実を受け止めるしかなかった。