表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
記憶の欠片〜memory of past〜  作者: 黒川真琴
1/3

prologue

初めまして!

黒川真琴と言います。

初めて、なろう!に投稿するので

至らないところも多いと思いますが

暖かく読み進めて欲しいです。

また、軽くファンタジーやバトル、

過去と未来を行き来する可能性がありますが

楽しんで読んで下さい!

それでは記憶の欠片探しに

旅へと出かけましょう。

【ごめんね…僕もう生きていられないみたい。

あいつに最後までいいようにされて終わりみたい。

ごめん…××には迷惑ばっかりかけて…

でも、もうこれでおしまい…バイバイ。



俺の唯一の友達…】



誰かがそんな未送信メールを残し、

誰かがそれを見つけて涙した。

そして、ある一つの願いを託して

朽ちていった…。













この物語は

そんな朽ちた世界、

夢も希望も消え失せた世界で幕を開ける。









2117年。


ここは渋谷…らしかった場所。


「らしかった」と言葉を濁すのは、

比喩や強調をしたいわけではなく、

今ではその原型をとどめておらず

言葉を濁すしかないからだ。



昔…ちょうど100年前は、

「若者の街」と呼ばれており、

すごく栄えていて、

賑やかだったようだが、

そんな様子だった頃のことなんて

もう思い出せないほどに朽ち放てていた。


今ではこの街は

ホームレス-まーこんな時代、珍しくないのだがー

の巣窟だった。

俺もその1人…。

名前もなくただ、

誰かに産み落とされ捨てられ、

毛布にくるまっていたところを

誰かに見つけられ育てられ、

捨てられた。


こんな境遇の奴らはゴロゴロいるから

別に気にもならないし、哀れみもいらない。

そんなことを思う暇があるなら

…食料をください。













評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ