俺と自転車と風と
リア充滅(・∀・)滅滅滅!
ああ、どうも作者です。気にぜず、どうぞ
たかが自転車だぞ乗れないわけがないじゃないか。
頬を撫でる風がきもちい。
いやはや、自転車に乗れる日が来るとは思いもしなかった。
思えば小中高と徒歩バス電車だった俺は自転車など乗る機会もなかった。
意気揚々ネットショップセールの安売りでついつい自転車をポチってしまった俺。
衝動買い。届いた自転車は確かにかっこいいものではあったが、それを乗りこなすのは至難の技とも言えるものだった。
大体二輪でバランスが取れるわけがないのだ。立っているものは皆崩れる。
そんな自然の摂理に抗うことはいけないことなのだ。
という持論の元、ただのオブジェと化していたママチャリは今、絶賛大活躍中である。
抗ってこその人間だ。道具を使うのが人間だ。
しっかりとした足取り(車取り?)で職場へ向かう。
まあホントのところはこれも魔法なわけであるが。
原理は簡単。見時からの後ろに風を起こしてその風力で進んでいるのである。
なんか、イメージしたらできた。
魔法を使っててわかったが、魔法とはイメージすれば実現するものらしい。
これは楽でいいと思うが、しかしこれは楽ではない。
イメージすれば実現するということは、たとえば仕事も終わりという時に大量の仕事を運んで来やがる糞上司に禿げろ糞と祈ればホントにハゲるのである。
いや、もしかしたら糞になってしまうのかもしれない。
変態糞親父になるのかもしれない。これはとても恐ろしいことだ。
きっとその上司は土方の兄ちゃんとか探しまわるに違いない。きっとそうだ。
要は気を付けなければならないということである。
ところでもう一つ気になるのは、この魔法のエネルギーはどこから来るのかということである。
なにかが起こるときには必ずエネルギーが必要になる。
たとえば風が起こるためには気流が必要で、その気流を起こすのには熱エネルギーなんかが必要になる。
まあ何かしらの力が失われている感覚はないので俺にとってはどうでもいいが。
これだけでは自己中な男に感じてしまうかもしれないが、そうではない。
たとえば俺が今朝通勤手段として車を選んでいたとしよう。
そうすれば必ず排気ガスを排出することになる。
要するに俺は別にそんなゲスの極み人間ではないということだ。
不倫もしないし。まあ不倫も何も彼女すらいないんだがね。
だが今、俺なんかは確かにどこかからエネルギーを奪ってるかもしれないが、同時に奪っていないかもしれない。
俺は今案外やさしい人間なのかもしれない。
さあ全世界の女よ優しい俺に惚れろ。
更新遅いなって思ったらどついてください。
あなたのコメントが私のエネルギーです。
嘘です。私のエネルギーはサラミと枝豆です。