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異世界召喚

1話

皆さんは異世界召喚と言うジャンルをご存知だろうか?

その中でも数種類あり、

勇者として召喚

何らかの事故により異世界へ

全く関係ないのに勇者召喚に巻き込まれる。


など色々あるが



なぜそんな事を問うかと言われたら

今の俺の状況がその三つ目に酷似しているからだ、まずこの物語を語るためにその時の事を話そう。




_________________________________



俺はいつも通り、いいや何時もより早い時間に学校に到着していた。

共学の高校で、馬鹿もいれば頭のいい奴もいる、ばかけた人数通っているわけでもなく、普通の学校と言っていいほど特徴が無かった感じだ。


ガラガラッっと少し立付けの悪いドアを引き教室に入る。

生徒のほぼいない教室だが、自分を含めず4人程いた。

まず、クラスのイケメン君こと新城正樹、イケメン死すべしと俺のようなモテない連中から言われているが、実際話してみると人当たりは良く男女平等に扱っている感じだ、だが何か腹の中に黒い物を抱えてそうに思える(僻み)

新城を中心にして左右に2名、新城と俺の共通の友人である篝火浩二、反対側はクラスのマドンナと言われている早川蒼。


残りの1人はと言うと、クラスのヤンキー、五反田興毅だ何でヤンキーがと思うだろう、だがコイツ頭がとてもいいのである。学年TOP10の中には絶対に載るレベルなのだ。ちなみに1位は新城だ。



篝火が俺に気付き話しかけてきた。

「オッス、尾白井、今日は早いな」


尾白井は俺の事だ珍しい名字だと思う、よんでそのまま『おしろい』だ

尾白井 昴 でフルネームだ

「オッスオッス、お前こそ」


そう言うと、今日は数学の抜き打ちテストが有るらしいから新城と早川さんに教えて貰っていた、そうだ。

交友関係が広い奴はやることがちげぇ!そこにシビれる憧れ、ゲフン

それはともかく。

「教えないから抜き打ちなのになんで知ってんだよ」


「確かな筋からの情報だぜ旦那」

こいつ変なところにパイプを持ってたりするから、真偽は分からん。

警戒すべきだな

「んじゃ俺も勉強すっかなぁ」


新城、早川にも挨拶をし(五反田にもしたが無視された)

よく見ると五反田の勉強内容も数学だった。


席に向かおうとした時


教室の床1面が光り輝いた。

「うわっ、なんだ!」


よく見ると、魔法陣のような形をしている。円に六芒星、それによくわからない文字よくマンガでみるそれだろう。


魔法陣からの光が更に強くなり、目を瞑った。

_________________________________

「あぁ、巻き込まれてしまったのね可哀想に」

突如脳裏に流れた声、合成音声のような声で男女どちらなのか分からない。


「他の者の様に戦う力は世界からもたらされない、生きる術をもたらされない。可哀想に、可哀想に」


何を言っているんだろうか。


「ならあげましょう、授けましょう。歪みのない位の、崩れない程の、戦う術を、生きる力を」


「最後にもう一つプレゼントも付けてあげる」


「だから、楽しませて」

最後の言葉だけは女性の声に聞こえた。


_________________________________



「いつっ」

頭に痛みが走った、頭でも打ったか?


徐々に視界が回復して行き周りが見え始めた。


ほわい?

一言で言うと祠の中、そんな感じだった、床が大理石っぽいから金持ちの所有地かなにかか?


横にはあの時教室内にいた4人が横たわっていた。

立ち上がり一番近くに倒れていた篝火を揺すり起こそうとする。

だが上手く立てないし、立っても何時もより視界が低い、何なんだろうか?


「おーい篝火ー起きろー、なぁーおーいー」


すると篝火がもぞっと動きこちらの顔を見て。


「…… 誰だお前?」


…………はい?、どうしたんだコイツぁ!

「なんだ!お前友達の顔も忘れたってのか?あ?そんな薄情なやつなんて思わなかったぞ!つかさっきから一緒にいたじゃん!」



「友達なら顔を忘れるはずないし、それに『こんな美少女なら忘れる筈もない』」


ん?美少女そんなんどこに居るんだ、マドンナなら後ろだし、正面には俺しか? おれしか……


ポケットの中から携帯を取り出しカメラを起動、そして内カメラに切り替え自分を映すと。


そこには紛うことなき美少女が……



「なんでや!!」

某VRMMO小説に出てきた関西弁の人よろしく叫んだ。


もう一度見る、そこには紛うことなきr 夢じゃないのかぁ…



【速報】齢17にして銀髪美少女になったったwwwww



笑えねぇ…笑えねぇよ

よく見たら服ブカブカだし、視界が低かったのもこのせいか……


一人百面相をしていると放ったらかしにされてた篝火が


「ん、もしかして尾白井か?なんて」


「そうだよ!そうだよ!それでこそココロノトモー」


「あ、うんこの感じ尾白井だわ」

納得が言ったらしい


「取り敢えずみんな起こすか」


_________________________________


「それで、そこにいる女の子が尾白井くん?」

新城が今1度確認する、一度じゃ信じられないらしい。


「そうだ、正真正銘 尾白井昴だ」


ここまで来て一つ訂正しておこう、少女ではなく身長的にもう幼女だった。 なんでや…なんでや…

いっそぼんきゅっぼんとかにしてくれれば……




カツン、カツンとこの祠(仮名)の唯一の出口っぽそうな所から足音が聞こえてきた。1人ではなく大人数、その位分かるほど複数の足音が聞こえている。


とっさに警戒する、やばい連中に捕まったとかだと、このあと何されるか分からない。


1歩1歩と降りてきた人物

「良くぞおいでくださいました。この国の第二王女のアレクシアです」


お姫様だったようだ。



_________________________________



「アンタが俺等を連れてきたのか?」

ドスの効いた声、敵意を丸出しにしたような声で、今まで無言を通していた五反田が王女様に話しかけた。


「連れてきた、その認識で合っています。正しく言えば、召喚した。ですけど」


「召喚?」

早川さんが聞き返す。


「えぇ、積もる話はこの上でお父様、いえ国王様から説明があります。付いてきてください」

すると王女様は踵を返し階段を上っていった。


「篝火どうする?」


「怪しいが付いてかなきゃ分かる物も分からないからなぁ、尾白井お前こそどうなんだ」


「賛成だ、皆は?」


新城、早川さん共に頷き、五反田はフッと鼻を鳴らした、肯定と取っていいのだろうか。甚だ疑問である。


そうして5人で歩き始めた。


「へぶっ!」

ブカブカのズボンが絡み俺だけ派手に転んだ。先行き不安だ……

主人公 尾白井昴(おしろいすばる

友人 篝火浩二(かがりびこうじ

まどんな 早川蒼(はやかわ あお

いけめん 新城正樹(しんじょうまさき

ヤンキー 五反田興毅(ごたんだこうき


ルビの振り方よく分からないで取り敢えず

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