メッセージは唐突に?
いつからだろうか。
それが、恋になったのは。
___
禁夏と私は、似てる。と言われたことがある。
私自身もそう思うのだ。
夜冬、と禁夏。
心、と私。
人の死。
一つに二つ___ 。
あぁ、そっくりじゃないか。
だから、私は禁夏の事を気にかけていたし、その代わりそれ以上は無いと思っていた。
でも、違った。
私は禁夏に惹かれてしまったし、…それは、禁夏もだと…うん、思ってる。
彼女の瞳に私だけが写ればいいのに。
……なんて。
「…心。大丈夫か?」
話しかけられてはっとする。
気が付いたら思考が深くまで行くのも私の癖だ。
「あ…大丈夫だよ。気にしないで!」
「そうか…変な奴だな。お前は。」
「えー、禁夏ちゃん程じゃ無いよー。」
「む…そ、そうか?」
本気にしてる禁夏が可愛い。天然なところが可愛い。たまに見せる真剣な表情が可愛い。
全部、全部私だけの物だったら。
「…心、聞こえてるぞ。」
「…えっ。」
まさかそんな漫画みたいな事をしてしまうとは…。
「……可愛いやら自分の物やら…恥ずかしくないのか…お前は……。」
そうやって真っ赤な顔をして俯くのも相当可愛い。禁夏の行動にも原因があると思う。
「だって可愛いよ。好きな人を可愛く思うのは当然でしょう?」
そう言って意地悪く笑う。いつもこういう時に見せる禁夏の表情はとても可愛いのだ。
だから今日もその顔が見れると思ったけれど、珍しく禁夏は違う反応を返してきた。
にやり、と笑って私の耳元で囁く。
「 。」
……やっぱり禁夏ちゃんには勝てない。
不意打ちはずるいです。
「…大好きだよ。禁夏ちゃん。」
「…私は心の物、だから…心も私の物だ。大好き、だぞ。心。」
ごめんイチャコラさせたかっただけ。
不意打ちは卑怯なのです。




