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アイマイすぷりんぐ

中学生。

思春期真っ只中。

大人と子供の境目。

とにかく曖昧な時期。

恋なんかにも興味津々なお年頃。

かくいう私にも好きな人がいる。

可愛い、可愛い大好きな親友。

お察しの通り女の子…同性な訳だけど。

彼女はきっと気付かない。

今こうして並んで帰っている時も、私があなたを想っていること。

自分の気持ちに気付かされたのはいつだろう。

いつの間にか好きだな、って思うようになったんだ。

彼女は普通の女の子で、いつも話すのは少女漫画やらの事ばかり。

あのキャラがかっこいいだとか、こんな経験をしたいだとか。

彼女のそんな話題に付いていきたくて私も読んでいるけど、正直男には興味無い。

だって今はあなたが好きだから。

中学生らしくこの気持ちは曖昧で。

卒業する頃には薄れてしまうのかもしれないけど。

それでも、

あなたを好きでいていいだろうか。せめて今だけは。

(…まーまー楽しそうに語っちゃって。)

彼女は男の子が好きで、今まで何回も恋の話を聞いてきた。

その度に胸が苦しくなるんだ。

あなたの為の痛みであなたのせいの痛み。

叶わない恋、なんて。傷付くけど、辛いけど。

それすらも大切に思えてしまうのは。


曖昧だけど、短いけど、弱いけど、叶わないけど。



これが恋。

私が気付けたのも、あなたのおかげ。


(…あー、好きすぎる。うん。)




終わる気がしない恋も、幸せなんだと思う。




片思い百合おいしい。


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