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魔法使いの夢を見る。
あの子はいなくなってしまった。
私よりずっと小さいのに。
…思い出なんて無かったけれど。
泣けない自分に嫌気が差した。
笑える自分に吐き気を覚えた。
悲しいよ、今だって悲しいよ。
でもきっと、いつか薄れてしまうものだ。
そんな事を考えてずっとぐるぐるしてて。
呟く気もしばらくは無くて。
けど我慢できないでここに吐き出してしまった。
引く人もいるかもしれないけど。これが私にとっての解消法で逃げであって。
駄目だな。って思ってたんだ。
でも君は気付いてくれて、救おうとしてくれて。
……どれだけ、嬉しかったか。
だから私は言うよ。送るよ。
『大好き』『ありがとう』
こんなありふれた言葉しか言えないけど。
君の魔法で、確かに私は救われた。
……今日告別式だったから丁度いいかなって。
ありがとう。




