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夜は訪れる 続

「やぁ、こんにちは?」


声が響く。振り向くとそこには禁夏…いや、"夜冬"がいた。

珍しい、こいつが来るなんて。

「…何の用だ、夜冬。」

「さっすが心ちゃん!!一発!!」

そう言って笑う姿は禁夏とは似ても似つかない。

「このアパートで見分けられない奴がいるか?」

みんな良くお互いのことを見ている。二人を間違えることはないと思う。

それは私も同じだ。

「…で、何か用事があるんじゃないのか?また金の事か。」

「今回は違う。…あのさ、心ちゃん。」

真面目な顔をして何を語り出すつもりなのか。

「『くっだらねぇな…人間は』だっけ?何を思って、そんなことを言ったのかな。」

___聞かれていた。

こいつは一体いつから居たのか尋ねたい所ではあるが…

まず、この質問の意味だ。

そんな咎められる様な事だろうか。

それにしたって分からない。夜冬が言うなんて。

「あぁ、別に責めたりする訳じゃない。わちきだってその気持ちは分かるさ。…聞きたいのは、おたくの心境だ。」

何で夜冬に言わなきゃならないのか。

聞いてどうするつもりだ。

意味がわからない。

思うことは色々あったが、何故か私はそれに答えてしまった。

「…だって、くだらない。私は悪魔だ。否定されるのなんて慣れっこだし。…けど、けど。……あいつらには、認めて欲しいって思ってしまうんだ。あいつらだって本気で私を嫌いな訳じゃないのは…分かる。………でも、けど、だけど…っ!!」

嗚呼、吐いてしまった。

よりによって夜冬に。耐えられない。恥ずかしい。涙も出てきた。

いきなりこんな事言ったって夜冬も迷惑だろうに。

私なんて放っておいてくれて良かった。

見ない振りをしてくれれば良かった。

ふと、抱き寄せられる。…ここまで優しかったか、こいつ。

こんな状況でもそう考えてしまうのは性格上仕方ない。

「…ふぅん。そうか。」

そう言いながら私の頭を撫でてくる。

台詞と行動がおかしいんじゃないか。

ふぅんとか言いながら撫でるって…。

でも今はこの温もりに縋っていたい。だからつい抱きしめ返してしまった。

これは仕方ない。流れ的に仕方ないんだと自分に言い聞かせておく。

抱きしめ返した時に夜冬が目を見開いて驚いていた。

「…そんなに驚くことか…!」

「だ、だってあの心ちゃんだし!」

気に食わん。そこまでか、私は。

「悪いかよ…っ!」

涙目で夜冬を見上げる。次いで文句を言おうとまた口を開いたとき。

頬に何かが触れた。

一瞬だったがそれが夜冬の唇だと気付くのに時間はかからなかった。

気付いた瞬間顔に熱が篭る。

「なっ…おっ…まっ…!!」

自分でも顔が赤くなっているのが分かる。

どうしよう。どうしよう、どうしよう。どうしようたすけて何があったの何で何で待って

「…し」

「し?」


「しっっっっねぇっっっ!!!」

思い切り夜冬を突き飛ばす。

尻餅をついていたが知らない。無視してアパートの中に駆け込む。

熱い。熱い。夜冬が触れた所が熱い。



…収まれ…っ!







「ふっ…ははっ…っ!な…んだあの反応…っ!!は…っ!あの心ちゃんが真っ赤になって…っ!あははっ…っ!」







これから心さんが夜冬ちゃんを超絶意識しまくるけどそれはまた別の話_________。


ごめんほっぺちゅーが書きたかっただけ。

まだキャラ掴めてないかもしれないね。

とりあえず何が言いたいかと言うと夜心可愛い。夜心下さい。

そして心の底からごめんなさい。

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