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配属したお(´・ω・`)

この作品に登場する組織・団体・人物などは全て架空のもので法律や統計に関しては、一部実在のものを使用しております。 作品での世界は、近未来の日本です。


増加するいじめ・体罰等に対策する為に学校内において生徒会組織の一部の役員が「特別司法警察権」を文部科学省と法務省の決定で持たされる事になった。そういわれてもピンとこないだろう もちろん特別司法警察権を持つ役員は、検察庁・教育委員会・警察署・そしてこの特別司法警察権を持つ全国の中高の生徒会を管理する特別司法生徒会監察庁で専門の研修を受けなければならない ちなみに特別司法警察権を持てる役員は、会長・副会長・書記・庶務と規定されていてこれ以外のメンバーが逮捕等を行うときは、現行犯で連行し会長・副会長・書記・庶務が家庭裁判所へ請求した逮捕令状がないと逮捕はできないという決まりがある この制度は、フリースクールや通信制などでも同様である。


俺は、特別司法生徒会監察庁私立付属学園高等部「以下監察付属」の1年小樽純一 なぜこのの学校にいるかというとここは、フリースクールである 縛られるのが大嫌いで問題のある人や不登校経験者などにもチャンスを与えるために作られたのがここ監察付属だからだ。

法律に興味がある俺は、生徒会役員に推薦されて立候補した。生徒会選挙で副会長になり研修を受けさせられ晴れて司法生徒官(特別司法警察職員に認定され特別司法警察権を持つ生徒会役員のこと ちなみに手当てや報酬なども国家公務員の扱いなので降りる)

そして、ある一定の成績を収めれば警察署や検察庁に高校卒業後か大学卒業後に試験なしで希望すれば配属される)になった。 

学校に着いた俺は、生徒会に挨拶に行った。「失礼します。」扉を開けようとした時、中から金髪でロングのゴスロリの女の子が出てきた。「会長の高松・カラシニコフ・咲夜 ロシアとのハーフで17の二年 あんたには、装備品を渡さないとならないから中に入って」

「わかりました。俺は、小樽純一です。よろしくお願いします。」

「はいよろしく 早速だけど装備ね まず腰につける装備帯 それと手錠と手錠ケース 警棒と警棒ケースに後は、非常装備の拳銃 SIGのP232とそのランヤード(紛失防止紐)ね 拳銃については、ショルダーホルスターに入れて携帯するように 弾薬も6発渡しておく それと拳銃は、帰りにそこの武器ロッカーにちゃんと返してから帰ること 返すときに名簿と日誌に入れておくこと 最後に識別バッジね 校内ではちゃんとこれを付けること 無線機もあるからこれも常に持っておくこと」

まさか研修で銃と警棒と手錠の扱い方を習ったけど本当に使うことには、ならないことを祈るしかない 拳銃をショルダーホルスターにいれ黒のジャケットをTシャツの上から羽織チノパンに装備をベルトで取り付けてから俺は、聞いた。

「質問いいですか?」

「なに?」

「他にメンバーは、いないんですか?」

「そろそろ戻ってくるはず」

「ただいまーでござるwwwデュフwwwwwwww」チェックのシャツにジーパンでメガネの携帯をいじりながらいかにもオタクって感じな人が入ってきた。

「拙者は、wwwwwwwww秋葉wwwwwwwwVIPでござるwwwwww」「あの会長 それって本名ですか?」

「あぁー私がVIPって呼んでるだけで本名は、秋葉正義 彼の特技煽り・晒し・特定が得意で2ちゃんねるのVIPPERだからそう呼んでるだけで」

「そうなんですか・・・よろしくお願いします。」

「17の2年でござるwwwwwよろしくでござるよwwwwwwww」しばらくすると黒髪ロングでワンピースにジャケットのまともそうな女の子が入ってきた。

「あのぉ新入りの副会長さんですよね?私は、庶務の大和田おわた)(きら)14の二年です。」まともなのが来た。

「小樽純一16の一年です。よろしくお願いします。」

「よろしくです(ニコッ」

この学校は、特殊な構造をしているので生徒会は、中等部からで当選すると卒業までの任期らしい フリースクールなので高卒認定試験で合格を1年2年でしてしまい勉強しないでも卒業資格を得てしまうやつもいる。 役員は、皆門をモチーフにしたバッジをケースである手帳と一緒にベルトや服につけている。フリースクールとは言え多摩地区の大学だった廃校の建物を使っているため小さくはない 全校生徒は、200人ちょい(小中高を含む)

「では会長の高松から説明する この生徒会では研修で習ったとおりいじめの加害者・体罰を行った教師を豚箱にぶち込むことだ!」

「取締りとは聞きましたがぶち込めとは、習ってません。」

「同じことだ。巡回行くから皆準備! それと巡回は、広いからこの部屋の隣の備品室にある巡回用自転車を使うから」

「厨房煽り放題でござるwwwwwデュフwwwwwwwwwwwwww」

「VIPいつもみたいにして苦情入れさせないでくださいね。庶務として事務手続きめんどうくさいんですからw」

四人で装備室に向かった。装備室に入ると筋肉質の角刈りでタンクトップにカーゴパンツのおじさんがいた。

「おーっ君が小樽くんかよろしく頼む 俺は、司法生徒会担当の講師の敷島だ。元自衛官!」

「よろしくお願いします。」

「あ 一応礼服も渡しておかないと自分のロッカーにかけておけよ!これは、担当から渡すのが伝統だからな!」

紺色の警察官の制服のようなものを敷島先生は、渡してきた。

「ありがとうございます。」

基本礼服は、監察庁での会合など以外では使わない

「お前ら巡回しっかりなーっ」

そういうと敷島先生は、出て行った。

「大和田 自転車をそこのロッカーから4台出して」

「わかりました。会長」

そういうと大和田さんは、大きいロッカーを開けて吊り下げられているマウンテンバイクの様な車体で監察の刻印がされている後ろに大きいカバンがついている自転車を細い体で持ち上げてロッカーから出してきた。

サイズの調整を俺は、済ますと生徒会室と装備室のある一階から出口に向かい自転車を皆の後ろから押して行った。

外に出て乗りながら巡回をしていたらピーピーという無線の呼び出し音がした。

「職員棟より各役員、中等部A棟にて暴行を伴う単独のいじめが発生 至急保護に向かってください。どうぞ」

高松さんは、無線に対して「了解 直ちに保護に向かいます。オーバー」

「いじめ発生 場所は、一番端だから5分くらいかかるけど全員付いてくるように」

そういうと全員高松さんに続いて自転車の速度を上げて向かい始めた。

「被害者が女の子だったら許さないでござるよwwwwwデュフwwwwwwwww」

VIPさんは、気持ち悪い笑い方の後ニヤつき始めた。

「誰でもいじめや体罰はよくないから」

「厨房は、煽られても仕方ないでござるよwwwww」

「すぐそういうこと言わないんですよ」

大和田さんが怖い顔で睨むとVIPさんは、おとなしくなった。

現場に到着すると高松さんが「自転車の後ろのカバンに入っている防弾ジャケット全員装備! それと手錠と捕縄(手錠に結んで腰に手錠を固定する紐)準備!」

準備ができると手錠と捕縄を防弾ジャケットにしまってから全員「完了!」の一言で警棒を取り出し校内に入って行った。

そうするとすでに済んでいたのか加害者であると思われる男子生徒が講師と一緒に座っていた。

警棒を腰に全員戻してから大和田さんは、加害者だと思われる男子生徒から事情を聞いていた。

「ただ単におふざけみたいな感じだから逮捕は、しなくていいと判断しますが会長は?」

「同意します。」

「小樽くんと秋葉くんは?」

「俺は、任意で話し聞くだけでかまわないと」

「拙者もそれでかまわないでござるwwwwwwwwwwwwww」

厳重注意を加害者に済まし全員撤収した。生徒会室で報告書を書いてから明日の午前と午後のローテーションを決めた。

午前二人 午後二人でローテーションを組んで教室へ行ったり学校へ生徒会メンバーが何時に来るかを決める。

フリースクールだから決まった授業はない ちなみに今日は、俺が始めての活動日だから全員居ただけだ。

報告書は、夕方までかかり終わってから俺は、挨拶を済まし帰えろうとした。

装備を戻している途中に大和田さんが「もしよければメールアドレス交換しませんか?」そう話しかけてきた。

「別にいいけど」そういうとアドレスを赤外線で交換した。

「小樽くんどこずみなんですか?」

「三鷹」

「私も実は、三鷹なんですよw」

「じゃあ一緒に帰ろうか」

「本当ですか?とてもうれしいです。」

二人で帰ることにした。

立川でモノレールから乗り換えになるから1時間くらいの距離だ。

二人で他愛もない会話をし三鷹では、方向が別なので別れ今日の忙しい一日が終わろうとしていた。


つづく

下手ですがこれからもがんばるのでもしよろしければお願いします。

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