表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/2

プロローグ〜聖戦へ〜

WISP JOURNEYも続いてますが、

思いついたので書いてみました!

イスラエル王国 兵舎


「隊長、ピエール隊長!」


傷を負った兵士たちで陰惨な空気が流れている

兵舎で、若者の声が響く。


「エルガートか、よく戻った」


兵士たちの中心にいる、顔の傷が目立つ

初老の男性がそう答える。


「はい、隊長。二番隊で残ったのは、

 自分だけであります」


その青年も、鎧が傷だらけだ。

体にも傷を負っている様子だ。


「そうか、これで我々兵士軍も、72人と

 なってしまったのか………」


「あの…ヴァルキュリアは?」


エルガートが不安そうな声で聞く。


ヴァルキュリアというのは女兵士のことだ。

人数こそ少ないが戦闘力は

男にも引けを取らない。


「そうか、お前はヴァルキュリアに

 親しい者がいたな」


「ええ、レミネットです。自分の許嫁です」


エルガートは照れくさそうに言う。


「その者なら無事だ。先刻私の元へ報告に来た。

 何か辛そうな顔をしていた。

 側にいてやるといい。日暮れには戻ってこい。

 王から兵士全員に話があるらしい」


「分かりました。では、失礼します」


エルガートは勢い良く部屋を飛び出す。




宮殿 王室にて


一目見て王だと分かる雰囲気を

醸し出す男がいた。

彼こそ若き王、ソロモンである。

ソロモンは静かに呟いた。


「ついに始まるのだな、聖戦が…」

 

WISP JOURNEYと並行して書きます。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ