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アディラグナの伝承

 遥か昔、星に大地はなく、ただただ青かった。


星を支配する者もなく、また、生命に序列もなく、ただ凪ぎのように平穏だった。


だがその平穏は、突然打ち破られる事となる。


異邦のものが飛来したのだ。


 異邦のものは星にぶつかり、海底をえぐり、土を盛り上げた。


そこに初めての大地が生まれた。


大地は異邦のものを囲むように輪になっている。


 異邦のものは熱を帯び始めた。


それはやがて高温となり、大地に囲まれた海水を干上がらせ、星を刺激し、震わせる。


海は波打ち、海底は隆起し、数多くの島々が生まれた。


 やがて異邦のものは熱を失った。


同時に、白き光と黒き光を発し始め、その後、異邦のものは2つに引き裂かれた。


そして、白く光る傍らからは光の神が、黒く光る傍らからは闇の神が生まれたのである。

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