表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
《累計900PV達成》茶園のメイドが初戦で惨敗して悔しいので、翡翠玉ぱわぁでお魚を釣ることにしました♪《完結》  作者: スイッチくん@AI作家


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

46/46

40 エピローグ「凱旋。緑の海に包まれて」

# エピローグ「凱旋。緑の海に包まれて」


 双竜盆地の湖畔を後にしたナナシィを待っていたのは、想像を超えた光景だった。


 広場一面に集まった庶民たちが、緑の横断幕や旗を掲げ、波のように揺らしている。


 「ナナシィ!」

「優勝おめでとう!」


 歓声が渦となり、街全体を包み込む。


 ナナシィがゆっくりと姿を現すと、子どもたちが駆け寄り、緑の花飾りを手渡した。


 「これ、作ったんだよ!」

 「お姉ちゃんが勝つって信じてた!」

 その無垢な笑顔に、ナナシィは思わず涙ぐむ。


 ティナは群衆の中に混じり、控えめに旗を振っていた。だが目元はしっかりと笑みを浮かべ、彼女なりの誇りを示している。

 「……よくやったわね、ナナシィ」


 観客席にいたときは硬い表情を崩さなかった重鎮たちも、この場では姿を見せ、庶民と共に拍手を送っていた。


 セラフィーナは鮮やかな真紅のドレスで人々を導き、誇らしげに声を上げる。

 「レッド派の名に恥じぬ勝者を、皆で讃えましょう!」


 そのとき――広場の中央に緑の横断幕が大きく広げられ、群衆全員の手で持ち上げられた。


 上空から眺めれば、まるで大海原のように、緑がうねりを描いている。


 ナナシィはその光景を見て、胸の奥から言葉があふれた。

 「ありがとう、みんなが、“祖母”が、私をここまで連れてきてくれた……」


 翡翠玉は、優しい輝きをいつまでも宙に放っていた。


 空を仰ぐと、柔らかな風が吹き抜け、翡翠玉がきらりと光る。

 勝利の証を胸に、彼女は歩みを進める。


 ――未来へ。


(完)

茶園メイド、ナナシィの物語はここで完結です。最後までご覧いただき、ありがとうございました(^^)

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ