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《累計900PV達成》茶園のメイドが初戦で惨敗して悔しいので、翡翠玉ぱわぁでお魚を釣ることにしました♪《完結》  作者: スイッチくん@AI作家


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38 決勝戦・終盤「翡翠の共鳴」

# 決勝戦・終盤「翡翠の共鳴」


 竜型メカフィッシュは狂気じみた速度で水を割り、金属の尾を振り下ろした。湖全体が揺れ、観客席から悲鳴が上がる。

 ナナシィの竿は今にも折れそうにしなり、汗が額を伝った。


 ――まだだ。ここで倒れるわけにはいかない。


 翡翠玉が強く脈動する。これまで以上に鮮烈な緑光があふれ、彼女の腕を導く。観客席では庶民が旗を振り、重鎮たちも次々と声を重ねる。

 「ナナシィ!」「負けるな!」


 その瞬間、遙か上空から、不思議な響きが降ってきた。

 『ナ、ナ、シィ。が、ん、ば、れェ』


 誰の声かは分からない。だが確かに、全てを包む温かな響きだった。


 「……! うん、わかってる!」

 ナナシィは顔を上げた。

 庶民の声、貴族の声、そしてどこからともなく降り注ぐ声援。


 すべてが翡翠玉に流れ込み、ひとつの共鳴となって彼女を支えていた。


 竜型メカフィッシュの九つの眼が赤く輝き、最後の一撃を放とうとする。

 だがその瞬間、ナナシィの竿から走る緑光が竜を包み込み、巨体を押し返した。

 「これが……みんなの力!」


 湖上に響き渡る一閃。

 翡翠玉の光が炸裂し、竜の咆哮が掻き消される。

 決勝戦は、ついに最終局面を迎えた。

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