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第25話 学校で……

 「じゃ、行ってくる」


 俺はそう言い、ドアを開ける。

 今日から学校に行くことになった。


 ドアを開けるといつも通りルイナがいる。

 朝から幸せだ……。





 「おう、デートか?」


 教室に入った瞬間セトオギロが言う。

 普通にムカつく……。


 「違ぇよ」


 俺は自分の机にリュックを置く。


 「おはようございます」

 「おはよう」


 マユとラーサが俺たちに言う。


 そのときだった。


 『パリン!』という音が周囲に響く。

 窓が割れた音……!


 俺は窓を見る。

 粉々に割れていた。


 「君たち逃げるんだ!」


 タヌキの先生が廊下から叫ぶ。

 またタハかよ……。


 そう思いながら廊下に出ようとした。

 そのとき『うわああぁぁぁ!』って先生の悲鳴が聞こえる。


 セトオギロが走って廊下に出る。

 みんな表情がかたい。


 どんなタハなんだよ……。

 俺も急いで廊下に出る。


 血まみれの先生が倒れている。


 今度は教室から大量の悲鳴が聞こえる。

 教室を見ると、だいたいの生徒が血まみれになって倒れている。


 「なんなんだよ……!」


 俺の隣りにいた生徒が壁に背中を向ける。

 そして壁に近づいた。


 刀を抜き、震えた腕で構える。


その瞬間、その生徒の首が切断された。


 「……クソ……なんなんだよ……この邪気は……!」


 セトオギロが大量の汗を流して言う。

 他にもルイナやマユ、ラーサも滝のような汗を流している。


 また出た、『邪気』って単語。

 それはともかく、セトオギロがこんなになるってことは相当ヤバい敵がいるのか……?


 俺は刀を抜く。

 するとみんな刀の存在を思い出したようで、刀を抜く。


 「きーみが、アシトくんかーい?」


 俺の後ろから声。

 不気味な男の声だった。


 俺はその場から離れ、その方向に刀を向ける。


 そこには右頬に紋様がある男がいた。

 背中に刀をかけている。


 「君を殺せって命令が出てんだよね。悪いけど死んでくれるかい?」


 その男は低い声で言う。

 心臓に響きそうな声だった。


 そんなことを気にしていると、男は俺に殴りかかる。

 俺はそれを刀で止める。


 セトオギロが男の後方に回り、男に斬りかかる。


 「邪魔だな……」


 男はセトオギロを一瞬見る。

 その瞬間、セトオギロが吹っ飛んだ。


 なんでだ……! セトオギロは殴られてもないし、蹴られてもない……。

 でもなぜ吹っ飛んだ……!


 「よそ見は良くないね」


 男は俺の顔面を殴る。

 顔面に激痛が走り、俺はセトオギロのように吹っ飛ぶ。


 『風』だ……!

 殴られた瞬間『風』が俺を吹き飛ばした……。


 俺は壁に当たる。


 「なーんだ……意外と弱いな……」


 男は俺に左の手の甲を俺に向ける。

 黒色で『風』という文字が刻まれていた。

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