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第104話 VS花の操者

 「ちょっ、セトオギロ!?」


 俺はセトオギロを発見した。

 そばにはルイナもいる。


 でも、なんかセトオギロの様子がおかしい。

 肌も青紫色の部分があって、膨れ上がっている。


 霜焼けか……?


 俺はそこまで駆け寄る。


 「お前……大丈夫か……?」

 「アシト? どこ行ってたの?」

 「あとで話す。それよりセトオギロは大丈夫化か?」

 「わからない。なんか霜焼けしてるみたいだけど……」

 「霜焼け? あいつは『花』の操者(オペラトルス)じゃねぇのか?」

 「青い花びらに触ったらこうなったみたいで……」


 『氷の花』か?

 花の種類によって属性を変えられるのか?


 確かに、最初のあいつの攻撃は『爆発』だった。

 俺の前に急に花が現れて、それが爆発した。


 じゃあやっぱり、あいつは属性を変えられる。


 ……めっちゃ面倒くさいタイプじゃん……。


 「――あ、ムルノ! お前の能力で――」


 俺ら振り向いてムルノを見る。

 でも俺の声が出なくなった。


 ムルノは地面に膝をついていた。


 俺はそこまで本気で走っていく。


 「ムルノ……お前……」

 「大丈夫……、ちょっと疲れちゃっただけ……」


 喘いでるムルノ。

 かなり汗をかいている。


 「久しぶりに力使ったから……、身体がびっくりしちゃっただけ……。80年ぶりくらいかな……?」


 無理して笑ってるムルノ。

 俺はどうすれば……。


 「ちょっと私……、休憩させて……。『花』の操者(オペラトルス)は……、ご主人様……、お願い……」


 ムルノはそう言ってぐったりした。

 気絶したみたいだ。


 どうしよう……。


 ムルノを家に連れていくか?

 ここにいても危ないし。


 どうせ俺、『花』の操者(オペラトルス)と戦えなさそうだし。


 「アシトさん!」


 マユが俺たちのところに来る。


 「軽くでいいので手伝ってくれますか?」

 「俺? なんもできないと思うけど……」

 「いえ、斬りかかるだけでもいいのでお願いします」


 斬りかかるだけでもいいんだ。


 「……って、どちら様ですか……?」


 ムルノをガン見してるマユ。

 説明が難しそうだな……。


 「ま、まぁ、仲間だ! こいつは今はどうでもいいから気にすんな! よし、俺も行く!」


 俺はムルノをその場に残して、刀を抜いて敵に斬りかかる。

 敵はちょうどキイラの斬撃を防いでるとき。


 俺に気づいてないみたいだ。


 ま、ダメ元でやってみるか。


 俺は敵の首に斬りかかる。

 敵は寸前で俺に気づき、俺を見る。


 そしたら、俺の斬撃が敵の仮面に当たった。


 当たるんだ……。


 仮面が吹っ飛ぶ。

 そして敵は俺から離れる。


 敵の顔が見える。


 うん、普通の女の子だ。

 なんで顔隠してたんだろう……。


 「!」


 敵に斬りかかっていたマユの動きが止まる。

 なんか驚いてるみたいだ。


 「まさか……、()()……?」

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