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第10話 タハ?

 「ねぇねぇ! 今度またアシトの家に行っていい?」


 帰り道、ルイナがウキウキしながら俺に言う。

 なかなかないと思うぞ……女が好んで男の家に行くの。


 まだ小学生とか幼馴染ならいいよ?

 でもさ、俺ら知り合ってまだ二日目だぞ……


 「いいけど……」

 「よし! 今日は無理だから明日遊びに行く……」


 ルイナが話している途中、ルイナは上を見上げる。

 ……上……?


 俺も上を見る。

 ……影……?

 いや、誰かいる……?


 そんな事を考えていたら、ルイナが数歩下がる。


 なんでそんな事をする……?

 …………。……? ……!

 わかった! 上から落ちてくるから!


 なんでこんな簡単なことに気づかなかったんだ?

 ……って、俺こんなことしてる場合じゃないだろ!


 早く避けなきゃ……

 走って間に合うか……?


 いや、今の俺は鬼だ。

 多分避けれる。


 俺は自分を信じ、ルイナの方向に急いで走る。

 めっちゃ速い。


 そのおかげで、俺は上から落ちてくるものを避けれた。

 それは地面に落ちる。


 そこには目が身体中にある、人のようなものがいた。

 キモい……


 「なんでこのタイミングで……」


 ルイナは呟く。

 いや、誰だよ、こいつ。


 多分『タハ』とかいうやつだと思うけど。


 そのタハとかいうやつは、ルイナのに殴りかかる。

 ルイナは一瞬で刀を抜き、それでタハの拳を防ぐ。

 そしてルイナはタハの腹を蹴り上げた。


 タハは上に吹っ飛ぶ。

 ……ルイナ、かっけぇ……。


 ルイナは跳躍し、タハの身体を刀で切断しようとする。

 しかしタハはルイナを殴り飛ばし、俺に向かう。


 ……え? これ今から俺攻撃されるやつだよね?

 ヤダヤダヤダヤダ!


 戦いなんてやったことないよ!?

 どうしよう!


 俺は不意に手を前に出す。

 人間ってさ、危ないと思ったら手を前に出すよね?


 そんなことはどうでもいい。

 タハは俺に殴りかかる。


 しかし、急に俺の(てのひら)から炎見たいのが出る。

 炎はタハに向かって広がり、タハの身体は燃える。


 なんでだろう……俺は全然熱くない……

 タハはめっちゃ苦しそうな声を出して、地面に倒れる。


 三秒と経たないうちに、タハは動かなくなった。


 俺が殺したの……?


 「す、すごいね……!」


 いつの間にか俺の隣にいたルイナが、タハの燃えている死体を見つめて言う。

 別に俺の意思じゃない……


 「あんな一瞬でタハを……」

 「い、いや……別に俺は……」

 「すっごくすごいよ! 流石アシト!」


 すっごくすごい……。

 面白いな……

タハって名前、やっぱり面白いですね……

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