073:男女それぞれに戦場があるのでどっちが楽という事もない
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晩御飯のメインはローストビーフであった。小袖袴の料理上手が鉄蓋の下で蒸し焼きにしていた物だ。コレに、野菜とフルーツベースのジュレソースをかけていただくのである。
言うまでもなく大好評であり、付け合せのパンもサラダも併せて、早々に無くなった。
大男と禿頭傷のオッサンふたりは、自分の分として確保したローストビーフで晩酌へと入った。不寝番の順番が来たら教えてくれとの事だ。
その後、シェフ村瀬悠午はひとり露天風呂へ。
ゴーウェンとセントリオは酒、クロードは何やら主に申し付けられ魔法具である『人形の館』の中へ、ビッパは性別偽装した女子なので同席不可、という状況で、少年ひとりでの入浴となったのである。
「うーん、まずまず…………」
自分で作った風呂の湯加減を全身で感じながら、悠午は満天の星空を仰ぐ。
夕食の間に日は落ち、山道のある谷間は虫の声も無く静まり返っていた。
露天風呂自体をやや高所に作った為に、聴こえるのは風の音くらいのものだ。
(これ久しぶりにやったけど、金“気”で泉質弄らんとただのお湯だわな。この前のは、元の地質に影響されたか)
ちょっとばかり術式の反省をする小袖袴を脱いだ少年。
『叢雲の継承者』だ『史上最高の降魔士』だ『最強の人類』だと持ち上げられても、所詮は修行中な14の子供なのだ。
(そもそもオレだって五行術アレ付け焼刃もいいところだぞ。かと言って小春姉さんらに『波動』なんて教えられんし。他に適当な術もなぁ……。
藤先生に素人のお嬢さん方に半端な五行術教えたとか知られたら、オレ殺されやせんかな)
半笑いで途方に暮れているのは、日本で一番力を持つ家の跡取り候補である。
人品卑しからぬ鍛え抜かれた五体を誇るイケメン中学生。
思慮深く知識も豊富、好奇心の強さからあらゆる技術に手を出し高いレベルでそれを修め、過酷な鍛錬をこなし超常の術式を学び、この世の摂理を解しながらそこを曲げて信念をも徹す意志の強さを持ち合わせている。
村瀬悠午を知る政治家、権力者、各界の真の有力者は言う。
彼こそは生まれついての王。
全人類を束ねるに足る器である、と。
今は弟子のお姉さんの扱いに四苦八苦し、家に帰ってから怒られるかと怯えているが。
(いやまぁ、無理筋だってのは始めから分かっていた事だし、正直意味があるのかも分からん。
自衛手段が無いよりはナイフ一本分でもあった方がマシ……と思ってたけど、今となっちゃぁそれも労力やら精神的負担やらで収支はマイナスかも知れんね。
そも、イントレランス相手にナイフ一本じゃあかんだろ。最低限あの子供みたいなのを叩き返せる力量となると……やっぱムリっぽいなー)
想定される敵へ対処する為、“気”孔術や五行術を使えて最低限の戦い方が出来るように、という教育方針でやってきたが、今からでもこれを変えた方がいいじゃろか、と。
お湯の熱で茹だりながら、これまでに把握したお姉さん方の性格なども鑑み真剣に考え込む悠午だが、
考え過ぎて接近して来る者に気付くのが遅れた。
「んん……?」
先人に曰く、弘法は筆を誤り猿も木から落ち河童は川流れ。
悠午もまた、完璧ではない。油断する度に、どたまを対物ライフルでヘッショッされた時の事を思い出す。
問題にするべきはその後カッとなって1キロばかり離れた所にある高さ200メートルほどのビルの屋上にゴミ収集車投げつけた点であるが。
下手人のスナイパーはダルマ落としのように隣のビルの屋上に落ちるというウルトラCを決めたが、いや悠午も若かった。去年の事である。
そんな思い出が脳裏に去来する悠午であるが、状況は大分詰んでいた。
「おぉ…………お姉さんがた何やってんの?」
風呂の出入り口の方を見ると、そこには女性プレイヤー4人とアストラ国の王女がひとり。
加えて、全員がタオルのような薄布で最低限の箇所を隠しただけ、という半裸な状態だった。
なにやら嫌な記憶が蘇る叢雲本家の長男である。
「えへへ……お、お背中お流ししまーす」
「美少女美女美熟女取り揃えたハーレムプレイだぞ嬉しかろうこの野郎」
「『熟女』……いえそりゃ高校生くらいの子と比べればそうでしょうけど…………」
「『ハーレム』!? え゛? ハーレム?? ど、どこまでハーレム……するの???」
現役グラビアアイドルの力を見よ、と言わんばかりの前傾ポーズで巨乳と谷間強調の小春。笑顔が引き攣っているのでカメラマンにはダメ出し食らう案件。
タオルを巻いて仁王立ちポーズなので色気も何も無いジト目の並乳。科白こそケンカ腰だが顔が赤いので虚勢を張っているだけと思われる。
そんな小娘どもの中に混じる事となった若奥様。しかしまだイケるので問題無し。旦那とレスなので自信を無くしているだけだ。
扇動者の事前に聞いていない科白にギョッとしているのは、意外なサイズを手で隠そうと必死になっている隠れ目少女だった。妄想がドラッグレースのように加速してクラッシュして泣きそうになっている。
そして無表情なままの王女であるが、魔道の追及にカラダ張っているので化粧して香水も振って来ている臨戦態勢だった。なお処女である。
悠午の目は死んでいた。
こういう場合の対応メソッドは決まっているのだが、まさかこのお姉さんたちを昏倒させるワケにもいくまい。
動機も、実家の風呂に押しかけてきた女どもとは異なるだろう。
4対1というのも地味に分が悪い。
これはいったいどうしたものかと、考えあぐねて30秒ほど無言でいたならば、先に音を上げたのは色気に薄いジト目少女だった。
「寒い! てかなんか言えスケベ小僧!!」
「ああ……えーと……まぁ風邪引くのも拙いから温まりなよみんな。タオル浸けるのはマナー違反とか言わないから。ここにそんなマナー存在しないから」
着衣ならぬ着タオルのままどうぞ、とお勧めする気配りの少年。自身も下半身を隠しておく。
標高が高いので気温が低く、何をしに来たのか今一不明な女性陣も、いそいそと湯船に入っていた。既に一度は入浴して身体は洗っているのでセーフである。
「でなんなの? 仮にも嫁入り前の娘さんたちが何なの? 旅の空でその辺気を使っているんでお姉さん方も多感な時期にいる青少年の心理状態を考えて行動してもらいたいのだが」
「なんだよカワイイ女の子がエロい格好で一緒い風呂入るのが嫌な野郎はいないだろうが。文句あんのか」
男として苦言を呈さねばならないと悠午は思ったが、小夜子には牙を剥き出して威嚇された。
基本的に敵ならば男女を選ばないので、そろそろいっぺんこの女沈めておくべきかと思わなくもない。
自分をカワイイとか言うのはコメントを差し控えるとして、男が皆無条件に混浴を楽しめるワケではないのである。
「何事にも例外ってもんはあるよ……。背中流しに来てくれた? なら悪いんだけど、実はオレ風呂に乱入されるのとか、ちょっとした嫌な思い出があるんだよね。
そんなワケで、他のヒトに身体洗われるのとかあんまり好きじゃないのです」
難しい顔で唸る良いとこの御曹司。超人には超人としての立場による苦労が伴うのだ。
ちなみに目を瞑って女体対策しているが、“気”が見えているので特に困らない。
恥ずかしさを押した努力を無駄にされ、半裸のジト目は悠午にお湯をぶっかけていた。悠午は無抵抗でぶっかけられていた。
「叢雲のぼっちゃまは風呂でカラダ洗ってもらうくらい普通だろ。綺麗どころばっかり集めて立派なのを見せつけてるんちゃうんか」
「オレどこの王子さま? あとやめてもらえるか返答に困るゲスい言い回しは。言ったとおり基本風呂入る時はひとりだよ。むしろ誰も入れないように見張り付いてるし」
「それも凄いなぁ……。ホントにお金持ちの家の子なんだ。でもなんでお風呂に見張り?」
「見られて困るようなブツなんか??」
どこまでもタチの悪いオヤジのような事を言うジト目オヤジ少女。水中を覗き込もうとしたところを、悠午は両手水鉄砲で狙撃した。目に入って小夜子は発狂した。
「ご、ごめんなさい…………。そうだよね、好き嫌いはあるよね。男の子だって、みんながみんなそういうのが好きなワケじゃないよね」
「多分相当な猛者かよっぽど慣れてないと楽しめないと思うっス。生憎とオレは……女のヒトとハダカの付き合いをする経験は無いしね。うん、無いと言っていいはず…………」
ションボリする隠れ目少女に悪い事をした気になる少年だが、一番悪いのはジト目であろう。火力射程共に悠午に劣る事が判明したので、離れた所で恨みがましく唸っているが。
手加減はしたが、悠午の握力で圧縮された水鉄砲の威力は洒落にならない。なお水“気”は使っていない。使うとウォーターカッターと化すので。
「村瀬センセイって彼女いないの?」
と、ここで大真面目な顔で尋ねて来るのは小春おねえさんである。完全に単なるコイバナ好きの女子大生だ。
これに、青春ラブコメ好きの奥さまと、隠れ目JKが無条件かつ少々必死に食い付く。
だが、残念な事に生まれてこの方悠午にそういう経験は無いし、相手もいなかった。
「ウソぉ……村瀬くんモテるでしょ? 超モテるでしょ?」
「お前みたいなイケメンの金持ちが彼女無しなんて信じられるか。今まで何人喰ったんだよ」
「アンタらよく今までオレと旅が出来たよね…………。その理屈だと身の危険を覚えてくれないと困るんだが。今だってもう言っちゃうけどかなり際どいところが見えちゃってるからね?」
一応タオルで隠しているものの、日本で売られている物と違いそれほど厚くも丈夫でもない。パニックになると困るので悠午は見て見ぬフリをしていたが、実はかなり透けているのだ。上ならまだしも、見えてはならない下の部分がさっきからチラチラ見えているのが実情である。
何の因果か揃いも揃って美女美少女なのだから、もっと考えてもらいたいと切実に願う少年であった。
「いやーなんて言うか…………気にするのが面倒になったというか、気にならなくなったというか。
第一、村瀬くんがその気なら抵抗なんてできないくらい力の差があるワケだし、とっくにそういう事になっちゃっているだろうしね。
わたしとか逆に女として見られてないのかと思ってたよ」
「こっちの科白って気もするがなぁ今の状態は……。こう言っちゃ何だけどオレめっちゃ気を使っているからね? 実際みんな美人で可愛いんだからさー、もうちょっと気を付けてくれないとオレ以外の――――――」
ズボラな事を仰る女子大生に、お説教めいた事を物申す年下の少年。ナチュラルに褒めたりもする乙女の天敵だ。
そしてジト目のJKはというと、中途半端な特殊部隊のように顔半分だけ水面に出して仲間の背後に忍び寄り、
「そぉい!!」
「は………………ほぎゃぁあああ!!?」
小春の胸を隠していたタオルを、思いっきり下にズリ下げた。
日本全国の野郎どもを魅了し、某芸能関係者からは胸だけが取り柄と嫌味を言われた豊満なおっぱいが水面で大きく跳ね上がる。
嬉しいとか良いもの見たというより、悠午は罪悪感から難しい顔になっていた。
「今だかなみん! そいつのチ○コが勃起したか確かめろ!!」
「ふぇえええええ!!?」
「死ねぇえええええ!!」
「あっブブブ――――――――!!?」
ドヤ顔で初心な隠れ目少女に何を言い出すかと思えば、直後に怒れるグラビアアイドルに沈められるジト目の慮外者。戦士職相手に絶望的な接近戦である。
そして、小春はお湯から立ち上がった為に、隠す物が何も無いお尻を悠午に全て晒してしまっていた。
胸に続いて尻まで。滅多な事では動じない少年であるが、流石に困り切った諦観の面持ちだった。
◇
小夜子は溺死前に悠午が救助しておいた。仮にも純戦士職レベル30を超えた小春のパワーに、果菜実や朱美奥様では対抗できなかったのだ。
おかげでジト目少女も異性に全裸を晒す事となったが、もはや誰も同情できなかった。
「だがまぁ俺もちょっと気にはなっていたんだわ」
と言うのは、魚の干物を肴に酒をチビチビやっていた見張り番のゴーウェンである。
何の事やら、と悠午は擂鉢で木の実をゴリゴリひき潰しながら、オッサンの方に向き直っていた。
「どういうこと?」
「いやほら、男だったらこう……堪らなくなる夜があるだろうに。ましてユーゴはヤりたい盛りの歳だろうし。
コハルの嬢ちゃんなんかアレだ、あんな感じだろ? アケミは旦那がいるって言うからあんまりお勧めできんが、お互い合意の火遊びなら固い事は言わん。フィアは……どうだろうな、立場的に面倒だがユーゴが求めれば否とは言わんだろ、多分」
主語抜きのゴーウェンの科白だが、言わんとするところは不本意ながら悠午にも分かる。
男である以前に、そういう問題は人間である以上避けては通れない事だ。
かく言うゴーウェンも、実は町などではその手の夜のサービス業を利用する事が普通にあった。また需要があるからこそ、町でもそういうお仕事をする女性が絶えないワケだ。
悠午は年齢的には子供になるが、既に十分過ぎるほど大人の世界というモノを知っている。客の側、提供側、その実情というものも良くわかっていた。
ちなみに、どうやらベテラン冒険者のオッサンからすると、ジト目少女と隠れ目少女は幼過ぎてそういう対象ではないらしい。
仮に守備範囲内でも旅の仲間に手を出すのは問題が大き過ぎると経験上理解しているようだが。
「……お前さんは女を買うって感じじゃなかったから今まであえて誘わなかったが、どうなの? 我慢できなくなったりしないの? オッサンの経験上我慢は良くないぞ。こう……何かと余裕がなくなる」
「我慢も何も、そういうお店は利用した事ないしなぁ…………正直したいとも思わん」
「でもオメーそれじゃ溜まる一方だろう。こう言っちゃ何だがオマエほどのヤツが女も抱かずひとりで、ってのもなぁ…………格好が付かんというか。いや俺が口を出す事じゃないんだろうがなぁ」
「何を仰っているのか分からん事にしておくけど、オレまだそういう経験無いし今はそういう事考える気も無いから、お気遣いなく」
下の話ではあるが、割と真面目に語るオッサン冒険者。くだらない話に思えるが、この手の事は男の必須事項だし、とかく男女の性は大きな問題に発展しやすいと知っているのだ。
ところがどっこい、悠午から出てきたのは思いもよらぬ科白。
この世界では、14歳くらいなら男女の経験を既に終えている事は珍しくない。稼げる男ならまず間違いなく、初仕事の後は夜の女を買いに行くだろう。一流冒険者、『断頭』談。
だというのに、女に苦労しそうにない二枚目の少年が、まさかの童貞。
ゴーウェンは本気でビックリしていた。
「こっちに来る前に好いた女とかはいなかったのか? それにオマエなら女が放っておかんだろう? まさか……男が趣味とか……」
「誘われた事はあるけど……オレが好きなのは女の子だからね? 飽くまでも。
それとなー……確かに放ってはおかれなかったんだけど、グイグイ来られ過ぎてなんかもうそういう気になれなかった」
驚きのあまり悠午にあらぬ疑いをかけるゴーウェン。
実際、なんせモテるので野郎に愛を囁かれた事も人生で一度や二度ではない少年だが、その点では自分はノーマルであると主張しておくものである。
そして、なんせモテるので女性から愛を囁かれた事も人生で一度や二度ではない少年だが、その点でも悠午は難儀な経験をしてきたのだと主張するものである。
◇
悠午の生まれた家、村瀬家は『叢雲』という一族の宗家にあたる。要するにトップだ。
叢雲とは世界最強の武人の一族であり、血縁外の一門も集めれば世界最大の国家さえ凌ぐ権力を持つに至る。
悠午は、そんな家の直系男子。
正統後継者の資格は姉が持っているのだが、本人に全くやる気が無いので弟の悠午が跡を継ぎ、次代の『叢瀬蔵人』を襲名すると目されている。
平たく言うと、王子様のような立場なのだ。
故に、悠午には生まれた直後、将来の嫁候補、許嫁候補、婚約者候補が山ほどいた。
だが現実には、そういう相手は決められていない。祖父であり当代の村瀬二郎左衛門蔵人が、血で血を洗う有様となった悠午の嫁争いを見かねて、その一切を禁止したのだ。
悠午、そして姉の唯理の両親の結婚が荒れに荒れたのを見た故の事でもある。本人の好きにさせるのが一番と考えていた。
ところが、悠午の嫁に孫や娘を押し込んで宗家と縁を繋ぐのに命運をかける家は、そんな事では諦めない。
本人の意思に任せるというなら、悠午本人から嫁として求められれば良い、という結論となったのだ。
そこからはもう、少年の女難のスタートである。
4歳や5歳の男の子の風呂に乱入して何をしようというのか。寝ているところを忍び寄って来られても襲撃としか思わない。いきなり全裸になられてもヒトそれを痴女と呼ぶのだ。
それから逃げれば追ってくる、拒絶すれば泣く、執拗に婚約を迫る、と。
ある件で悠午が一生モノの負担を背負う事になると押し掛け嫁も数を減らしたが、それまでは散々だったように思う。
女性不信にならなかっただけマシというものだろう。
◇
「――――――なもんで、正直ハダカがどうとか見てくれがどうとか、もうどうでもいいわ。オレが嫁さんにしたいのは一緒にいてホッとするヒトかな」
「…………持てる者にも色々あるよなぁ。オマエもそうか」
話しているうちに思いっきり荒んだ顔付きになっている、小袖袴の少年。言葉遣いも同様。
オッサン冒険者は素直に同情した。苦労の仕方がヒトとは違うが、それもまた立場相応という事なのだろうと。
率直に言って、悠午は小春たちに友人以上の感情を持っているのは自覚している。何せまともに同世代の少女と交流を持った事がなかったので、状況はアレだが楽しいとさえ思う。
だがそれは、いわゆる恋愛感情に類するものではない。少なくとも、今のところは。
ゲームの様な――――――実際どういうモノかは知らん――――――この世界で、姉だか妹だか娘だか弟子だかみたいな事になってしまっているが、この関係が変わっていくのは惜しいと悠午は思っていた。
師としてはそれを恐れてはならない、と分かってはいる。厳しく鍛える上で、情や甘さといった要素は邪魔にしかならない。
だが、悠午という少年も、美人のお姉さんと友達になるのが嫌なワケではない、という一般的な感性は持ち合わせているのである。
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クエストID-S074:サブタイトル未定 1/14 20時に更新します。




