表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/2

竜猿三兄弟

 

「ヒャッハー! ついに見つけたぜ、キョーダイ!」


 そう言葉を発したのは、インド風の鎧に身を包んだ白猿だった。彼は筋斗雲と呼ぶ、雲の乗り物に腕組しながら立っていた。腰には愛剣サルノコシカケを提げている。

 白猿の戦士ハヌマーンこと、ランマー・ハヌマットは眼前の山に、首だけを出した孫悟空の姿を見つけると、筋斗雲の上でトンボを切り、喜びを表現した。

 筋斗雲の本来の所有者で、如意棒の持ち主。そして、果香山の王にして怪力無双の暴れん坊。それが、孫悟空という魔猿だった。

 彼らは、竜の如き強さを持つ神猿――竜猿族なのだった。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ