表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
4/5

第4章*導き*

ー○月○日(☆)

るかと別れる日。


嫌だ…別れたくない。別れたくないよ…。

でも、別れなくちゃ。離れなくちゃ。

今離れなきゃ、きっといつか…るかを苦しめる。

ごめんね、るか。

私は…るかが思うような女の子じゃない。

本当の私は…「***」だから。ー



るかはその最後の日記を読むと部屋を飛び出しある場所へと走っていく。

その場所は…はじめてめあを見かけた場所。

学校からの帰り道にある公園だった。


…ハァ、ハァ。


「…見つけた」


公園の中にある茂みを掻き分け1匹のうさぎに話しかけた。


「…君なら、めあの居場所…知ってるよね?…ケホッ」


「******」


「ごめん、何て言ってるか分かんないや」


「******、*****。」


「ん?」

るかが首を傾げた瞬間、意識を無くしその場に倒れた。



ー" ******、*****。 "


" 我と向かう、隠世(かくりよ)へ。 "ー



るかは少しして目を覚ます。


ーパチッ。


「ここは…夢の中?」


目の前の光景に混乱中である。

それも無理はない。

今見ている世界は人間界とは丸っきり異なる世界なのだから。


俺、どうなったんだ…?

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ