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羊飼いも山羊もいない  作者: 遊舵 郁
春はあけぼの
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【05】電子化されし言の葉

 入学して数日経ったある日。

 まだオリエンテーションが続いている時期の昼休みに文芸部部長の飯山先輩が私、井沢景のいる1年D組の教室を訪ねてきた。

 来週の水曜日の6限に「クラブの時間」があるから、それまでに仮入部届けを提出して、部室に来て欲しいとのこと。

 「クラブの時間」は部活動が単位として扱われる時間で、それがあるがために我が校の生徒は全員がどこかの部活動に参加しなければならないのだ。

 仮入部は1ヶ月間の体験入部で、入ってみて自分に合わなければ別の部に移ればいい、という制度だ。

 じゃあ、移籍先が合わなかったらどうなるか?という質問は誰もしないからまあ半分帰宅部みたいな幽霊部員の受け皿が学内のどこかにあるのであろう。


 その知らせは、部活勧誘会以来ずっと文芸部を見学しに行くきっかけを探していた私には僥倖であった。

 他の新入部員も呼んであるからよろしくお願いします、と念を押された。


 あの地味な勧誘姿勢で一体何人の新入部員が集まったかわからないが、とりあえずはA組の筑間さんという人がいるので、どんな人かは分からないけれど1人じゃないのは嬉しい。




 ついに、その水曜日の6限になった。

 私は遅刻しないように、私の教室のある棟とは別棟の3階にある図書室の隣の会議室を目指した。

 確かに「文芸部部室」と掲示されている。

 失礼します、とノックして中へ入ると会議用の大きなテーブルがある。

 その片側に今日も髪の毛がボサボサでメガネの松本先輩が座っており、彼に向き合う席にサラサラの黒髪の和風美人の生徒が座っていた。ツヤツヤの黒髪、羨ましい。私はくせっ毛なのだ。


「やあ、井沢さん、いらっしゃい。

 まだみんな来てないから筑間さんの隣にかけて待っていてよ。

 お茶でも入れるから」

と席を立つ。

「お茶は私がお入れしましょうか?」

というと、

「今日は顔合わせの日だからいいよ」

と手で制する。

 席に座って部室内を見渡すとテーブル以外には、その両側に合計8脚の椅子あり、壁一面に本が並んでいる。折りたたまれたノートパソコンが奥の「お誕生日席」の位置に置かれてある。

「本は部員が読み終えた本だから、自由に借りていっていいよ。そこの貸出帳に記録だけ残しておいてね。

 はい、お茶どうぞ。お菓子も食べていいよ。

 ここも教室なんだけどそれくらいは黙認されているからね」

と紙コップに入った熱いお茶を出される。

 ちょっとしたカフェというかサロンである。

「部費不足でパソコンは共用のものが1台あるだけで、ハードディスク内に今いる部員の作品のアーカイブが入っている。

 イントラネット経由でインターネットを使えるから、調べ物するのに便利だよ。

 文芸部のホームページもあって、そこでもアーカイブを読めるから是非見てみて」

 至れり尽くせりである。


 と話していると、隣の筑間さん、と紹介された女子生徒が、

「あの、初めまして。私は1年A組の筑間稜子(りょうこ)です」

と自己紹介をするので、慌てて

「こちらこそ初めまして。1年D組の井沢景です」

とこちらも自己紹介をする。



 気まずい空気が流れる。共通の話題を探す。

「先日の部活勧誘会、どうだった?」

「はい、なんとなく歩いていたら、中学時代の先輩からテニス部に誘われましたけど、もうテニスはやめました、と伝えたらそれでお終いでした」

 どことなくおっとりしたこの子も言う時にはきっぱり言うんだなあ、と妙に感心してしまった。



 そんな話をしていると、部室のドアが開く。

「お世話になります。1年F組の須坂(すさか)公太です」

と颯爽と自己紹介をする。


 他にも新入部員(候補)はいたのね。


 須坂という生徒は、背は男子としては低く、短くカットした茶髪でどうも文芸部の雰囲気にはそぐわないイメージである。

 おそらく幽霊部員になる気満々なのだろう。



 などと勝手な想像をしていると、松本先輩が

「いらっしゃい、須坂くん、待ってたよ。

 こちらが筑間さんと井沢さん」

と紹介してくれる。

「あっ、どうも、須坂です。よろしくね」

と軽く挨拶をしてくれる。


 なんとなく人懐っこくて憎めない。好印象だ。



 やがて、他の先輩方も三々五々集まって来て、セルフサービスで自分用のマグカップにお茶なりインスタントコーヒーなりを入れて、全員が席に着いたところで部長の飯山先輩が口を開いた。

「1年生の皆さん、ようこそ文芸部へ。

 これで全員が揃いました。

 早速、自己紹介といきましょう。

 まずは私から、3年で部長の飯山朱音です。

 『あかね』は朱色の朱に音です。

 読む本のジャンルは、主に純文学と詩です。

 書くのは主に純文学の小説です」

 見るからに可憐な文学少女であった。


 続けて、松本先輩が

「3年生で副部長の松本弥一です。

 松本は木の松に(ほん)で、弥一は弥生時代の弥、数字の一です。

 読むのは主にミステリーとサスペンス、書くのも同じです」

と自己紹介。


「松本先輩は受験勉強が大変なのに副部長の仕事もこなして、原稿も落とさない真面目な方ですよ」

と話したのは、2年生の性格キツそうな印象のポニーテールの先輩。


 彼女は続ける。

「次は私ね。私は2年生の中野律。『りつ』は法律の律です。

 読むジャンルは主にノンフィクションや論説です。書くのも同じですね」

と自己紹介をする。


 私の疑問を読み取ったように、松本先輩は解説する。

「彼女は文芸部では異質な存在でね。

 校内行事の報告を主に担っている新聞部ではなく、自由な言論活動ができるうちの部に入って積極的に原稿をあげてくれているよ。

 ちなみに、うちの部のホームページに逐次、彼女をはじめ部員全員の作品がアップされているから読んでくれると有難い」

 なるほど、そういうジャンルもありか。妙に納得する。

 昨年の文化祭の部誌「文芸・東雲(しののめ)」に掲載された中野先輩の論説は面白かったもんなあ。


 最後に小柄で茶髪の先輩が自己紹介する。

「私は2年生の岡谷奈津美。

 読むジャンルは本格ミステリーで、書くのも同じです」


 すると松本先輩が、

「岡谷さんは、京都の有名な国立大学の推理小説サークルに入りたくて、あの難関大学を目指している秀才だよ。

 特に理数系に強いから勉強を教えてもらうといい」

「やめてくださいよ、先輩」

と岡谷先輩は照れる。


 チャラそうな先輩なのに人は見かけによらない。失礼しました。

 でも、いいことを聞いた、私は理数系が苦手なのだ。


 上級生が自己紹介を終えたので、今度は1年生の番だ。

 レディーファーストということで筑間さんから

「筑間稜子です。筑前煮の筑に、あいだ、に、のぎへんの稜に子供の子です。森城中学出身です。

 好きなジャンルは純文学と一般文芸で、エッセイも読みます。

 今まで小説を書いたことはありません」


 続けて私が

「井沢景です。井は井戸の井、沢は簡単な字の方、景は景色の景。

 田水辺郡の伊那川(いなかわ)中学の出身です」

と挨拶する。


 すると、岡谷先輩が

「え?井沢さんって伊那川中なの?

 私は鯉美(こいみ)中学出身だよ」

と答える。


 鯉美市は伊那川町の隣で、隣の中学といっても過言ではない。

 途端に親近感を覚えてしまう。


「ありがとうございます。

 それで、純文学、ミステリー、SF、歴史小説、ノンフィクションなどいろいろ読みます。

 私も小説を書いたことはありません」


 最後に、須坂くんが自己紹介を始める。

「梅ヶ丘中出身の須坂公太です。

 須は急須の須、坂は坂道の坂、公はParkの公園の公、太は太いという字です。

 読むのは、純文学、ミステリー、サスペンス、SF、歴史小説、時代小説、ホラー、ライトノベル、エンタメ小説一般、ノンフィクション、なんでも読みます。

 それから、小説投稿サイトで小説を書いてます。

 最初に書いた長編の『終焉の戦乙女(ヴァルキュリア)』は完結していて、『Run and Gun』と『俺が創世した新世界に繁栄あれ!』は受験が終わってから連載を再開して現在も並行して連載しています。

 ペンネームは、全部カタカナで、サカスコータです。

 もしよろしければ皆さんに読んでもらいたいです

 よろしくお願いします」

 なんと、須坂くんは現役のネット小説家だったのか!


 松本先輩が尋ねる。

「ちなみに須坂くんの小説ってどのくらいの数の人たちに読まれているの?」

「昨日チェックしたのですが、だいたい1000万ページビュー(PV)です」

と、こともなげに答える須坂くん。


 岡谷先輩が尋ねる

「それって、1000万人が読んだってこと!?」

「延べ1000万人がアクセスしたってことで、実際読んでいない人もいると思いますけど」

 驚いた。最近はネットで発表された小説がそんなにたくさんの人に読まれているのね。


「ちょっと見てみてもいいですか?」

と飯山先輩が部室のノートパソコンで件の小説投稿サイトを探す。


 読むだけなら会員登録しなくてもいいようだ。

「サカスコータ」で検索すると、確かにアクセス数はすごい数だ。


 文芸部はあの控えめな部活勧誘で、どうやら期待の新星を引き当てることに成功したらしい。


 お互いの自己紹介も終わった後で、部活の活動説明を。


 全員出席が義務付けられている水曜日6限目には

・ 何か本を読んだらレビューを提出する(必ずしも毎週出なくてもいい)

・ 作品を書いたら途中書きでもいいからもってきて、テキストスタイルにしてUSBで提出。ペーパーレスで各自の端末にて読む。

・みんなでアドバイスや感想を述べて検討し、次週までに続きを書いてくる


 年間の大きなスケジュールと目標は、

・文芸部のホームページの作品アーカイブを充実させる。

・ 各学期(といってもうちは二期生だから前・後期)ごとに季刊誌「暁天(ぎょうてん)」を発行。(学内向け:電子書籍)

・ 文化祭には部誌「文芸・東雲(しののめ)」を発行し、販売。(一般向け:紙の本)

・ 各自、オリジナル原稿を各種新人賞に応募。入選を目指す。


 ということであった。



 私は部室内を見回す。


 部室なのに、大量の本以外、部活動の歴史を感じさせるもの、具体的には過去に撮影した写真や、部誌「文芸・東雲」のバックナンバーがない。


 そこで飯山先輩に尋ねた。

「あの、過去の部誌は置いていないんですか?」

「だいぶ溜まっちゃったから図書館の資料庫にしまっちゃいました」

「でしたら、過去の部員で撮った写真はないですか?

 昨年の文化祭で私がお会いした先輩が誰だかわかるかもしれないので」

と、さらに尋ねると

「ごめんね。うちの部はそういう雰囲気じゃないから写真を撮っていないの」

とのお答え。



 食器棚を見ると、タンポポの花の柄をあしらった可愛らしいマグカップが1つだけ残っている。

 席を立ってそのカップを見ようとすると

「あっ、それはダメ」

と飯山先輩から止められた。


「え?」

と私が怪訝そうに部長の顔を見ると

「それは取っ手が壊れていて、触るとまた取っ手が取れちゃうのよ。

 だからそのまま置いておいて」

とお願いされたので、

「あ、すみません」

と、謝るしかない



 私のせいでなんとなく部室内の空気が悪くなった。

 先輩方はロッカーからノートパソコンを取り出して、執筆に取りかかっている。

 

 なお、パソコンは本来であれば学校生活には不要な物なので、盗難防止も兼ねて部室にしつらえた鍵のかかるロッカーに入れておく決まりになっている。

 我々もまだ「今日から仮入部の扱い」ながら、空いたロッカーを割り当てられ、部室の鍵とロッカーの鍵を渡された。

 当然、自分のパソコンを持っていない部員もいるはずなので、学校のパソコン室が授業で使われていなければ使用できるように許可は下りている。当たり前だが、パソコン室の端末はインターネットが使えない。


 文芸部室の共用のパソコンだけはインターネットに繋がっていて、先輩方が使っていない時ならば私たちも使うことができる。

 私と筑間さんは早速、須坂くん、ならぬサカスコータ先生の作品を読む。


 へぇ~、これが世に聞くライトノベルかあ。

 今まで読んだことなかったけれど確かに読みやすいし、話の展開がうまい。これはジャンルの特徴ではなく須坂くんの技量によるものだろう。

 確かにこの水準の小説がタダで読めるならば、みんな読むわなあ。


 横で一緒に読んでいた筑間さんは純文学少女なので、

「私にはよくわかりません」

とポカーンとしているけど、仕方あるまい。



 パソコンに向かって一心に執筆をしている先輩の姿を眺める

 飯山先輩はLet’s note。

 松本先輩はMacBook Air。私と一緒でMac派なのだ(私のパソコンは父のお下がりのMacBook Pro)。

 中野先輩はいかにも似合っているモレスキンの黒いノートのメモを読みながらDELLの黒いノートパソコンで執筆。

 岡谷先輩は可愛らしいシールの貼られたVAIO。


 須坂くんは何やら小さなおもちゃのようなデバイスにカチャカチャ打ち込んでいるので後ろに回ってみて見ると、小さなノートパソコンのような機械だ。

 私は初めて見る。

「何それ?」

「あ、これ?ポメラっていう携帯端末。それにiPhoneでも書くよ。この2つならばいつでもどこでも書けるからね。

 外で書いたのを家のパソコンでまとめてるんだ。家ではiMacを使ってる」


 ふ~ん。

 この光景だけ見るとまるでパソコン部のようである。


 私もMac持ってきて書こうっと。でもまずはプロットからだけれど。



 ふと気になったので、

「そういえば須坂くんは、あのもみくちゃの部活勧誘会をどうやって乗り切って最後の文芸部までたどり着いたの?」

と尋ねると

「そんなの、簡単だよ。

 制服の上着を脱いで、こっそり出口側から入ったら最初に文芸部があった」


 抜け目ない人である。



 6限目終了のチャイムがなると、飯山先輩は

「一応、公の拘束時間はここまでだから、あとは自由に過ごすなり帰るなりしていいですよ。

 それから、もしよかったら自分用のマグカップや湯飲みを持ってきてください。

 日本茶とコーヒーと紅茶は部費で用意してありますからご自由にどうぞ」

と我々1年生に声をかけた。


 だからと言って、

「それじゃあ、帰ります」

と帰るのもあまりに態度が悪い。


 先ほどから部室の本棚にあった坂木司の「青空の卵」を黙って読んでいる筑間さんを横目にやりながら、「筑間さん、それ面白いよ、純文学じゃないけど」という言葉は飲み込んだ。

 私は再び共用パソコンを使って先輩方の過去のアーカイブを読むことにする。


 う~ん、Windows PCは使い慣れていないから厄介だ。

 なんとか文書フォルダにたどり着くと、いくつかのサブフォルダに分かれている。

 それぞれに名前がついているが、先輩方の名前ではない。


 これ、ペンネームで仕分けされているんだな、と思い、一番左上のフォルダをまず開けた。「左京小紅」先生の作品だ。

 最初にあるのは、「ある女の独白」という短編。


 ストーリーは「ある女」のモノローグで語られる。

 彼女は1人の男を愛し、それが理由で1人の女を殺した。

 犯行の隠蔽のために数々の隠蔽工作、偽の証拠など周到な準備をしてあった。

 計画はうまくいくはずだった。

 しかし、そこに現れたのが京都府警の女刑事。

 一見さえない風貌の女刑事は、次々に証拠や証言の矛盾点をつき、最終的にはその「ある女」が犯人だと見抜くのだが、最後に「ある女」が意外な人物であることが判明する、というどんでん返しがあって面白い。

 実にうまい倒叙トリックだ。

 

 ミステリーだから松本先輩か岡谷先輩のどちらかが書いたのだろうけど、京都府警が出てきて、ペンネームが「左京小紅」だから岡谷先輩で確定だろう。

 あとで感想を伝えよう。



 さて、次は何を読もうかな、と考えていると、松本先輩が

「じゃあ、僕はここまでで失礼するよ」

と帰り支度を始める。


 そうだ、3年生には受験勉強があるのだ。


「先輩、お疲れ様です」

と須坂くんが言うと、松本先輩は

「ああ、先に失礼するね。どうも勉強が間に合わなくてさ」

と答える。


 すかさず岡谷先輩が、

「松本先輩は、国公立大学の医学部を目指しているから大変なんですよ」

と補足する。多分、先ほどの意匠返しだ。


 へぇ~、文芸部だから全員が文系だとばかり思ってた。

 そういえば岡谷先輩も理系っぽいみたいだったなあ。


 すると、おもむろに筑間さんが本から目線を上げて

「松本先輩は、医学部志望なんですか?」

と会話に参加する。

 医者や医学部生はモテるとは聞いているけれど、まだ医学部志望って段階でまさか筑間さんが飛びつくとは思えなかった。イメージに合わない。


「ああ、高校に入ってから決めたんだけどね、おかげで随分と合格レベルのハードルを上げちゃったよ。

 もしかして、筑間さんも医学部志望なの?」



 しばらく間を置いて、

「はい。

 ですから、もしよろしければ、お時間のあるときに受験の準備のお話を聞かせていただけると嬉しいです」

と答える。

「もちろんいいよ」

と松本先輩は即答する。



「じゃあ、我々もお開きとしますか」

と中野先輩が提案し、その日は解散となった。

 筑間さんは貸出帳に記録を残して「青空の卵」を借りることにしていた。


 学年ごとに昇降口が違うので、自然と校舎内で先輩方とは分かれ、1年生3人で帰った。

 「青空の卵」は面白さ(ネタバレなし)の議論をしたり、須坂くんによる自作のあらすじ説明を聞いたりしていたら、すぐに2人とも地下鉄を降り、私は1人で中府(なかくら)駅の駅ビルの雑貨店に寄って、羊の絵の描かれたマグカップを部室用に買ってから帰宅した。




 翌日、放課後に部室に行くと、3年生の先輩方と須坂くんがいて、みんな執筆を始めていた。

 私は、昨日買ったマグカップを流しで一旦洗って食器棚に並べた。

 昨日そこにあったタンポポのマグカップは、なくなっていた。




(続く)

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