表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
羊飼いも山羊もいない  作者: 遊舵 郁
九月、祭りのころ
37/63

【33】暁の黄金(1)

 今日は文化祭の初日。

 私、井沢景はいつも通り朝6時半に目覚めた。


 昨日は一日中、体育祭だったのでとても疲れて、帰りの府島線の中でうっかり寝てしまった。

 幸いにも同じ伊那川中学出身の大町くんが一緒に帰ってくれて、伊那川駅に着く前に起こしてくれたので、乗り過ごさなくて良かった。


 帰宅してご飯を食べてお風呂に入ったらそのままベッドへ直行。

 朝までぐっすり眠れた。

 昨日、何かと走ったり踊ったりしたせいか、体のあちこちが痛い。

 まるでもうおばさんになったみたいだけど、日頃から運動不足なのだから仕方ない。

 

 疲れはまだ残っているけれど、鬼門の体育祭を終えた私は随分と気が晴れた気がして、昨日の朝より元気な気すらする。


 体育祭の話は両親に夕食の場で少しだけ話した。

 大町くんが腕相撲大会で頑張ったこと、男子も女子もクラス対抗リレーで優勝したこと、などなど。


 「で、景はどうだったのか?」と訊かないところがうちの親らしい。

 そういう優しさがとてもありがたい。

 この両親の元に生まれてきて本当によかったとすら思う。


 いつも通りに家を出て、伊那川駅へ到着する。


 今朝は大町くんの姿がホームにない。

 昨日は大活躍だったから、もう一本遅い電車で登校するのだろうと思う。


 昨日よりは少し空いている電車になんとか乗り込んで、中府駅まで辿り着き、地下鉄も何本かやり過ごしてから乗り込んで、途中から座れた。


 早速、伊坂幸太郎の「ホワイトラビット」ではなく、降りる駅まであまり時間がないから今日は文化祭のパンフレットを読むことにした。

 パンフレットは文化祭期間中の臨時売店や公式通販で定価200円で販売されるが、当然ながら在校生には配布される。



 まずは、我がクラスの演劇「Round Bound Wound」のページから。



 ☆1年D組:喜劇「Round Bound Wound」


 <概要>

 「劇団・津川塾」のドタバタコメディー「Round Bound Wound」を暁月祭にて上演します。

  会場が抱腹絶倒、爆笑の渦に包まれること必至!!

  ぜひご覧ください。


 <キャスト>

 ・井上役:上田清志  

 ・江神役:大町篤   

 ・和久井役:安住ひかり

 ・倉田役:小海由乃

 <スタッフ>

 ・舞台監督:川上裕二

 ・演出助手:井沢景

 ・音響担当:遠見有希

 ・衣装担当:羽村浩美


 (文責:川上裕二)




 「劇団・津川塾」のオリジナル上演時のポスターロゴの下に、川上くんの書いた概要文が載っている。

 川上くんにしてはおとなしめだな、とも感じたけれど、この演劇は作品自体が面白いので、過剰な宣伝文句など不要だと私も思う。

 流石は川上くん、よく考えている。



 続けて、文芸部の紹介ページから。



 <文芸部>

 文芸部では、文化祭にて、部員の作品を収めた部誌「文芸・東雲」を販売しております。

 純文学、ミステリー、戯曲、論説まで幅広いジャンルの作品を掲載しております。

 販売は学生棟2階の特設会場にて。

 1部300円です。


 部長:飯山朱音

 副部長:松本弥一



 (文責:飯山朱音)




 相変わらずの地味な紹介文である。

 

 部内では既に部長は中野先輩に変わっているのだが、ほとんどの文化部は文化祭が終わってから3年生が引退することになっているので、建前上の部長は飯山先輩のままなのである。

 事実、店番のシフトに3年生の先輩は率先して入ってくれている。


 他にめぼしい部活の発表は、、、、そうだ、今日はクイズ研究部の開催するクイズ大会「QUIZ ULTRA DAWN」に参加するんだった。


 クイズ研究部のページを見ると、



 <QUIZ ULTRA DAWN>

 今年も開催されます!

 暁月高校のクイズ王になるのはどのチームか!?

 3人1組、計30チームで争われる、クイズの祭典!

 参加される方も応援される方も、みなさん文化祭初日の16時に体育館へ集合して下さい!


 注)高校のカリキュラム範囲と一般常識からしか出題しません。(難問奇問はありません)

   チーム参加者、全員に回答していただきます。

   ・・・・・・・・・・・



 審査委員:吉田賢三(部長)

 司会:尾形剛志(副部長)

 アシスタント:安住ひかり(1年D組)


 (文責:吉田賢三)



 とある。


 あっ、すっかり忘れてた。

 これは困った。

 のんきに須坂くんと稜子ちゃんに負んぶに抱っこで済むと思っていたのが大誤算。

 お腹が痛くなってきた。



 気を紛らわそうと他の部活の紹介ページを眺める。



 あ、あったあった、去年もお邪魔した茶道部。

 女子部員がみんな和服を着てお茶を点てていて綺麗だったなあ。



 <お茶会>


 茶道部です。

 今年もお茶会を行います。

 どうぞお気軽にご一服下さい。

 

 会場:教員棟2階・和室

 程茶券:300円(和菓子付き)


 文責:相木真奈美(部長)



 私は茶道について全く詳しくないのだけれど、ああいう場って好きなのよね。

 去年も人混みに疲れてふらっと入ってみたのだけれど、お作法とかそんなに気を使わずにお茶とお菓子を美味しくいただいた。


 茶道部のいる和室は文化祭の喧騒から離れるオアシスなのではないかと私は思う。


 時間のある時に今年も行ってみようと。

 クラスだったら高岡さんとか好きそう。

 文芸部だったら稜子ちゃんと行くのもいいかな?

 誘ってみよう。




 地下鉄が降りるひとつ前の駅までやって来た。

 茶道部の下にあった落語研究部の紹介だけ読もう。




 <暁月寄席>

 今年も落語研究部は寄席を行います。

 落語・講談・漫才などなど。

 お題は来てのお楽しみ。

 皆様のご来場をお待ちしております。


 部長:赤月亭朝章、こと 長和章一



 

 以前、須坂くんに「らくだ」を見せてもらったことがあるけれど、途中までだったし、プロの噺家さんを見にいく機会もないだろうから、ちょっと覗いて行こうかな?

 須坂くんでも誘って。


 

 などと考えていたら、電車が降りる駅に到着したので、私は慌ててパンフレットを鞄にしまって電車から降りる。



 空調の効いた駅から外に出ると朝だというのにやはり若干暑い。

 でも雲が出ているせいか、今日は晴天だった昨日よりは涼しいかな?と感じる。

 天気予報でも今日はそれほど最高気温が上がらないと言っていた。



 長い坂道を一人でてくてく歩いて、学校へ到着する。

 正門の周りには今が学祭中であることを示す看板やデコレーションがいっぱいある。

 

 校門をくぐるとあまり人はいないが、一般公開日に訪れた昨年はたくさんの生徒が看板を片手に自分のクラスや部活の発表の売り込みに必死になっていた。

 今日は学内だけの日だから「客引き」はあまり出ないであろう。



 なんとなくワクワクする空気が漂っている校内を歩き、私は1年D組の教室へたどり着く。


 まだ、登校して来ている生徒は少ない。

 

 

 机を教室の後ろに片付けて椅子だけを並べ、教室前方には舞台装置が設置された「かつて教室だった」場所の中で私はパンフレットの続きを読む。




 高岡さんの所属している新聞部の紹介ページ。




 <暁月祭特集号>

 今年も新聞部は暁月祭の特集号を発行します。

 学祭期間中に毎日14時に各掲示板へその日のニュースをまとめた特集号を貼り出します。

 今年の暁月祭の話題をさらった特筆すべき発表やニュースがあれば、さらに号外も発行します。

 皆様、楽しみにして下さい。

 また、取材へのご協力をよろしくお願いします。何かあればご一報下さい。



 文責:大滝晴美(2年、副部長、副編集長)

 



 新聞部は学内向けの新聞を毎日発行かあ。

 高岡さんも忙しそうだな。

 それに、文責が高岡さんと中学の同級生だった大滝先輩になっている。

 きっと文芸部とは逆で事実上の権限移行がなされているけれど名目上の部長と編集長はまだ3年生のままでそれを正直に記載しているのだろう。



 他にめぼしい部活は、、、と私は体育館で発表する三つの部活を見つけた。




 吹奏楽部は文化祭2日目のお昼休み、合唱部は文化祭3日目のお昼休みにそれぞれ発表がある。

 どちらも、吹奏楽や合唱では定番っぽい曲と、今風のJ-POPやアニメの主題歌を織り交ぜて発表するようだ。

 吹奏楽部も合唱部も新入生歓迎会の時に演奏を聴いている。なかなか上手だった。

 お昼休みなら自分のクラスの演劇もないから観に行こうかな?



 体育館で発表する3つ目の部活は、私がかつて一度だけ部室を訪れたことのある演劇部。

 その時、対応してくださったのが、3年生で部長の桑村先輩だった。

 凛々しく綺麗な方だったが、まさかこの女子の先輩がこの学校の部活動を纏める部長連代表だとは後に須坂くんから聞かされるまで知らず、とても驚いた。

 部長連代表って、汐路団長みたいなバリバリの体育会系の人がやるんだろうと思っていたのだ。


 文化部の部長ながら、あのラグビー部も含めた体育会系の部活までも従えるその度量と統率力。

 それは、このパンフレットからも伺い知れた。




 <悲劇「彼の者は汝ら全てを憎む」>

 演劇部は今年もオリジナル作品の上演に挑みます。

 

 ・概要

 :舞台は中世ヨーロッパ。

  雪深き小国ルカーニの女王ルチアのもとへは、いくつかの隣国から政略結婚の相手としてそれぞれの国の王子たちが使節を伴って派遣される。

  母国を守るためにルチアは権謀術数の限りを尽くし、来訪した王子たちを互いに憎しみ合わせる。

  愛と憎しみの果てにあるものは?


 ・スタッフ/キャスト

  ルチア役・脚本・演出:桑村直美

  ・・・・・・・・・・・・・・・

  ・・・・・・・・・・・・・・・

  ・・・・・・・・・・・・・・・

  ・・・・・・・・・・・・・・・

  

  文責:桑村直美(部長)




 部長で主演・脚本・演出も全て自分ってどういうこと?

 あの美貌である。さぞや舞台映えするであろう。

 それに加えて、概要文を読んでいるだけで引き込まれそうな戯曲を書き、自ら演出までしてしまうとは!

 これは絶対に凄い舞台に違いない。


 演劇部の舞台は、文化祭の3日目、2年生のクラスの発表が終わった後でトリとして上演される。


 おそらく、2年生のクラス演劇には負けないという自負、それだけレベルが高いものを見せるという気概もあってのこの演目なのだろう。


 これは是非とも観に行かないと!!

 私は演劇部のところに二重丸をつけた。




 私は時計を見る。今、8時5分。

 まだクラスの集合時間まで少しある。

 文化祭のスタート時刻が9時で、朝のホームルームが8時30分からなのだ。

 少し文芸部の方を覗いてこようかな?


 販売ブースのセッティングについては「男子は体育祭で部活対抗リレーを走らないから、準備くらい僕と須坂くんでやるからいいよ」と松本先輩は言っていた。

 でも、二人が汗をかきながら準備しているのに私だけ教室でだらだら過ごしている訳にも行かない。



 私は文化祭のパンフレットを鞄にしまい、文芸部の販売ブースの設置される学生棟2階へ向かった。

 同じ建物の2階なのだからすぐに到着したが、やはり稜子ちゃんも手伝いに来ていた。


「気づくのが遅くてすみません」

と私は謝るが、

「いや、さっき準備始めたところだから」

と松本先輩は気にしないようにと笑顔で答える。


 もう机と椅子がセットされて、部誌の入った箱も運ばれて来ている。台車もある。

 そんな数分で出来るものじゃない。


 稜子ちゃんは2つの机に「文芸部」「文芸・東雲 定価300円」と書かれた紙を貼っている。

 須坂くんは一冊の部誌と何やら格闘しているようだ。


「須坂くん、どうしたの?」

と私が尋ねると

「ああ、なかなかカバーがつけにくくてさ。

 表紙に腰がないから」

とビニールカバーと部誌を手に持って答える。


「私、代わろうか?」

とビニールカバーと部誌を受け取ると、机の上でそっとカバーをつけた。


 普段から本にカバーをかけているから私は得意なのだ。

 おそらくビニールカバーも私がよく使っているのと同じメーカーのものだろう。


「凄い!」

と驚いたのが稜子ちゃん。

「私も苦手なんです」

とのこと。


 人には得手不得手があるんだね。


「せっかくなら見本誌があったほうがいいだろうってことで、部室保存用の部誌を持って来て一冊だけ試し読み用にしたんだよ。

 須坂くんのアイデアだけどね」

と松本先輩は答える。


 松本先輩も稜子ちゃんもお医者さん志望なのにそんなに手先が器用じゃないんだね。

 まあ、鈍臭い私からすれば3人とも十分器用だと思うんだけどな。



「あとは、お金関係だけだから、9時になったら中野さんが持って来てくれると思う。

 みんなありがとう。

 部誌を盗む人はこの学校にはいないだろうから一旦教室に戻ろう」

と松本先輩が声をかけて一時解散となった。



 

 教室に戻ると、もうほとんどの生徒が集まっていた。


 川上くんを中心にキャストが集まっている。舞台衣装への着替えも済んでいる。

 いけない、こっちでも出遅れた。


 顔の前で手を合わせて謝りながらキャストチームの方へ行く。


「ごめん。文芸部の準備を手伝いに行っていたから」

と謝ると

「いや、こっちは今集まったばかりだから大丈夫だよ」

と川上くんは答える。デジャヴュかな?


 キャストの中でも一人だけ緊張した面持ちの大町くんは私を見つけると

「井沢さん、マジで頼むよ、プロンプター。

 井沢さんだけが頼りだから」

と片手で私の顔を拝む。


 大町くんだけでなく他のキャストも口々に「お願いね」と私に告げる。


 みんな初めての経験なのだ。

 台詞を忘れることだってあるだろう。


 「Round Bound Wound」は上演時間が1時間15分あるので、午前中に2回、午後に2回上演するのが限度である。


 とりあえず、最初の2回は川上くんも舞台袖ではなく客席側から見たいということで私が舞台袖でプロンプターをすることになった。

 誰かが台詞を忘れたら小声で台詞を伝える役目だ。

 

 私は声が低いから客席まで響かないし、台本を見ながら読むだけだから簡単なお仕事である。


 私も文芸部のシフトがあるので、私がずっとプロンプターを務めるという訳には行かないので、川上くんが代わってくれることになった。

 川上くんは舞台監督として、文化祭の初日から3日目まで休み時間以外はキャストと一緒にずっと教室にいると決めたのだった。

 クラス対抗リレーの時も思ったけれど、川上くんは本当に責任感が強い。

 勉強もできるから将来は、弁護士とか裁判官とかそういう方向へ進んでくれたら社会のためなんじゃないかと思う。

 

 とりあえず、今日の午前中は私はプロンプターに専念する。

 文芸部の店番は先輩方と須坂くんと稜子ちゃんにお願いした。



 その後、打ち合わせしようと思ったが、沢野先生がみえたので、みんな椅子に座るなり、空いた場所に立つなりして形ばかりのホームルームをすることになった。



 沢野先生はいつもよりかなりラフな服装だ。

 ポロシャツにデニム。

 笑顔で皆に語りかける。


「おはようございます。

 皆さん揃ってますか?これでは出欠も取れませんね。

 今日から文化祭です。

 替えのきかない重責を担っている人も多いと思いますが、みんなで助け合って出来る限り文化祭を楽しんで下さい。

 私もこの高校の文化祭は初めてです。

 皆さんと一緒でとても楽しみです。

 羽目を外しすぎないように最後まで気を引き締めて、4日間を過ごして下さい。

 それから、これは例年の慣例ですが、文化祭中は校内での携帯電話の使用を許可します。

 ただし、マナーモードにして下さい。音が出てはお客さんに失礼ですから。

 何か困った時には私に連絡をして下さい。

 文化祭実行委員へは私の携帯電話番号を伝えてあります。

 それでは、9時までにすることがまだあると思いますので、私の話はここまでにします。

 何か質問がありますか?

 なければホームルームを終わります」


 それだけ伝えると、沢野先生は教室を離れた。


 本当に生徒との距離の取り方がうまい先生だと思う。


 早速、また川上くんとキャスト組と集まる。

 そのそばにいる羽村さんがみんなの衣装の最終チェックをしている。


 上田くんも緊張してきたみたいでやや表情が固くなった。

「小牧先輩が見に来たらどうしよう。

 中野先輩が見に来たらどうしよう」

などと謎の文言を呟いている。


 小牧先輩って昨日の借り物競走で連れてきた先輩かな?確かに綺麗だった。

 中野先輩?文芸部の中野先輩だろうね。

 後で中野先輩に「うちのクラスの演劇を観に来て下さい」と一声かけておいてあげよう。


 大町くんはどうやら腹を括ったようで、いつもの仏頂面に戻った。


 ひかりちゃんはいつもの通りにこやかで落ち着いている。

 台詞もきちんと頭に入っているから大丈夫なのだろう。

 先日の高校生のクイズ大会の予選でも逆境に強いことがよく分かったので、心配はしていない。


 昨日の体育会の女王・小海さんは、今日もいつもの笑顔のまま、緊張している上田くんをからかっている。

 彼女も強心臓だから心配していない。


 遠見さんは何度かBGMを流して音量を調整している。

 川上くんからOKをもらってホッとした模様。


 高岡さんはそんなみんなの姿をさっきから写真に撮っている。

 昨日の疲れが溜まっていないかな?と心配していたけど、顔色も悪くないし大丈夫そうだ。

 

 さて、もうすぐ、文化祭が始まる。

 私は柄にもなく胸が高鳴るのを覚えた。




(続く)

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ