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Staff Hero ― 支える勇者 ―  作者: 和泉發仙


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19/242

国境を越えて ― 砂漠の端で見る空

サンドイーグル隊が楔として残ったそのあと。

セルグレンに伴われたジージーたちは、

砂漠の端――エルビアンヌとの国境を目指します。


今回は、

「戦いの直後に、まだ泣く暇もなく歩かされる話」。

山羊隊・拳の残党との合流の“入口”と、

砂漠を抜ける前夜の静かな会話を描いていきます。


◆ 追撃の、終わりと終わらなさ


 どれくらい走ったのか、

 ジージーにはもう、よくわからなかった。


 砂丘をいくつも越え、

 乾いた谷を横切り、

 低い岩場へ身を滑り込ませる。


 太陽は頭上から少し傾き始めているが、

 熱はまだ容赦なく肌を焼いてきた。


「……そこまで」


 セルグレンが、

 岩陰でようやく立ち止まった。


「一回、息整えろ」


 ジージーはその場に膝をつき、

 杖を支えにしながら荒く息を吐いた。


「はぁ、はぁ……

 みんな……」


「全員、生きてる」


 サルーシャが、

 順番に顔を覗き込んでいく。


「ライル、肩は? 血は止まってる?」


「多分……多分止まってると思いたいです……」


 ライルは真っ青な顔で笑った。


 ほかにいるのは、

 サンドイーグルの若い隊員が二人、

 拳の隊から流れてきた女が一人、

 山羊隊の痩せた青年が一人。


 合わせて八人。

 戦場にいた数からすれば、

 あまりにも少ない。


(でも――

 ゼロじゃない)


 ジージーは、

 胸の中でそう繰り返した。


 ゼロになっていてもおかしくなかった。

 黄砂の矢も、砦の剣も、

 十分それを狙っていた。


 それでも、今ここに

 息をしている声がある。


「セルグレン」


 山羊隊の青年が、

 砂まみれの顔を上げた。


「ナジル隊長は……」


「見てねぇ」


 セルグレンはあっさりと言う。


「お前も見てねぇだろ」


「……はい」


「じゃあ、まだどっかで山羊を振り回してるかもしれねぇ。

 そう思っとけ」


 青年は、

 ぐっと唇を噛んで頷いた。


 そのやりとりを聞きながら、

 ジージーは自分の喉の奥が

 ずっとざらざらしたままなのを感じていた。


(隊長――)


 エイリアスの姿は、

 もう砂煙の向こうにも見えない。


 見ないと決めた。

 振り向かないと誓った。


 それでも、目を閉じれば

 肩に置かれた手の熱さと、

 「行け」と言った唇の動きが

 何度でも蘇ってくる。


「ジージー」


 セルグレンが、

 水袋を投げてよこした。


「飲め。ちびちびな」


「……ありがとう」


 水は、生ぬるいというよりぬるかった。

 それでも喉は、ごくりと嬉しそうにそれを受け取る。


「追っ手は?」


 拳の女――

 イレナの隊の一人らしい、

 短髪の女が訊ねた。


「さっきまで、黄砂の連中の声が……」


「今は、いったん切れてる」


 セルグレンは、

 岩の上に身を乗り出して周囲を見回した。


「砦からそう遠くない。

 あいつらも、深追いしすぎりゃ矢の届かない場所まで行っちまう。

 そこまで追うような命令は出てないはずだ」


「……あのグラドって男が?」


「ああいうタイプは、無駄弾撃たねぇよ」


 セルグレンは乾いた笑いを漏らす。


「“大物の首”はある程度刈った。

 あとは、逃げた連中が勝手に砂漠で死ぬように仕向ける。

 そのほうが楽で、見栄えもいい。

 そう考えるだろうさ」


 ジージーは、

 背筋に冷たいものが走るのを感じた。


(生き延びたほうが、

 “自然死”扱いにされる)


 玄人のやり方だ。

 前世でニュースで見たような、

 「テロリスト」だの「治安維持」だの、

 都合のいい言葉で人が整理されていく仕組みを思い出させる。


「だからこそ、こっちは勝手に死なねぇ」


 セルグレンが言う。


「国境まで行く。

 砂漠を抜けて、

 エルビアンヌ側の“まだまともな場所”に出る」


「……そんな場所、あるんですか」


 拳の女が皮肉っぽく笑う。


「“まだ”は、“まだ”だ。

 いつまでかは知らねぇ」


「でも、“今”はまだ、ってことですね」


 サルーシャが、

 その皮肉を上から包むように言った。


「じゃあ、“今”のうちに通り抜けなきゃ」


「そういうこった」


 セルグレンは、

 ジージーのほうを見た。


「行けるか」


「……行きます」


 足は重い。

 胸は痛い。

 涙は乾いても、目の奥はまだ焼けるようだ。


 それでも、

 エイリアスの「命令」は

 そこから一歩も動かない。


(生きるほうを選べ)


 ジージーは杖を握り直し、

 立ち上がった。



◆ 砂漠の端――揺れる境界線


 日が傾き、

 砂の色が少しだけ柔らかくなったころ。


 地平線の向こうに、

 “色の違う帯”が見えてきた。


「……あれ、何?」


 ジージーが目をこすりながら訊ねる。


 遠く。

 砂漠の金茶色とは明らかに違う、

 灰色と緑の混ざった筋。


「土だ」


 山羊隊の青年が、

 ぽつりと言った。


「砂じゃなくて、土」


「国境に近づくと、

 少しずつ土の帯が増えてくるの」


 サルーシャが補足する。


「シャール=ダン側の砂と、

 エルビアンヌ側の土との境目。

 “砂の端っこ”」


「……ほんとに、端っこなんだ」


 ジージーは、

 妙な実感を覚えた。


 ラインが引かれているわけではない。

 大きな塀があるわけでもない。


 それでも、足元の感触は確かに変わってくる。


 サラサラと滑る砂から、

 靴底にねっとりとくっつく土へ。


 乾き切った空気に、

 かすかな草の匂いが混じる。


「見張りは?」


 セルグレンが、

 周囲の丘を確認する。


「エルビアンヌ側にも

 国境警備の隊があるはずなんですよね?」


 拳の女が問う。


「ある。

 だが今は、砦に兵を回して手薄だと信じたい」


「信じたい、ね」


「信じるしかねぇ時って、あるだろ」


 セルグレンが肩をすくめる。


 そのとき――

 遠くで、かすかな笛の音がした。


 砂漠の風に紛れるような、

 短く、決まった節回し。


「……あれ?」


 サルーシャが顔を上げる。


「セル。

 あの音」


「ああ」


 セルグレンの表情が、少しだけ緩んだ。


「山羊隊の合図だ」


 次の瞬間、

 左手の低い丘の陰から、

 ひょい、と一人が姿を現した。


 薄いマントをまとい、

 手には小ぶりな角笛。


「やっと来たか。

 砂漠の負け犬ども」


 皮肉混じりの声。

 だが、その目には

 確かな安堵が浮かんでいる。


「ナジル隊長……!」


 山羊隊の青年が叫んだ。


「生きて……!」


「山羊はそう簡単に喰われねぇよ」


 ナジルは鼻を鳴らした。


「お前らこそ、

 よくあの地獄から抜けてきたもんだ」


「こっちは、

 楔にされかけた側ですけどね」


 セルグレンが

 疲れた笑いを漏らす。


「拳の連中は?」


「半分は逃げ切った。

 半分は……砦のほうだ」


 ナジルは、

 ちらりとジージーたちの背後――

 砂漠のほうへ目をやった。


「サンドイーグルは?」


「楔になった」


 セルグレンの声は短い。


 それだけで、

 ナジルには十分だったらしい。


「そうか」


 それ以上言葉を重ねず、

 彼は頭を掻いた。


「……イレナの拳も、

 連中は連れていけなかったようだ」


「向こうも楔か」


「かもしれねぇし、

 どっかで勝手に拳振り回してるかもしれねぇ」


 ナジルは、

 口元だけで笑った。


「ったく。

 山羊も拳も、蠍も、

 どいつもこいつもまともに死ぬ気がねぇ」


 その言葉が、

 妙にジージーの胸にしみた。


(“まともに死ぬ”ってなんだろ)


 前世でも、今でも、

 そんなこと一度も考えたことがなかったはずなのに。


「連合の残りは?」


 セルグレンが問う。


「ここから北東の小さな谷に、

 いくつかの隊が集まっている。

 レム翁も、拳の残党も」


「国境は?」


「そこを抜ける道は二つある」


 ナジルは、

 少しだけ真面目な顔になる。


「ひとつは、

 エルビアンヌの正式な関所。

 検問がきついが、

 通れりゃ堂々と街道を歩ける」


「もうひとつは?」


「廃坑道跡だ。

 山羊しか通りたがらねぇような、

 狭くて暗くて、崩れかけの穴」


 ジージーの背筋がぞわりとした。


「どっちも、一長一短だな」


 セルグレンが唸る。


「連中の顔ぶれを見る限り――

 “堂々と”は無理でしょうね」


 サルーシャがため息をつく。


「関所で名前書いてくださいって言われて、

 “サンドイーグル隊残党です”なんて、

 絶対言えない」


「言った瞬間に首が飛ぶ」


 ナジルも頷く。


「だから、お前たちに選ばせる」


 その視線が、

 セルグレンとジージーに向けられた。


「砂漠の端で、

 どっちの道を行くか」



◆ 夕暮れの谷で、残った者たち


 ナジルの案内で、

 彼らは少し北東へ進んだ。


 砂と土の混じり合う斜面を下った先に、

 こじんまりとした谷があった。


 大きな岩が、

 風雨に削られて作った天然の隠れ家。


 その中に、

 火がいくつか灯っていた。


「……こんなに」


 谷の中には、

 二十人ほどの人影があった。


 山羊隊の残り。

 拳の隊から逃れてきた者。

 それから、シャール=ダン本土からの古い兵士たち。


 皆、疲れ切った顔をしていたが、

 目にはまだ火が残っている。


「セルグレン!」


 谷の奥から、

 白髪まじりの老人が立ち上がった。


「レム翁……!」


 セルグレンが頭を下げる。


「生きておられたんですね」


「山羊に引きずられてな。

 あ奴ら、老人の扱いが乱暴だ」


 レム翁は、

 苦笑しながら近づいてきた。


「サンドイーグルは?」


「楔になりました」


「そうか」


 レム翁は、

 目を閉じ、短く祈るように黙した。


 ジージーは、

 その姿を少し離れたところから見ていた。


(“止めるために戦う”って言ってた人)


 エイリアスと同じ言葉を持っていた老人。

 その人が今、生きてここにいる。


 それなのに、

 隊長は――サンドイーグルは――


「君が、ジージーか」


 レム翁の視線が、

 ふいにこちらを向いた。


「あ……はい」


「エイリアス殿から、話は聞いている」


 ジージーの胸が、

 ぎゅっと締め付けられた。


「隊長……何か言ってましたか」


「“面倒な子を拾っちまった”とな」


 レム翁は、

 わずかに笑みを浮かべた。


「“止めるために戦いたい”などとぬかす、

 厄介な子だと」


「……そんな言い方しました?」


「あの方なりの、褒め言葉だよ」


 その言葉に、

 ジージーは思わず目を伏せた。


(そう言った)


 本当に、そう言った。


 あの戦いの前。

 焚き火の前で。

 エイリアスの背中に向かって。


「ならば、

 君にはまだ仕事が残っている」


 レム翁の声が、

 少しだけ厳しくなる。


「止めるために戦う者が、

 最初の戦いで倒れてしまっては、

 何も止まらぬ」


「……わかってます」


 ジージーは、

 大きく息を吸い込んだ。


「生きるほうを選べって、

 隊長にも言われましたから」


「うむ」


 レム翁は、

 満足そうに頷いた。


「ならば、ここから先――

 どの道を選ぶかは、君たちの役目だ」


「道、ですか」


「エルビアンヌの中に入って、

 “静かに潜る”道。

 あるいは、帝国側へ向かって、

 “より深い闇”の中を歩く道」


 ジージーは、

 思わずセルグレンを見る。


「帝国側?」


「国家平和理事会の“大元”だ」


 ナジルが、

 焚き火の向こうから口を挟んだ。


「北の帝国。

 表向きは整った法と豊かな街を持つが、

 その影で何をしているかは、

 砂漠にだって噂が届いてる」


「そこの内側に、

 ジージーちゃんを連れていくのは……」


 サルーシャが少し困ったような顔をする。


「正直、気が進まないなぁ」


「どっちにせよ、

 ここにいたら砂に埋まって終わる」


 セルグレンが、

 焚き火の火を見つめながら言った。


「“連合”は今日、

 まともな一撃を食らった。

 生き残りは散り散りに潜るしかねぇ」


「セル」


 レム翁が静かに問う。


「お前は、どうしたい」


「……」


 セルグレンは、

 少し長く黙った。


 ジージーは、

 その横顔をじっと見つめる。


 戦場ではいつも、

 冗談と怒鳴り声で場を回していた男。

 今はただ、

 ひとりの“選ぶ側”としてそこにいる。


「――まずは、

 砂漠を出ます」


 やがて、彼は言った。


「ジージーを、

 “砂の外の空”に連れていく」


 ジージーの胸が、

 驚きで跳ねた。


「その先で、

 エルビアンヌに潜るか、

もっと北を目指すかは……」


 セルグレンは、

 ジージーのほうへ視線を向けた。


「こいつに決めさせる」


「え、あたし?」


「お前の“止めたいもの”が、

 どこにあるかは、お前が決めることだ」


 セルグレンの言葉は、

 重いけれど、投げっぱなしではなかった。


「こっちは、そのための足と腕になる。

 それが、隊長から預かった“面倒な仕事”だ」


「セルグレン……」


 サルーシャが、

 少し感心したように目を細める。


「意外と、いいこと言えるじゃない」


「やめろ、鳥肌立つ」


 セルグレンが顔をしかめると、

 谷のあちこちから、

 かすかな笑いが漏れた。


 戦場の直後にしては、

 あまりにも小さく、弱い笑い。


 それでも、確かに「生きている側」の笑いだった。



◆ 砂漠を抜ける前夜


 夜。


 谷の上には、

 砂漠で見上げてきたのと同じはずの星空があった。


 ただ、どこか違って見えた。


(空が、近い)


 ジージーは、

 岩に背を預けて空を見ていた。


 砂漠の真ん中で寝転がって見上げた星は、

 もっと遠く冷たく感じた。

 今は、

 土と岩が熱を少しだけ和らげている分、

 星の光も柔らかく見える。


「寝ないのか」


 隣に、

 セルグレンが腰を下ろした。


「寝たら、

 何か全部終わっちゃいそうで」


「起きてても、

 終わってるもんは終わってる」


「そうなんですけど」


 ジージーは苦笑した。


「起きてるあいだくらい、

 “まだ続いてる気分”でいたいっていうか」


「……わからなくもねぇな」


 セルグレンは仰向けになり、

 手を頭の後ろに組む。


「怖いか」


「正直、

 怖くない瞬間が一個もないです」


 ジージーは正直に言った。


「砂漠も怖いし、

 理事会も怖いし、

 帝国も怖いし、

 “生きて決めろ”って言われるのも怖いし」


「俺も怖いぞ」


「え」


「怖くなかったら、

 とっくにどっかで死んでる」


 それは、

 前にエイリアスが言った言葉と

 ほとんど同じだった。


 ジージーは思わず、

 横を向いた。


「……似てますね、隊長と」


「やめろ。

 あんな真面目なやつと一緒にすんな」


 セルグレンは顔をしかめる。


「俺はもっと、

 卑怯で図々しくてしつこい」


「隊長も自分でそう言ってましたけど」


「なら、お似合いだろ」


 二人の間に、

 少しだけ沈黙が落ちる。


 やがて、

 ジージーがぽつりと口を開いた。


「セルグレン」


「ん」


「隊長の命令、

 まだ嫌いですか」


「大嫌いだ」


 即答だった。


「“置いていけ”って言われて、

 素直に置いていったこと、

 一生根に持つつもりだ」


「……でも、従ったんですよね」


「隊長だからな」


 セルグレンは、

 星を睨むように見上げた。


「死んだやつの命令ほど、

 頭の中でよく響くもんはねぇ」


 その言い方が、

 妙に可笑しくて、妙に切なかった。


「ジージー」


「はい」


「お前は、

 俺の命令は嫌いでいい」


「え」


「“嫌いな大人”の命令ってのはな、

 “それでも従わなきゃならないときだけ従えばいい”ってことだ」


 ジージーは、

 少しだけ笑った。


「じゃあ、

 すごく嫌いになっておきます」


「よし。

 その調子でいろ」


 セルグレンも笑う。


「明日、砂漠を抜ける。

 その先で、

 エルビアンヌの街を一つ見せてやる」


「街」


「砂と違う匂いがする。

 人の数も、声も、

 嫌になるくらい多い」


「……楽しみ、かも」


 ジージーは、

 ほんの少しだけ胸が軽くなるのを感じた。


 砂ばかり見てきた目に、

 別の色が映る。

 それはきっと、

 エイリアスが見せたかったものの一つでもあるはずだ。


(砂漠じゃない空)


 止めたいもの。

 止めるための杖。

 止めるために生きること。


 その全部を抱えたまま、

 砂の端を越えていく。


「セルグレン」


「なんだ」


「明日も、

 足裏のこと教えてください」


「……ああ。

 土の上の歩き方は、

 砂とはちょっと違うからな」


「“止めるために歩く”足の使い方、

 全部覚えます」


「じゃあ俺は、

 “逃げるために曲がる”路地を覚えさせてやる」


 二人の笑い声が、

 谷の夜気に溶けていった。


 頭上の星は、

 砂漠で見上げたものと同じはずなのに、

 どこか“次の空”の匂いがしていた。


 ジージーは、

 ようやく少しだけ瞼が重くなっていくのを感じながら、

 小さく呟いた。


「……隊長」


 砂漠の向こうの、

 見えない焚き火へ向けるように。


「ちゃんと、生きて選びますから」


 その言葉が、

 自分に向けたものなのか、

 エイリアスへの返事なのかは、

 自分でもよくわからなかった。


 ただ、

 杖を抱えた腕の中にだけは、

 確かな重みとして残っていた。


砂漠を抜ける直前の「谷」で、

生き残りたちの顔合わせと、

セルグレン&ジージーの前夜の会話までを書きました。

•ナジル&レム翁の生存

•連合残党の集結地点

•関所ルートと廃坑ルートという「二つの道」

•「どこを止めたいかはジージーが決める」というセルグレンのスタンス

•砂漠を抜ける前夜の、ちいさな笑いと決意


次回、第19話では

実際に国境を越え、エルビアンヌ側の街へ入り、

セルグレン&ジージーの“二人旅”の形がはっきりしていく回

として描いていきます。

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