第一 漫画家殺人事件
初めての投稿で、入力を間違えてしまいました(((^^;)
しかも、会話の途中で途切れてるし…
最後に書いた部分が更新しないまま投稿してしまうというアクシデント!
なかなか思うように書けませんが、読んでいただけますと幸いです。
なっ何だ?これは、現実なのか?
いや、夢だ…きっと夢を観てるんだ。
冷たい汗が、背中を流れる。
今すぐにでも、意識を手放したい。
切に願う、彰であった。
閑静な住宅地にあるマンションの一室で発生した殺人事件。
刑事二年目、役職は巡査部長の小野瀬彰は、大きなため息をついた。
目の前には、第一発見者の三人が言い争いをしている。
「皆さん、一人一人にお伺いしますので、お静かに」
事件を回つまんで説明すると、被害者は、職業、漫画家の皐月(三十八歳)が何者かに前頭部を鋭利な物で刺され、後頭部を強打した跡があった。
おそらく、机の角に打ち付けたのだろう。
彼女は、机の下に仰向けで倒れていたのを発見された。机の上には、書きかけの原稿があり、今時、珍しいアナログのGペン、インクが散乱していた。
部屋は、荒らされた様子はなく綺麗に整っていたので、執筆途中で襲われたと思われる。
リビングには、四人分のお茶の用意がされており、手作りと思われる焼き菓子があった。
咳払いをし「それでは、話をお伺いします」と彰は仕切り直した。
現場となった仕事部屋の隣のリビングには、三人掛けのソファーと一人掛けのソファーが二脚向い合わせで設置されていたので、彰と証言者一人が向い合わせで座り、残り二人は、三人掛けに座って待機する事にした。
杉田弥生の証言
「あなたと被害者の関係から、お話ください」
弥生は、少しふくよかな体型に、薄いピンクに猫のイラストがプリントされたパーカーにデニムパンツ姿、薄茶色のショートヘアの女性で、不規則な生活をしているのか、髪はパサつき、目の下の隈が目立つ。
「杉田弥生、二十三歳です。三年前から、先生のアシスタントをしてます」
「それでは、昨日から今日までの行動をお願いします」
わたし…疑われてる…
弥生の額には、うっすらと冷や汗が滲んでいた。
無理もない。第一発見者が疑われるのは、ドラマや物語りでもお約束の法則だ。
なるべく、落ち着いた声で話そうとするが、初めての殺人事件に恐怖心でいっぱいだ。
「きっ、昨日は、二十二時まで、先生と原稿を描いてました。先生が、後は表紙を書き直すだけだから帰っていいと言ったので部屋を出ました」
額の汗をハンカチで拭き終わると、両手で握りしめ膝の上に置く。
「玄関を出る時、明日はお昼頃来てね、と言われました。翌日、マンションのエントランスでそこの二人と合いました。チャイムを鳴らしても応答しないので、まだ寝ていると思い合鍵で入りました」
「合鍵を所持していたのは、あなただけですか?」
ちぎれんばかりに首を横に振りながら
「いいえ!三人とも持っています」
第一発見者の三人は、合鍵を所持していた。
これは、面倒な事件になったな…
彰は、大きくため息をついた。