前へ目次 次へ 18/22 身勝手な決意 私がいた日本は平和そのものであったし、戦争なんて大規模な戦いの陰もなく、たかがJKが強盗犯に刺される程度のものであった。国の再建というものの偉大さや苦労なんて、私には知る由もない。 でも、街を歩いていると、街道を歩く人々の顔が不安に満ち満ちている訳でもなく、むしろその逆だった。 でも、当の本人はそんなことはなく、険しい顔をしていた。 クソなっがい廊下を右往左往して、ようやく探していた人を見つけたが、彼は玉座の前で立ち尽くしているようだ。